
自分を知ると他人とつながれる 僕らの学習帳 vol.075
ー己の欲せざるところ、人に施すことなかれ(自分がされて嫌なことは、人にしてはいけません)
子どもの時にこんなふうにアドバイスを受けたことがある人も多いかもしれません。しかし、このアドバイスが常に成り立たないことは経験上、はっきりしています。
なぜなら、私とあなたは別人で、同じものが好きな場合もあれば、全く違うものを嫌う場合もあるからです。
「蓼食う虫も好き好き」とはよく言ったもので、誰も好きにならないようなものが、大好きな人もいるわけです。
そういう意味で、タイプをしっかりと理解するというのはとても大事なことです。ユング心理学や個性心理学(動物占い)やエニアグラムなどで知ることのできる、タイプのことです。
自分はこういう人間だ、それに対して、あなたはこういう人間だ。ここが違う、ここが同じだ、その理解の助けになるのが、このタイプというものです。
興味がある人は、こちらから調べてみてください。
このタイプを知るということは、まずは自分を知るきっかけとなります。自分の気付いていなかった自分を発見することができ、さらに他人を理解するための新しい視点を獲得できます。
また、それと同時に、自分が苦しみや悩みを感じていたとしたら、特に自分だけがこんなに苦しい思いをしていると思った時に、タイプは1つの救いの可能性を見せてくれます。
自分と同じように感じる人がいるかもしれない。孤独ではない、一人ぼっちではないということを伝えてくれます。
そして、他人との違いを認めることができれば、共同作業ができるようになったり、一緒にいることができるようになります。他人と繋がるために必要なこと、その出発点がタイプを知ることかもしれません。
ぜひ、1度、自分のタイプを発見してみてください。
今回の僕らの学習帳は、「入門 インテグラル理論」の第5章「タイプ/分類」から、お話ししました。
今回の話について、もっと詳しいことを知りたい人は、動画・音声をぜひ聞いてください。
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