「ガラパゴス」だって悪くないことに気づけたじかん【8月の本で遊ぶじかん2】
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「ガラパゴス」だって悪くないことに気づけたじかん【8月の本で遊ぶじかん2】

「ガラパゴス」で育った生き物は弱い。

たとえば、ガラパゴスの名前の由来となったゾウガメ。体重200キロを超えるほどの大きなカメが、この島にはたくさんいます。その一方、牛や馬などの草食動物はいません。

草を食べて、群れをなして生活をするという生態系のところに、牛や馬ではなく、カメがいます。きっと、それを初めてみた探検家もよっぽど驚いたのでしょう。

正式名称のコロン諸島(当時の探検家コロンブスから来ています)という名前があるにもかかわらず、ゾウガメの島、ガラパゴス 諸島と呼ぶようになったそうです。

とは言っても、このゾウガメが、牛や馬よりも生存競争に強かったわけではありません。なんたってカメです。足は遅いし、身を守る方法は甲羅だけです。

もし、牛や馬が流入してきたら、すぐにゾウガメは絶滅していたでしょう。そう、ガラパゴスの動物は弱いのです。

今回の「本で遊ぶじかん2」では、「生物に学ぶガラパゴス・イノベーション」という本を使って、どうすれば自分たちの強みを発揮できるのか、ビジネスで輝きを放つことができるのか、について議論しました。

とは言っても、ゾウガメのように弱い生き物から私たちは何を学べるのでしょうか?

それは、強い・弱いだけでこの世界を二分しないことです。そして、弱い=生き残れないではないという事実です。

現に、ゾウガメは絶滅していません。それに対して、草原を駆け回り、その自由を謳歌しながらも絶滅していった草食動物はきっとたくさんいることでしょう。

私たちは、どうすれば勝てるのか、どうすれば生き残れるのかを考えた時に(生き物としても、ビジネスとしても)真っ先に考えるのは、目立っている人たちのやり方です。

それはライオン、サメ、クマなどの、大型動物の強さと速さと大きさです。強いほど、速いほど、大きいほど生き残るのに有利であると考えます。だから、どうやって強く、速く、大きくなるかを考えます。

しかし、全ての生き物がそうなれないのと同じように、全ての人間がそうなれるわけではありません。その時に、ただ絶滅するのを待つのでもなく、勝負を放棄するのでもなく、ガラパゴス流の生き残り方を身に付けるべきなのです。

それは強いか弱いかの基準ではなく、自分ができることを見つけ出して、自分が生き残れる環境を見つけることです。

それは隔絶された孤島に行くことかもしれません、誰も食べたくないようなものを食糧源にすることかもしれません、自分の弱点が強みになるようなルールを作ることかもしれません。

大事なことは、強者のルールと強者のステージで戦わないことです。ゾウガメをアマゾンに、サバンナに放てば、一瞬で餌になるだけです。しかし、彼らはガラパゴス諸島という場所で悠々と生き残っています。

必要なことは、自分の場所を見つけることです。そして、自分なりの戦略を見つけることです。

今回の読書会でも、それぞれの弱みやどんな戦略が考えられるのかなど、ガラパゴスの生き物から、話題は広がっていき、いろんな議論ができました。

本を読み、それについて深く議論し、考え、問いを持つきっかけにもなる読書会、それが「本で遊ぶじかん2」です。毎月第3水曜日に開催しています。ぜひ一度遊びに来てください。

次回の本で遊ぶじかん2は、こちらのリンクからお申し込みできます。

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