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判断を狂わせるストレスの存在 僕らの学習帳 vol.067

2011年9月14日、アメリカ同時多発テロ事件の3日後、ダウンタウンエリアを歩いていた筆者の近くを、中年男性が突然走り始めました。どうやらパニック状態のようです。

それを見た周りのニューヨーカーたちも、何かが起きたに違いない、そう判断して中年男性につられるように走り出しました。もちろん、筆者も。そして、最終的には50人ほどの集団が、意味もわからず走り出したのです。

そして、そのうちに、ひとりまたひとり、逃げるものはないと気付き、日常へと戻っていったのです。


もしこれが、テロ事件よりも前に起きていたら、頭のおかしな人が走っているなと思われて、終わりだったに違いないが、誰もが緊張状態にあった当時では、ネガティブな情報をよりネガティブに変換して受け取ってしまったのです。


このように、緊張状態やストレス、プレッシャーを受けている人は、情報のネガティブな面に強く反応してしまいます。

その結果、リスクを冒すことができなくなってしまいます。

もし相手に何かを伝えたいと思ったときには、どう伝えるかを考えることはもちろんのこと、相手の心理状態まで想像することが必要なのです。

「自分の現実」から、「相手の現実」へと想像力を使うことで、より相手に伝わりやすくなります。


それと同時に、自分の判断も「気分」の影響を受けていることを知っておいた方がいいかもしれません。無難な解決策を選ぼうとしているとき、それはリスク、プレッシャー、ストレスなどを感じているからかもしれません。

たとえば、ホラー映画を見たあとには、人はリスクの低い選択をすることが実験で明らかになっています。しかし、そのホラー映画について、自分なりに解説をしたあとだと、リスクの高い選択をとることもできるようになったのです。

もし、恐怖やプレッシャーやストレスを感じているなら、それがどういうものか改めて見直してみることで、よりフラットな状態での選択ができるようになります。

つまり、ストレスに左右されない判断ができるようになるのです。気分によって人は判断を狂わされることがありますが、それと同時に、その気分も乗り越えることができるのです。


今回の僕らの学習帳は、「事実はなぜ人の意見を変えられないのか」の6章の「ストレスは判断にどんな影響を与えるのか(心の状態)」から、お送りしました。

今回の話について、もっと詳しいことを知りたい人は、動画・音声をぜひご覧ください。

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