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インターンのささいな一言から、どんな言葉を使うべきか考え直すことにした。

「これ完成したらすぐに投げますね」

インターンめぐみのこの言葉を聞いたときに、自分の甘さを見透かされたような気がしました。ちょっとくらいならいいかな、と緩めてしまっていたところを見つけられたような。

誰も気づかなかったかもしれないし、そんなこと大きな問題にならないかもしれない。だけど、万が一を考えたときに防げることがあるのであれば、未然に防ぎたい。

と考えながらも、これが本当に問題なのかまだわかりません。

今週も答えの出るはずのない問いに悩んでいます。SUGOIのCOOのゆういちです。こんにちは。

初めて会社員として働き始めたとき、そこは全くもって知らない世界でした。見たことのないもの、聞いたことのないもの、想像したことのないものであふれていました。

特殊な業界であればあるほど、その感覚は強いと思います。

たとえば、クリエイティブの業界では撮影スケジュールのことを香盤表といいます。(他の業界では別の意味で使われているかもしれません)

「香盤の作り方を教えますね。」

私と「香盤」との出会いはこんな気軽のものでした。そして、私の脳裏にはこんな疑問が浮かびました。香盤??

その疑問が顔に出ていたのか、すぐにこう教えられました。「香盤というのは、撮影のスケジュール表のことです。」それでも、私の頭からは疑問が消えません。そもそも香盤って何だろう??

その日の仕事が終わった後に、すぐさまに私は香盤とGoogleで調べました。すると、こんな説明がウィキペディアに見つかりました。

香盤(こうばん)は、香道に使われる盤。香道の香盤は、碁盤の升目のように縦横の直線で構成される。これと見た目が似ていることから、香盤と呼ばれる事柄がある。

なるほど、碁盤の目のようなものを連想させるところから、スケジュール表を香盤と言うことはわかりました。がしかし、これ以外にも、私を苦しめた業界用語は数知れずあります。

その一つ一つに引っかかっていないで、丸暗記してしまえばいい。馴染んでしまえばいい。そのほうが効率的なことはわかっているのですが、納得しないと進めない性格ゆえ、いちいちその言葉を調べまくる新社会人でした。

それからもう何年も経ってしまいましたが、私が感じていること。それは、自分で納得した言葉を使う方が良いというものです。

たとえば、香盤は社内や同業種の人には使いますが、それになれていない人には使わないようにする。コンテ(動画の流れを説明するための資料)は、他の言葉がないために、この言葉を使いつつ、必要とあれば説明する。といった具合です。

これらに加えて、もっとたくさんの業界用語があるのですが、冒頭で紹介しためぐみの言葉にもそれが含まれていました。

「これ完成したらすぐに投げますね」に含まれている業界の言葉、それは「投げる」です。

資料を投げる。データを投げる。アイデアを投げる。プロジェクトを投げる。質問を投げる。クリエイティブの業界はいろんなものをどんどんと投げます。

いつから投げるようになったのか、どこまで投げるのか、どんなフォームで投げるのか。それはよくわかりませんが、とにかくよく投げます。

この業界用語をめぐみが自然と使っていたことに対して、私は違和感を覚えました。彼女が自然に業界用語を使うようになったことを、仕事に慣れてきた、馴染んできたと手放しで喜んでいいのだろうか、と。

自分で考えて、選んで言葉を使っているのならいい。でも、もしそうでないとしたら?私たちが日常的に使っている言葉を彼女が自然に吸収しながら、それを無意識で使ってしまっているとしたら?

私は考えなければいけない、もしくは、自分たちが使う言葉をもう一度考え直さなければいけない、そう感じました。

とくに「投げる」という言葉。プレゼントを贈ることはあっても、投げることはありません。お小遣いを渡すことはあっても、投げることはありません。友達との旅行の写真をラインすることはあっても、投げることはありません。

私たちはなんであんなにも「投げる」のでしょう?

こんな些細な疑問は持つだけ無駄かも知れません。なんの影響もないかも知れません。でも、イメージ・感情を作り出す仕事をしている私たちが、言葉を蔑ろにするわけにもいきません。

便利だから、通じやすいからという理由だけで言葉を選ばずに、より良い言葉とは何か、どんな言葉を使い、どんな想いを伝えるのか。

もう一度考えなければいけない。そんなことを考えさせられました。



ここからは、モモノがお送りします。今週のSUGOIは、月曜日撮影、木曜日・金曜日で出張で撮影と、撮影weekでした。バタバタでしたが、a yohakも進めることができました。あっという間の5日間で、とても充実した5日でした。

今週のa yohak、6月20日日曜日

・今週のa yohakのnoteを公開しました

a yohakというD2Cブランドの一週間を、日曜日に報告しています。テーマは、「a yohakな人」です。どんな人が「a yohakな人」なのか。私たちが探している「a yohakな人」について書いています。


