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設計可能な生命、LIFE3.0 僕らの学習帳 vol.042

ライフとは生命のことで、この生命を筆者は次のように定義しています。

「自身の複雑さを維持して複製できるプロセス」

つまり、自身の状態を維持しながら、それと同じ(ような)ものを複製としてコピーできるプロセスがあるものです。つまり人間などの動物でいえば繁殖、微生物で言えば細胞分裂という風に、方法は違いますが、複製を作ることができるものを生命と呼んでいます。

逆に、コーヒーカップや時計や、スマートフォンは自身の複雑さを維持してはいますが、複製はしてくれませんので、生命ではないという考え方です。

さて、こう定義した生命にも3つの種類が存在しています。

それが、ライフ1.0、ライフ2.0、ライフ3.0です。

ライフ1.0は、約40億年前に地球上に誕生した生命です。
彼らは、ハードウェアもソフトウェアも設計されるのではなく、進化によって規定されます。

細菌の感覚器やその行動規則が、規定されてしまっていて、変更ができないものです。

それに対して、ライフ2.0は約10万年前に誕生したわれわれ人間です。
僕らは、ハードウェア(つまり体など)は、進化によってしか変更できませんが、ソフトウェアの方は、学習によって設計可能です。

言語を習得してソフトのアップデートができます。大好きな卵がアレルギーだとわかれば、それを食べないようにソフトのアップデートができます。(ライフ1.0の場合は、進化しない限り、食べるものを変更するアルゴリズムは用意されていません。)

このようにソフトウェアを進化できるようになった次に目指すのが、ライフ3.0です。これは、ソフトウェアだけでなく、ハードまでデザイン可能になった生命です。

たとえば、義足やメガネ、インプラント、ペースメーカーなど、僕らはハードをアップデートする方法を少しずつ発明してきている。これがもっと進んだ先にいるのが、ライフ3.0という生命。

つまり、体というハードの限界をアップグレードで乗り越える生命のことです。


このライフ3.0は、僕らにとってどんな存在となるのか?そして、誕生する未としたらそれはいつか?

この2つがもっとも重要な議論となっていますが、その答えは科学者にもわかっていません。答えが存在しないのは、まだその未来が決まっていないからです。

だからこそ、この重要な議論に読者にも参加してほしいと考えています。そして、ライフ3.0という新しい生命体をどんな存在になってほしいかを考えてほしいと。

そのためにも、次の章では、知能とは何かを考えてみたいと思います。



今回の僕らの学習帳は、「LIFE3.0 人工知能時代に人間であるということ」の第1章「いまもっとも重要な議論へのいざない」から、お話ししました。

今回の話について、もっと詳しいことを知りたい人は、動画・音声をぜひ聞いてください。

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