タイムキーパーの振る舞いは分からないけれど、言い訳はしたくない。人任せもしたくない。
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タイムキーパーの振る舞いは分からないけれど、言い訳はしたくない。人任せもしたくない。

「めぐみは、こういうの苦手だよね」

撮影の合間に言われたこの言葉を、ガムのようにずっと噛み続けていた1週間でした。

やればできるけどやっていないだけ、と言い訳をするのは違う。かといって、私は苦手だからと人任せにするのも違う。

COOゆういちさんに言われた、そして自分でも分かっていたこの苦手の壁をどうやって乗り越えようか。その答えがまだ、見つかっていません。

ハキハキと話すことが苦手なSUGOI学生インターンのめぐみです。こんにちは。

撮影の現場は、時間との戦いです。

よいものを作るために妥協はしない。でも、よいものは長い時間をかければ作れるものではありません。

限られた時間で人や場所を効率的に使い、より高い質のものを作る。

この時間と質を両立させることも、クリエイターの頭の使いどころです。

そのため撮影前には香盤という、タイムスケジュールを作ります。何をどの順番でいつ撮影するか?について、最も最適なやり方を考えるのです。

でも、何度か撮影をする中で、香盤は作ることと同じくらい使うこと、つまり香盤通りに進めることが難しいと感じています。

例えば、学校には時間割がありますよね。

1校時目:国語
2校時目;数学
3校時目:体育

のように、1日の枠の中に、何の教科の授業があるかが示されたもの。それが時間割です。

ただ、この時間割が示されるだけでは、授業は規則正しいリズムで行われない可能性があります。チャイムがあるから、この時間割は決まった時間で、規則正しく進んでいくのです。

もしもチャイムがなけば、時間が過ぎても終わらない授業が多発して、次の授業の先生が来ない!とか、前の授業が押してて後の授業がほとんどできなかったとか、子どもにとってよい学びができなくなる可能性があります。

というように、撮影でもよいものを作るために、香盤という時間割をきっちり進める存在が必要です。

それが、タイムキーパーです。

欲を言えば、時間通りに進める意識を撮影スタッフ全員が持っていれば、明確なタイムキーパーは必要ないのかもしれませんが、人間は集中するとどうしても目の前のことに夢中になりがちです。

だから、香盤通りに撮影が進んでいるかを意識する存在、タイムキーパーが必要なのです。

ただ、よいものを作るために、予想以上に時間がかかる場合もあります。

ここの部分がもっと綺麗に見えるように、撮り直そう!とか、上手く構図が決まらなくて…となった時に、後ろ倒しになった時間をコントロールして、予定通りの時間に戻していくことが必要になります。

それも、タイムキーパーの役割です。

実は先日の撮影の前に、ゆういちさんから「タイムキーパーやってみなよ!上手くいかなくたっていいからさ!」と言われ、チャレンジしてみたのですが、ことごとく思い通りにいきませんでした。

何が上手くいかないって、場を前に進める言葉が見つからないこと。

少し時間がおしているなと思っても、自分が焦ってあたふたするだけでは意味がありません。その場にいる人が最も効率的に動けるような空気を作ることが、そこでタイムキーパーが意識すること。

と、頭で分かっていても、何を言うか、何をするかが見つからない。

早く進める、だけじゃなくて、いいものを作るという撮影の目的は見失わないように、何をするかを決めるのはとてもすぐにはできませんでした。

「こう言った方が、いいかな」
「いや、今はあっちのやり方が適してるな」

とグルグル考えていると、いつの間にか撮影も時間も過ぎている。

「ああ、またダメだ…」

何度もそう思っていた矢先、ゆういちさんに言われたのがこの言葉でした。

「めぐみは、こういうの苦手だよね。言葉で人を動かすとかさ。でも勉強だと思えばいいよ。大丈夫」

上手くできないことも、得意じゃないことも、全部ひっくるめて励ましてくれたことは分かるけど、自分でも自覚しているけれど、悔しい。

じゃあ、どうすればいいんだろう。タイムキーパーはできた方がいいと分かっている。でも、ハキハキと声を上げて、ぐいぐいと前に進めるのは気合いがいる。

ということは、気合いが足りないのか?
気合いがあれば、思ったように自分が動けるのか?

それなら、気合いを入れていないだけ。入れたらきっと、上手くいく。なんて、ただの言い訳だな。

だからといって、「私、苦手なんで」と人任せにするのもなんか違う。楽しくはない。

と、ゆういちさんに言葉をかけられて以来、色々と考えていたのですが、今もまだ分かりません。苦手だけど超えたい壁に、どう立ち向かうかが。

でも、この壁を超える勇気を、アイデアを自分の中から掘り出さなければならないとも思います。

苦手だからやらないのではなくて、時間がかかってもいいから、「あ、これいいな」と思える、タイムキーパーを楽しめるやり方を見つけるべきだと。

もしかしたらそれは、今すでに知っている自分とは少し違う場所にいかないと見つからないかもしれない。だけど、そのちょっと道を外れてみる好奇心を持ち続けないといけない気もしています。

苦手を楽しむって、簡単じゃない。怖い。しんどい。

でも、苦手を楽しめるようになったら、もっとわくわくする景色が見れるかもしれない。なんて期待をしながら、もう少しじっくり苦手とにらめっこしてみようと思います。

以上、今週の「ど素人インターンがみたクリエイティブカンパニー」でした!


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