見出し画像

宇宙エレベーター、実現の鍵は炭素 僕らの学習帳 vol.029

宇宙エレベーターという未来構想の話、聞いたことありますか?赤道上にある地点とその真上の静止軌道上にある衛星とを結ぶ構造物のことを、宇宙エレベーターと言います。

この宇宙エレベーターが実現すると、宇宙船に乗らなくても、宇宙に行くことができるようになります。それはつまり、宇宙旅行が一気に大衆化することを意味しています。

もちろん、これはまだまだ構想段階であり、実現するかどうかもわかりませんが、そのために必要な材料はわかっています。

それは、36000キロメートルもの長さのケーブルです。このケーブルを実現するには、できる限り軽くそして強い材料が必要となります。というのも、ケーブルを長くするときに一番の障害となるのが、自重だからです。

どんな物質も自重を支えられる限界までしか重くできません。紙粘土で長細い糸のようなものを作っても、粘土自身の重さに耐え切れず、ちぎれてしまうように。ケーブルをどれだけ長くできるかどうかは、どれだけ強いかにかかっているのです。


この宇宙エレベーターを実現する可能性の1つとして考えられている素材が、炭素繊維です。

鉛筆の原料でもあり、最も硬いと言われているダイヤモンドの原料でもある炭素。この炭素を繊維状にしたものが炭素繊維です。

カーボンファイバーという名前でも有名なこの新素材は、F1レースに使われる車のボディや自転車のフレームなど、丈夫で軽いことが有利となる場所でたくさん使われています。

この炭素繊維の能力を理論上高めた場合は、ダイヤモンドの強度すら上回るほどのものになると考えられています。

その他にも炭素で構成される分子構造には、カーボンナノチューブやグラフェンと言われるものもあり、このどちらもが実用化されると生活を大きく帰る可能性があると考えられています。


鉛筆の芯にも使われている炭素。このありふれた物質が、カーボンファイバーやカーボンナノチューブやグラフェンという風に形を変え。それはとても小さいミクロ、ナノレベルでの話ですが、インパクトの大きさは計り知れないものとなりそうです。



今回の僕らの学習帳は、「人類を変えた素晴らしき10の材料」の第8章「『グラファイト』から世界一薄く強固な物質へ」から、お話ししました。

今回の話について、もっと詳しいことを知りたい人は、動画・音声をぜひ聞いてください。

僕らの教室

僕らの放課後(youtube)

僕らの放課後(podcast)


SUGOIの最新情報は、twitterをご覧ください。



僕らの学習帳は、「遊びたりない、学びたりない人」に向けて、クリエイティブにまつわる遊び=学びを伝えるコンテンツです。

講義スタイルの「僕らの教室」、ラジオスタイルの「僕らの放課後」と合わせて読んでいただくと、より遊びも学びも深まります。

ぜひ一緒に、もっと遊び、学びましょう!


あと、5分だけください👉

あなたのスキに感謝です。サークルもよかったら見てください!
4
「愛とアイデアのあふれる世の中をつくる」をビジョンにかかげる、クリエイターだけの会社。 (ちなみに、社名のSUGOIとは、愛とアイデアがかけ合わさって生まれるときに、自然に出てくる感動の一言から) 2023年までにティール組織になることを目標に、メンバーを募集中。

こちらでもピックアップされています

僕らの学習帳
僕らの学習帳
  • 118本

平日毎日更新の学習帳です。本の内容を解説する「僕らの教室」、その教室の内容についてトークする「僕らの放課後」この2つのコンテンツの内容をコンパクトに文字でまとめています。合わせて楽しんでください!

コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。