普段なかなか話すことのないテーマについて話すじかん【7月の本で遊ぶじかん2】
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普段なかなか話すことのないテーマについて話すじかん【7月の本で遊ぶじかん2】

大切なひとを失う日のことを真剣に考えたことありますか?

そんな不吉なこと考えたくない。そんな悲しいことは考えなくていい。今の楽しい時間に集中したい。

ほとんどの人がこんなふうに感じるはずです。だれだって、わざわざ辛いこと、悲しいことを想像したくもないし、考えたくもないし。

それでも、私たちはいつか失います。

大切な人の場合は、別れ、引越しや転勤、離別、死別などいろんな形での喪失があります。それは、不吉な予言でもなんでもなく、生きている限り必ず訪れるものです。残念ながら。

人もペットも、ものも、故郷も、身体能力も、いつか失われていきます。時間が流れる限り、この喪失に逆らうことはできません。にもかかわらず、私たちはこの「喪失」について、考えようとはしません。

それどころか、できるだけみないフリをしてしまいます。なぜなら、怖いから。辛いから。悲しいから。

そんな「喪失」についてどう向き合えばいいのか、どう考えればいいのか、どんな心構えが必要なのか、について書いてあるのがこの本です。


わたしたちは失うことから避けることはできません。これは紛れもない事実です。それなら、喪失について改めて考えてみるのはどうでしょうか?

たとえば、自分の死に方について。もし選べるとしたら、あなたは、ぽっくり死(ある日、心臓病などで突然死ぬ)とゆっくり死(病気などで徐々に弱りながら死ぬ)のどちらを望みますか?

この2択を20歳から79歳までの1000人の男女に聞いたところ、およそ8割の人が、ぽっくり死を望んだという調査結果があります。

確かに、じわじわと弱っていくのは辛いし、周りに迷惑をかけてしまうことになります。そのため、ぽっくりと死ぬ方が気楽かもしれません。しかし、このぽっくり死が気楽なのは、本人だけです。

周囲の人からしたら、別れをいう暇もなく、心の準備をする暇もなく、先立たれてしまった。そう感じてしまうことでしょう。

そう考えると、自分の理想の喪失と他者の理想の喪失は異なるようです。


もう1つ面白い調査があります。それは、配偶者を失うことについてです。既婚者およそ700人に、相手より先に死にたいか、後に死にたいかという質問をしたところ、6割以上の人が相手より先に死にたいと答えたそうです。

特に、男性はおよそ8割の人が、自分が先に死にたいと答えたとのことです。

しかし、これは希望であってそれがうまくいくとは限りません。奥さんに先立たれることもあるでしょうし、旦那さんの方が先立ってしまうこともあるでしょう。

どちらにしても、私たちはさっさとぽっくりと死んで仕舞えばいい、と考えてばかりではいけません。自分たちがどう喪失と向き合うのか、真剣に考える必要があります。

今回の本で遊ぶじかん2では、自分たちが経験したことのある喪失の話をしながら、その時どう対処したのか、何を感じたのか、そんなことを話しながら、男女の違いや性格の違い、喪失の持つ意味の違いについて議論しました。

そして、話せば話すほど、この喪失というテーマについて、話を避けていたことに気づきました。

話しにくいけれど、大切な話。それは喪失以外にもきっとたくさんあるはずです。そういった大切な話をできるのが、この本で遊ぶじかん2という場所です。

本を読むだけではなく、そこから体験や思いについて、ある意味でのタブーについても真剣に話し合うことができる時間になりました。


本を読み、それについて深く議論し、考え、問いを持つきっかけにもなる読書会、それが「本で遊ぶじかん2」です。毎月第3水曜日に開催しています。ぜひ一度遊びに来てください。

次回の本で遊ぶじかん2は、こちらのリンクからお申し込みできます。


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