コンプレックスを受け入れたら、仲間探しの旅に出たくなった。
見出し画像

コンプレックスを受け入れたら、仲間探しの旅に出たくなった。

私のコンプレックスは、正義感の強さでした。

きっかけは小学校6年生の卒業文集。”正義感が強い人ランキング”で堂々の第1位にランクインしたこと。

それまでは、班長やリーダーのような人前に立つポジションになることが多かったし、どちらかと言えば喜んで、そうしたポジションになっていました。

けれど、クラスの半分以上の人から”正義感が強い人”のレッテルが貼られていると知ってから、人前に立つことは私にとって前向きなポジションではなくなりました。

正義感が強いって、なんか偉そうじゃん。何を偉そうに、みんなの前に立っていたんだ、私。

明確な理由があるわけじゃない。でも、正義感の強い人=偉そうと思われているイメージがあって、どことなくそういう見られ方が嫌でした。

その思いをしてからいつの間にか、10年以上の年月が経っていました。

変わらない私とワークショップ

こんにちは。SUGOI学生インターンのめぐみです。先日、自分の性質について親に聞く機会がありました。

「頑固と…あとは、負けず嫌いだね」

少なくとも18年間、私をそばで見ていた親からその言葉を聞いて、いつまで経っても変わらない自分の性質に、改めて嫌気がさしました。

「あぁ、そうだよね…」

素直に”教えてくれてありがとう”と言い難いことが、申し訳ない。そして、小学校を卒業して10年以上経った今も、いわゆるコンプレックスを受け入れることが、まだできていない自分自身にもドキッとしました。


それから数日後、SUGOIのメンバーでワークショップをしました。それは、SUGOIがこれから企業や個人と一緒に、ストーリーを言葉にするためにやろうとしているもの。

まずは自分たちがクライアントの気持ちを分かるために、何度かワークショップをしてきました。一番最初はCOOのゆういちさんについて、その次はSUGOIのユーチューブチャンネルについて、そして3番目に私のストーリーを見つけるワークショップ。

親に自分の性格を聞くミッションは、実はこのワークショップの準備でもありました。

「めぐみについて、思い浮かぶことを書こう」

代表ヨウジさんの掛け声を皮切りに、メンバー4人のペンが動き始めます。

「良いことも悪いことも書いてね」と言うヨウジさん。
「悪いこと、めっちゃ書いてます」と言うゆういちさん。

2人のやりとりを聞いてニヤつきながら、ペンを動かし続けるメンバーのモモノさんと私。

「ペン、止まった?」

ペンが動き始めて10分くらい経った頃、ヨウジさんは紅茶のティーバッグにお湯を注ぎながら、私たち3人の様子を見て言います。

「はい」「終わりました」「大丈夫です」

そう口にして、次々にペンを置く私たちを見て、ヨウジさんは続けます。

「じゃあ、今までみたいに書いた紙を並べようか」

紙に書き出したあとは、プラスの性質は正面向かって左側に、マイナスの性質は正面向かって右側に置いていく時間。今までに、同じ形でワークショップを2回やったため、4人とも紙の置き方に迷いはありません。

「そしたら次は、グルーピングをしていこう」

置いた紙の中で似ているものを近くに置き、それらを抽象的な言葉でまとめていくつかのグループにしていく。

「マイペースと頑固は似ているかな」
「一人っ子と他人に左右されないも、近いね」

4人で手と口を動かしながら、紙を動かしていきます。

「こんな感じかな」

紙を動かし終わった机の上を見ると、そこから分かることは一目瞭然です。

「分かりやすいね、頑固と負けず嫌いの周りにある紙が一番多い」

なぜこんなにも大々的に表れるんだ…と心で呟く私は置いてきぼりで、他の3人はいかにも異論なしの顔をしています。

「だよね」「やっぱり」

それでも唯一、私の心の声だけが、この事実を認めたくないと言っている。

私はそんなことないと思うぞ…頑固じゃないぞ…

でも、4人で議論をしているうちに、やっぱり頑固さや負けず嫌いと私は切り離せないと、認めざるをえない気もしてきたのです。

「え、私ってマイペースですか?」
「マイペースだよ(自分のペースを頑固に守ろうとするよ、君は…)」

「めぐみの親御さんからはどう言われたの?」
「えーっと、負けず嫌いとかわがままって言われました…」
「じゃあきっと、頑固や負けず嫌いは先天的なものなんだね(やっぱりね…)」

