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役に立つかどうかよりも、ドキドキするかどうか。苦手な数学から楽しい会話が生まれた読書会【11月の本で遊ぶじかん】

役に立つとか、効率がいいとか、そんなことばかり考えていると疲れてしまうことありませんか?

たまには役に立たないことや意味のないこと、訳のわからないものに溺れてみるのもいいかもしれません。

11月の「本で遊ぶじかん」は、まさに役に立たないことに溺れる時間となりました。今回の1冊は、「ぼくと数学の旅にでよう」です。

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この本は、フランス人数学者(youtuberでもあります)のミカエル・ロネーが、嫌われ者の数学を面白おかしく、そして深く伝えてくれる1冊です。

この本を片手に私たちは、数学の世界へと旅立って行きました。その旅の中には、様々なものが含まれます。

・土器に現れるレリーフのパターンは数学的に7種類しかない
・ウサギのつがいを数えるとフィボナッチ数列ができる
・円周率にはどんな数字の並びも必ず出てくる(必ず!)
・4色定理を証明したのは、人間でなくコンピューターだった

などなど。よくわからないけれど、気になる旅がたくさん繰り広げられました。

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(数学に真剣に取り組む参加者のみなさん)


そんな旅路の中で、最も役に立たない(?)話の1つが、ゼノンの考えたパラドクスでした。

「アキレスは亀に追いつけない」

アキレスより進んだ先に亀がいます。そして、アキレスはもちろん亀よりも速く進めます。この条件で、亀とアキレスが同時に走り始めたとき、アキレスが亀に追いつくのは時間の問題です。

でも、ゼノンはこう考えました。「アキレスは亀に追いつけない」と。

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(訳がわからなすぎて、笑えてきます)


どういうことかというと、スタートの瞬間、亀はアキレスより前にいます。なので、アキレスはまず亀がいまいる場所にいかなければなりません。そうすると、亀はその間に少しだけ前に進んでいます。そうすると、またアキレスは亀がその瞬間にいる場所にいかなければいけません。そうすると、また亀はその間に少しだけ進んでいます。またアキレスは亀が。。。。。と永遠にやっていくと、

アキレスは亀に追いつけません。

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(図を描いてみたり、言葉にしたりの試行錯誤が楽しい)


現実にはそんなはずないのですが、これが数学的に考えると確かにその通りだと言えてしまうのです。これが、ゼノンのパラドクスです。

このパラドクスの背景には、無限ってどういうものなのか。点に大きさはあるのか。そんな数学的な問題があります。

こんな話がどう実生活に役に立つかはわかりませんが、無限?点?なんてことを想像していくと、みたことのない世界が膨らんでドキドキしてきます。

そんな、非日常で、非合理なじかんをみんなで楽しむことができた「本で遊ぶじかん」でした。

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(数学の話で爆笑しています)


今回の本で遊ぶじかんも、答えを探すのではなく、その訳のわからない感じを楽しむ時間でした。面白そう!と思ってくれた人は、ぜひ来月の「本で遊ぶじかん」にぜひ遊びに来てください!

次回の遊びの時間は、こちらのpeatixからお申し込みいただけます。



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