大切なことは、戦わないこと 僕らの学習帳 vol.155
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大切なことは、戦わないこと 僕らの学習帳 vol.155

ガラパゴス諸島に生息している動物はおかしな動物ばかりです。

そしてその動物たちは、大陸では見ることができません。100キロを超す大きさの草食のカメ、ゾウガメであったり、海の中を自在に泳ぎ回り海藻を食べる、ウミイグアナであったり、地上ではノロノロと動くことしかできない、アオアシカツオドリなど。

なぜ、ガラパゴス諸島にはこんなにも不思議な生物たちが住んでいるのでしょうか?それは、生き残るためのルールが、大陸とは異なるからです。

ゾウガメやアオアシカツオドリのように、逃げる能力が低い動物は、大陸に行けばすぐに餌として食べられてしまいます。もしくは、食べられなかったとしても、他の動物とのエサを獲得する競争に敗れて、滅んでしまうでしょう。

大陸とは、より強いものが生き残り、より規模の大きいものが生き残る世界です。弱いもの、小規模なものが生き残る隙はありません。つまり、大陸のルールで戦うことは、島の生き物にとって、絶滅を意味します。

それに対して、島のルールそれは、独自性の獲得です。競争が緩やかな島という環境では、強くなることも、速くなることも、大きくなることも求められません。規模の競争というルールが成立していません。

その代わり、生き残るためには、島という特殊な環境に適応していく必要があります。その結果誕生したのが、ゾウガメであり、ウミイグアナであり、アオアシカツオドリです。

こうして、島という独自のルールで育った生き物は、他では見られない独自性を備えた存在となります。

この独自な生き残り方に、私たちが学ぶべきポイントがあります。それは、戦っても勝てないルールでは戦わないこと、そして、自分たちの独自性を生かすことのできる環境で生き残ることです。

生物にとって最も重要な生き残り戦略、それは、勝てない戦いはしないということです。戦わなければ、負けなければ、生き残ることができます。強いか弱いか、なんて関係ありません。

独自性を維持しながら、その独自性を生かせる場所を見つけ出し、大陸のルールでは戦わないこと、これが、ガラパゴス諸島の生き物が生き残ってきた方法であり、あらゆる場面で弱者が取るべき戦略なのです。


今回の僕らの学習帳は、8月の本で遊ぶじかん2で扱った「ガラパゴス・イノベーション」からお話ししました。podcastとstand.fmでは、このテーマについて、SUGOIのメンバー4人で話をしています。さらに考えるきっかけに、ラジオをぜひご覧ください。

また、SUGOIでは毎月読書会「本で遊ぶじかん2」を開催しています。誰でも参加できて、読書もできて、しかも、楽しい議論ができる読書会です。

興味のある人は、ぜひこちらのnoteのマガジンをご覧ください。


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