話せば話すほど、紙に書いてある言葉が私を説得してくる。

そろそろ認めざるを得ないのかも…

そろそろ頑固な自分を認めようと思えてきた頃、別の性質が話題にあがります。

「頑固や負けず嫌いじゃ生きていけないと思って、きっとバランスを取るような行動や思考をするようになったんだね、後天的に」

頑固とは別のところに集まっていたのは、「周りの意見を気にする」「思っていることを言わないけれど、頭ではぐるぐる考えている」というキーワード。

よく考えると、当たり前にやっているその行動は、頑固さと反対の性質でした。

言われた通り、頑固さじゃ他人と生きていけないと思って、自分の立場や振る舞いを色々考えてきたかも。

自分から見た自分。そして、他人から見た自分が重なることで、今まで言葉にできなかった自分にやっと出会えたようでした。


「私って、頑固なんですね」

ワークショップ後の休憩時間、私がふとつぶやいた言葉にヨウジさんはすかさずこう言いました。

「それが良いところだよ」

?!?!

一瞬そんなことない!!!と心が叫びかけた私に、続けてヨウジさんは言いました。

「強いコンプレックスは、強い存在意義になるからね」

頑固で意志が強いことが嫌というイメージは、単に私が作り上げたものだったのかもしれない。小学校の時の、私が。

コンプレックスを頑なに嫌がっていた心がほぐれる感覚を噛み締めながら、私は机の上に残された紙たちを写真に収めました。


コンプレックスと向き合う先に、ストーリーがあるから

コンプレックスと向き合う。それはとても勇気のいることです。治りかけのかさぶたを剥がすような痛みを感じる時もあるでしょう。

コンプレックスを言い換えるならば、弱さです。見るとしんどい、触れると痛いものが、自分の中にある状態です。

コンプレックスは放置しても良いけれど、放置したら治るとも限りません。かさぶたのように跡が残るかもしれません。治ったように見せかけて、実は治っていないことだってあります(剥がれそうなかさぶたを剥がしたら治りかけだった時と似ています)

ただ、SUGOIのブランディングメソッドは、この問題の助けになるかもしれません。いや、自分自身のワークショップを経て、コンプレックスと向き合う助けになると、信じられるようになりました。

手前味噌に聞こえるかもしれませんが、このワークショップの時間が、私自身コンプレックスに真正面から対峙する機会であり、ストーリーを言葉にする一歩になったからです。

正直今までは、本気で信じることができていなかった。SUGOIがやろうとしていることの意義を。

やったほうがいい、やったら多くの人の力になれるとは思っていた。でもそれはまだ、どこか周りに流されていたのかもしれないと、今は思います。

これからは自分が、この一歩に伴走する存在にならなければいけない。SUGOIが素敵だと感じる会社や個人が、もっと大きく花を咲かせるための一歩にしっかり寄り添い、伴走できるようにならなくてはいけない。

決意に似たこの感情を強く感じました。

そして、素敵だと感じる会社に会いにいく愛とアイデアの旅こそが、きっと寄り添う一歩になります。

ストーリーの始まりはきっと、コンプレックスを受け入れること。SUGOIがやろうとしていることは、その助けになる。そう信じています。

以上、今週の「インターンめぐみのモヤモヤのち晴れ」でした!

▼愛とアイデアの旅への想いについては、ぜひこちらを読んでください!

この記事が参加している募集

私の仕事

このnoteを書いたSUGOIって、どんな会社?

ありがとうございます!「本で遊ぶじかん」に遊びに来ませんか?
「つくりもの」をつくらない、つくる会社 | メンバー全員がクリエイター | 企画立案から実制作まで、「愛とアイデア」をもって行います | 映像、グラフィック、ウェブ、ブランド、プロジェクションマッピング、ホログラム、etc | note毎日更新しています、フォローお願いします!