まだまだ出来ることがたくさんあった、6月28日月曜日

靴のブランドのカタログ撮影でした。お昼すぎから撮影スタートで、普通の撮影よりもとても撮影時間が短い現場となりました。途中、予定の時間通りに進まず「どうしよう。終わらない。」と弱気にもなりましたが最後は全員の協力もあって、時間通りに終わることができました。

結果だけみると、「全てのカットを撮り終わったからよかった。」です。でも、悔しさばかりが残る1日になってしまいました。撮影後に、何がよくなかったのか。次はどうするべきなのか。よく話し合いました。

きちんと反省して、次はもっともっといい撮影現場をつくれるように。そして、翌日からは切り替えて、いいカタログになるように編集していきます。


a yohakの話がしたいんじゃ、6月29日火曜日

・話したいことがあふれる1日

前から決まっていたa yohakの打ち合わせの1日。ただ、撮影前ということもあり話したいことだらけなのです!「ひとまず、午前中でこの話をしよう」と、引き続き1日のタイムスケジュールができて、時間が進んでいきます。

上野毛のスタジオで打ち合わせしていたのですが、気分転換にお昼を外に食べに行き、そのままa yohakの話を進めました。場所を変えて、気分を変えて、一気に話す。なかなか進められてなかったことが一気に進みました。ここからリリースに向けて走っていきます!お楽しみに!

・僕らの学習帳を公開しました

「わかりあえないことから」から、そもそもの人間らしさとは、無駄が作り上げているというのです。どういうことでしょうか。ぜひ、noteも動画も合わせて楽しんで下さい!!


月・火の分を取り戻せ!、6月30日水曜日

・準備 / 編集 / 1on1の1日

撮影前の準備から、講義の動画の編集、月曜日の撮影分の編集、ゆういちさんとめぐみの1on1と、今日も盛り沢山の1日でした。月曜日、火曜日と、撮影・打ち合わせが続いたのでまとめて一気に進めました。

講義の動画の編集では、クライアントさんからお戻しが9本分来ていて、1本1本お直ししていきました。どうしたら分かりやすい動画になるのか。クライアントさんと一緒に考えています。

夜には、また別の案件の打ち合わせがあり、すごい勢いで色々と進んでいます。こちらの撮影も楽しみです。外での撮影になるので、お天気が良くなることをを願うばかりです。


明日の撮影に備えてロケハン!、7月1日木曜日

・ロケハン in ネスタリゾート

朝9時の飛行機で、兵庫県に行きました。撮影のロケハンです。流れの確認、アングルの確認、撮影の順番、などなど。ロケハンでは、想像力が大切です。どんな風に撮るのか。起こりうるアクシデントはなにか。考えても、考えても足りないです。しっかりと撮影に備えます。

今回は久しぶりの泊まりの出張でした。がっつりロケハンして、美味しいご飯をみんなでゆっくり食べて。そして、その後また撮影前の打ち合わせをして。どうしたらいい映像が撮れるのか。めちゃくちゃ考えた時間でした。

・ど素人インターンのnote公開しました

負けは怖い。でも、挑戦することでしか、この怖さを乗り越えられない。撮影で感じた悔しさがそのまま記事になっています。


いざ!撮影!笑顔と汗にまみれた1日!、7月2日金曜日

・笑って、雨に打たれ、汗だくの撮影 in ネスタリゾート

朝起きると、外は雨です。さあ、どうしようか、と。昨日作ったスケジュールを練り直すか?!と話していたのですが・・・なんと!撮影スタート時間ちょっと前に雨が止みました。そして、最初のシーンでは、とても晴れていたのです!とてもいい撮影のスタートがきれました。

そのあとは、残念ながら雨にも打たれましたし、暑くて汗だくになりながらの撮影でしたが、いい映像がたくさん撮れました。撮影現場では、思いがけない出来事も起こります。でも、予想外のことがあっても、素早くもっと良くする方法を考えて進める。誰かに任せるのではなくて、みんなで考える。全員ヘトヘトでしたが、出演者さんも含めて、笑顔がたくさんの現場でした。

・次回の本で遊ぶじかん2の予告noteを公開しました。

次回の本で遊ぶじかん2は、「喪失」をテーマにしています。一人ではちょっとしんどい話も、一緒だったら乗り越えられます。ぜひ一緒に、楽しく真剣に「喪失」について考えてみませんか?


以上、6月27日の週のSUGOIでした!

SUGOIの考えていること、感じていることを毎週土曜日に書いています。このコラムを通じて、SUGOIのことを少しでも知ってください。

また質問箱では、皆さんの質問に答えています。仕事のこと、クリエイターのこと、キャリアのこと、どんなことにも真剣にお答えします。質問お待ちしています!!


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