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こんなのもう嫌だ、と思ったら、考えるべき2つのこと 僕らの学習帳 vol.138

「こんなところもう嫌だ!」大きな挫折、失敗、失恋、衝突、喪失を味わった時に、人はそう感じます。

こんな関係から、こんな社会から、こんな家から、こんな学校から、こんな会社から逃げてしまおう。しかし、その衝動の多くは、実行に移されることはありません。

それは臆病だとか、勇気が足りないとかそういう話ではありません。
そもそも逃げ場所がないんです。用意されていないんです。

社会からいくら逃げようと思っても、背中を向けた瞬間に、彼らは追いかけてきます。捕まえにきます。逃げるんじゃないって。

会社からも学校からも同じことです。全速力で逃げ出せば、同じか、もしくはそれ以上のスピードで彼らは追いかけてきて、捕まえます。そして、思い知らされるのです。逃げる場所なんてどこにもない、と。

じゃあ、私たちは逃げたくても大人しく従うしかないのか、粛々と世の中のいう通りに生きていくしかないのか。

そうではありません。ただ、逃げるのを辞めるだけです。逃げない。代わりに、バックれましょう。

ここで言葉遊びをしたいわけではありません。ただ、逃げかたを変えるだけです。捕まらないように、追いかけられないように、ジワジワとずらしていく。

全速力で逃げるのではなく、じわじわとあとずさりする。この意識、姿勢を変えることが重要です。この姿勢をバックれると呼んでいます。

つまり、世の中からは逃げられない、けれど、バックれることはできる。


具体的にどうすればいいのか。それは、相手のペースに合わせながら、相手の枠内に収まらないことをやっていく。

たとえば、日々の生活の中ではお金を稼ぎ、そのお金で生活をしながらも、それ以外の場面で、物々交換を実践してみたり、贈与を試みたりと、貨幣経済の枠に収まらないことをやってみる。

たとえば、学校の中では、学業や課外活動に励みながらも、それ以外の場面で、違う世界の人に会いに行ってみたり、学校とは関係ない活動に参加してみる。

たとえば、家の中では、家事や育児に励みながらも、それ以外の場面で、違うコミュニティに属してみたり、家庭とも育児とも違う世界に飛び込んでみる。

最初から、全部を違う世界に振り切ってしまうと、なにしてんだ!と怒られてしまうかもしれません。しかし、表向きはしれっとメインの世界に参加しながら、後ろでは別の世界へのつながりを模索する。そんな生き方です。

そこからこの別の世界の割合を徐々に増やしていけばいいのです。別の世界の割合が増えていけば、逃げる必要もなくなってくるでしょう。なぜなら、もうその世界にどっぷり浸かっていないのですから。

こうして、逃げることはできずとも、バックれることに成功します。


このバックれるために必要なことは2つ。
・表向きはそのメインの活動に参加しているように振る舞うこと。
・別の世界とのつながりを薄くても弱くてもいいから、着実に作っていくこと。
これだけです。

この2つを小さくてもいい、確実にやっていく。それがこの世界からバックれる方法であり、身の回りの小さな世界を変える方法です。



今回の僕らの学習帳は、「アロハで猟師、はじめました」から、お話ししました。今回の話について、もっと詳しいことを知りたい人は、動画をぜひご覧ください。

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