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失敗こそが成長する機会 僕らの学習帳 vol.098

失敗をどう捉えるか。失敗を恥や後悔を生みだすものと捉える文化もあれば、失敗こそが成長のきっかけだと捉える文化もあります。

失敗を恥や後悔を生みだすと考えた文化では、失敗はできる限り避けるべきものになり、そして、起きた失敗は隠すべきものとなってしまうでしょう。

2003年、スペースシャトルのコロンビア号が空中分解し、搭乗員全員が命を落としたいたましい事故の背景には、当時のNASAの文化がありました。失敗を認めようとしない文化です。

そこにあったのは、権威にたてつくのは危険であるという判断や、試したことのない発想を取り入れようとしない固定した考え方であり、厄介な情報を追求しようとしない文化でした。

実際、この事故の原因となった断熱材の剥落の危険性は懸念されていました。それにも関わらず、そこにまつわる失敗を認めたくなくて、隠そうとしてしまったのです。

その結果が、搭乗員の命を奪うことになってしまいました。


多くの人にとって、失敗は避けるべきもので、成功や達成というものが、自分の価値を表現するものです。そのため、ミスや失敗をしたら、落ち込み、無能だと思い込んでしまいます。

しかし、スタートアップでよく言われる「早めに失敗せよ」という言葉は、失敗の意味を大きく変換します。

失敗とは痛みを伴うものではあるけれど、それ以上に、学ぶための機会だと考えることです。そして、現代のように複雑で不確実な環境においては、避けることのできない構成要素だと考えるべきなのです。


ハリーポッターシリーズの作者、J・K・ローリングは、失敗について次のように語っています。

「失敗とは不要なものをはぎとること」

失敗を繰り返すことによって、自分にとって本当に大事なものに出会うことができる。言い換えるなら、失敗しなければ、僕らは大事なものが何かに気づくことができないということです。

だからこそ、失敗とは必要なものだと考えることが大事になってきます。




今回の僕らの学習帳は、「無知の技法 不確実な世界を生き抜くための思考変革 」のCHAPTER8「闇に飛び込む」から、お話ししました。

今回の話について、もっと詳しいことを知りたい人は、動画・音声をぜひ聞いてください。

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