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D2Cを中心とするエコシステムの誕生 僕らの学習帳 vol.058

2008年にD2Cの第一世代が、アメリカで誕生した。それが、Bonobosというブランドでした。

SHOPPING FOR CLOTHES IS PAIN. WE'RE HERE TO MAKE IT PAINLESS, AND MAYBE EVEN FUN.
(服をえらぶのって、ツライ。だから私たちは、服選びのツラさを無くしました。そして、それよりもタノシイものへ。)

-Bonobos Homepage


この2008年からD2Cという文化は、アメリカでスタートし、そして今ではひとつのエコシステムにまで成長しています。

というのも、D2Cのブランドを運営していくためには、多種多様なスキルが要求されます。

メーカーの機能としての、ものつくり、商品管理、製品デザイン、サプライチェーンマネジメントなど。
テックの機能としての、ロジスティクス、アプリケーション開発、顧客データ管理、Webサイト設計など。
メディアの機能としての、SNS運用、カスタマーサポート、店舗設計など。

とてもではないですが、スタートアップの社内だけで、すべてを用意できる量ではありません。


そこで、アメリカで生まれたのがD2Cブランドを中心とするエコシステムです。D2Cのサポートを専門とする会社やチームが、ブランドの周りに集まってきたのです。

D2C専門のクリエイティブ・エージェンシー、不動産、ベンチャーキャピタル、PRエージェンシーなどです。


このエコシステム内のプレーヤーに要求される事は、今までと大きく変わっています。

たとえば、クリエイティブ・エージェンシーの求められるのは、点で考える戦略ではなく、面や波で考える戦略です。

かつてのブランドは、有限の枠にどれだけインパクトを残すのか、つまりクリエイティブを「点」で考えていました。しかし、D2Cが求めているのは、もっと長い視点でのクリエイティブです。

どういった口調で、どのようなキャラクターで、どのような頻度でお客さんに語りかけるのか、その全てを管理する必要があります。


そのほかにも、PRエージェンシーに求められることは、やみくもにメッセージを広げることではありません。D2Cの文脈・世界観をじゅうぶんに把握したうえで、その世界観も含めて伝えていく必要があります。

国外や創設の地域以外では、文化や文脈が違うことが当たり前なので、その地域や国に合わせて、どうすれば世界観を維持できるのかまで考えることが求められるのです。

このように、D2Cが始まって10年以上が経過してきたことによって、アメリカにはD2Cという文化が醸成され、エコシステムまで誕生しているのです。


今回の僕らの学習帳は、「D2C 「世界観」とテクノロジー」で勝つブランド戦略」の第5章「D2Cを立ち上げる」の前半から。(D2Cとは、Direct to Consumer(顧客への直接販売)という業務形態を表す言葉です)

今回の話について、もっと詳しいことを知りたい人は、動画・音声をぜひご覧ください。

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