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禁酒法から学ぶべき教訓 僕らの学習帳 vol.093

1920年代に、アメリカでは禁酒法という法律がありました。全国でお酒の販売を禁じたものです。こんな法律がなぜできてしまったのか。それは、国民の生活に負の影響をもたらすアルコールを根絶しようという考え方でした。

当時のアメリカでも論争はもちろんあったようですが、禁止することでお酒を飲む人がいなくなり、アルコール依存やアルコールがらみの暴力事件などが減っていく、そう考えたのかもしれません。

その考えの通り、お酒の消費量が半減したりとポジティブな効果は確かに存在しました。しかし、それだけではありませんでした。


アルコールを禁止された世の中にも、どうしてもアルコールを飲みたい人が存在します。その人たち向けに、もぐりの酒場や密造酒の製造、違法のお酒の売買、それを取り仕切るマフィアの急成長など、お酒を禁止したことで、裏の世界がにぎわってしまうようになりました。

この禁酒法は、結果的には1933年に廃止されます。そして、アメリカでは、2度と制定されていません。


アメリカがやってしまったことは、他の国だけでなく、私たち自身もやってしまいがちな間違いです。目の前の問題を解決しようと単純な手を打つことによって、全く別の問題を発生させてしまうというものです。

自分は目の前の行動や問題に対して、適切にコントロールできると、自分の制御能力を過大評価しがちです。そして、その過大評価に溺れてしまうと、予測外のことを予測できないどころか、問題を悪化させてしまうことすらあります。

既存の知識によりかかりすぎないこと、自分のコントロール能力を過大評価しないこと、言い換えるならば、未知のものに直面できることが、とても重要になってきます。



今回の僕らの学習帳は、「無知の技法 不確実な世界を生き抜くための思考変革 」のCHAPTER3「「未知のもの」の急成長」から、お話ししました。

今回の話について、もっと詳しいことを知りたい人は、動画・音声をぜひ聞いてください。

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