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管理・適合・拡張・創出の4つ全てに、時間とお金を投資する 僕らの学習帳 vol.018

デザイン思考を使って、自分の人生のポートフォリオを管理する方法についてお伝えします。

デザインやクリエティブの業界での「ポートフォリオ」という言葉は、過去の自分の経歴や作品のことを指します。ここでも同じように、自分が現在取り組んでいる仕事やプロジェクトの内容などのことを、「ポートフォリオ」と呼びます。


このポートフォリオを管理するために、IDEOのディエゴ・ロドリゲスとライアン・ヤコビーが考案したのが「成長方法マトリクス」です。

スクリーンショット 2020-02-11 17.05.00

(この本のp199の図を参考に作り直したモノです。)

企業であれ、個人であれ、私たちが取り組んでいるプロジェクトや仕事は、この図のどこかに位置します。

そして、この4つのグループ、管理・拡張・適合・創出の全てにまんべんなく投資することが大切だというのがここで伝えたいことです。


たとえば、架空の和菓子屋さんを具体例に説明してみます。

定番商品である大福もちの生産と販売は、左下の管理に当てはまります。ここで必要なことは、より良い商品をより効率的に生産・販売することです。

この大福をいつも買ってくれている人たちに、新規の商品、いちご大福や柏餅など季節ごとの商品を生産・販売することが、拡張に当てはまります。
これによって、買ってくれている人の選択肢も、お店の売り上げも拡張されます。

それに対して、いつも買ってくれているお客さんだけでなく、より高級志向のお客さんを獲得するために、1つ1つの素材を高級なモノにして、単価もあげて、包み紙も高級感のあるものにした、高級大福を売り出した場合、これは適合になります。
既存の商品を、他のお客様の好みに、「適合」させたというわけです。

最後に、創出は、最も難易度が高く、最もクリエイティブなものです。
新規の商品を新規のお客様に、ということになるので、たとえば洋菓子好きのお客さんに喜んでもらえる新商品の開発や、遠方のお客様に通販できるような発送方法の開発などがこれに当たります。

管理とは、定番のもの
拡張とは、定番の延長線上にあるもの
適合とは、定番がダメな人に向けて
創出とは、完全な未開拓分野
簡単にまとめると、このようになります。

そして、この4つのなかでどれが大切ですよという話ではありません。この4つ全てに、時間とお金を投資するべきだというのです。

管理だけでも、創出だけでも、拡張だけでも、適合だけでも、ダメで、4つ全てにバランスよく取り組むことで、時代の変化に対応できるということです。

この成長方法マトリクスは、企業にも個人にも当てはめることができるので、ぜひ覚えておいてください。



今回の僕らの学習帳は、「デザイン思考が世界を変える」の第7章「デザイン思考が企業に出会うとき」から、お話ししました。

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