「そういうことじゃない」と言えなかった朝、仲間がくれた愛に気づいた
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「そういうことじゃない」と言えなかった朝、仲間がくれた愛に気づいた

「めぐみがやりたいなら全然止めないけど」

そう話すSUGOIのCOOゆういちさんと、にこやかにうなずくメンバーのもものさん。この2人を見て私はこう思いました。

ああ、きっと2人は私が「自分で作業をしたい」気持ちがあるから
作業内容にすんなり納得できないと思っているんだな

本当はやらなくていい作業が生まれたと気づかなかっただけで、その作業をやりたいとは思っていなかった。

でも納得できなかった本当の理由は、言いづらい。

なぜなら2人の反応は、頑固者という私の性質を踏まえて、私が傷つかないように気遣いをしてくれた結果だと知っているから。

「そういうことじゃなくて、なんて言えない」

愛情と本音の板挟みが苦しいと気づいたSUGOI学生インターンのめぐみです。こんにちは。

SUGOIでは毎朝、メンバーみんなで顔を合わせて1日の作業内容を共有するミーティングがあります。そこではその日やる作業内容の共有に加えて、変更や追加事項についても確認をします。

先週の木曜日の朝のミーティングでは、今進めている案件の納品日が変わったこと、それに伴って作業分担を変えようという話が出ました。

「残っている作業はA、B、C、Dの4つだから、私(ゆういちさん)がA、B、Cをやって、めぐみにDをやってもらえばいいかな」

今ゆういちさんの言っている意味は理解できたし、分担もいいと思う。
でも、元々私がやる予定だった作業は4つの中に入っていないのでは?

後々、話していくうちに、やる予定だった作業はAの中に含まれているから私はやらなくていいと気づいたのですが、当時は会話だけでこの作業の重複に気づくことができませんでした。

だから私は、2人にこう聞きました。

「Eの作業がまだ終わっていないので、それを私がやった方がいいですよね?」

でもゆういちさんともものさんは、想像よりはるかにキョトンとした顔をしている。

ん?私が考えている内容と2人が考えている内容、なにが違うんだ…

と私の頭が混乱している最中、ゆういちさんがこう言いました。

「EはAの中に含まれているから、私が一緒にやるよ」

あ!!!!!!!!!!!

ちょっとずつ噛み合わないと感じた5分間は、私が作業内容の把握をできていなかったために生まれていたのです。

混乱が収まって安心するのも束の間、そのあと聞こえてきたゆういちさんの一言が、私を再びもやっとする時間へ連れ出しました。

「めぐみがやりたいなら全然止めないけど」

そう口にするゆういちさんの隣の画面で、もものさんがにこやかに首を縦に振っていました。

私は一瞬で分かりました。この言葉が画面の中にいる2人の愛情だということを。

私は何も言えませんでした。

本当は、やりたい作業ができなくて納得していないのではない、
2人の予想とは違うところでつまづいていた、と言いたい。

でも、私が「そうじゃなくて」と今ここで言うことや時間に
意味はあるのだろうか?

2人からの愛情を想像すればするほど、本心を伝える勇気は萎んでいました。

せめて「ありがとうございます」と受け取るくらいしなければ

そう思っているはずなのに、そっと受け取る言葉すら言えない。

「そうですね」

ミーティングで言えたのは、この一言だけ。

2人の愛情を受け取ることも、本音を伝えることもできなかった

後に残ったのは、そんなどっちつかずな自分に対しての嫌気でした。

愛は送られるだけじゃ、愛じゃない

私は、負けず嫌いです。

「負けず嫌い発揮してるね」と言われることもあるし、小さい頃から上手くいかなかった経験が自分の原動力になった自覚もあります。

そして、SUGOIのメンバーも私の負けず嫌いさを理解して接してくれる瞬間が多くあります。

先ほどのゆういちさんの言葉(「めぐみがやりたいなら全然止めないけど」)もその一つです。

「きっとめぐみがやりたいと思っているから、その気持ちを傷つけないようにフォローしよう」

そんな愛が詰まった言葉だと私は思っています。

でも、このとき私が会話に乗り切れなかった理由は、作業内容を理解しきれていなかったからです。つまり、負けず嫌いとは違う理由で会話が引っかかっていた。

でも、ゆういちさんともものさんは、作業分担にすんなり納得できない私を見て、「あ、めぐみのいつもの性質が出てる!負けず嫌い!」と予想して、優しく言葉を送ってくれたのだと思います。

SUGOIで大切にしている価値観の一つに「愛」という概念があります。愛の意味は「安心・安全な場所をつくること」です。

ただ、安心・安全な場所を1人でつくるには、長い時間とたくさんの体力が必要です。

たとえAさんが1人でつくり上げたとしても、他の誰かであるBさんが訪れた時に安心・安全な場所ではなくなる可能性もあります。それは、最初につくったAさんにとっても、後から訪れたBさんにとっても安心・安全ではなくなる可能性です。

だからこそ、愛とは送り手と受け手の両方が存在しければ生まれないと、私は思っています。まるでキャッチボールのようなイメージです。

送り手は愛を送りっぱなしではなく、相手にちゃんと受け取ってもらえるように送る。受け手も受け手で、ただ突っ立って愛が飛んでくるのを待っているのではなく、ちゃんと受け取るぞ!という気持ちで愛を受け取りに行く。

そんな風に送り手と受け手がいて、両方が自分なりに考えて能動的に動いていること。それが、本当の愛が生まれる条件ではないでしょうか。


思い返せば、作業内容の共有でゆういちさんの言葉にそっけない返事しかできなかったとき、私はゆういちさんともものさんからの愛を受け取れなかったのです。

「めぐみは負けず嫌いな性質だから、こういう言葉をかけた方がいい」と2人が送ってくれた愛のボールを、私は受け取ることもなく、ただ見つめていた。

でも2人の気持ちはよく分かる。感謝している。だから受け取らなければいけない。自分でもそれは分かっています。

じゃあ、次にまた2人が愛を送ってくれていると感じたとき、私はちゃんと受け取れるのか?と言われると、全く自信はありません。

今回と同じように、気の利いたことすら言えず後悔してしまうかもしれない。もし今回よりはちょっと何かできたとしても、不格好で下手くそな受け取り方しかできない気がしています。

だからこそ、愛を受け取るには経験を積むしかないと思うのです。ある日突然できるようになるものではないからです。

転んで傷だらけになっても、思うように動けない日がやってきても、愛を受け取ろうとしてみる。時には自分も愛を送る側になって、誰かに受け取ってもらう経験をしてみる。

その積み重ねで、愛を受け取れるようになる。そしてその先に、愛がどんなものだとか、自分にとってどういう価値があるのかも見えてくる。私はそう信じています。

だから愛にもっともっと、触れていきたい。そう願った木曜日のお話でした。

以上、今週の「ど素人インターンがみたクリエイティブカンパニー」でした!

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