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愛について、言わせてくれ。

こんにちは、SUGOIの代表&広報のアキバヨウジです。

私が代表を務めている(株)SUGOIに「愛とアイデアのある会社」というタグラインを設定している私ですが、今日はここで使っている「愛」という言葉について、思っていることを話してみたいと思っています。

1.  仕事において、愛を大事にしていた

この「愛とアイデアのある」という言葉は、4年前から使っています。

最初は、自分自身のアイデンティティとはなんだろう?と、内側を見つめ続けていた時に出てきた言葉でした。

自分はクリエイターとして、いつもそこにある課題をアイデアで解決する仕事をしているので、「アイデア」という言葉はまず入れようと思っていました。


自分が使っているこの「アイデア」という言葉は、もしかしたら世間一般で使われているイメージと、ちょっと違うのかもしれません。

よく巷では、アイデアマンと言えば創造性に溢れる人物、という感じで語られますよね。

でも自分が捉えているそれは、全く違う。
アイデアマンというのは、別に独創性溢れることを言って周りを感嘆させるような人物ではなく、多くの常識ある人達が「それはやめておこうよ」というようなアイデアを、恥ずかしげもなく出していけるような人間が、アイデアマンと言われるんじゃないかと、私は思っています。

「やめておこうよ」という感覚っていうのは、世間にある常識や慣習、空気のように勝手に決めた枠を意識して、そういう気持ちになるんだと思うんですよね。
これを、失笑されても簡単に飛び越えていける勇気、それがアイデアなんじゃないか。

だから私の中で、アイデアとは「勇気」によって生まれるものです。
そんなわけで、「アイデア」はぜひともタグラインには入れたかった。


けれど、タグラインとしてはアイデアだけでは何か足りないんだよな、と思っていた。
どうもしっくりこない、自分にしてはクールで出来すぎるような印象が拭えませんでした。


そしてよくよく考える内に、段々とわかってきたのです。
そうだ、自分が大事にしているのは勇気だけでなく、相手のことをよく知ろうという姿勢。
これは、「愛」という言葉で言えるのかもしれない…。

愛と勇気。
もはやアンパンマンですね。

「愛とアイデア」という言葉は、もちろん、語呂合わせ的に生まれた側面もあります。
語呂がいいっていうのは、タグラインなどよく使う言葉を作るときには必須の条件ではありますよね。

でもそれ以上に、やっぱり自分が仕事で大事にしていることだった。
「愛があるならこうしよう」とか「このやり方じゃ、愛がないから」など、そんなことをいつも仕事の場で口にしていました。

いいね、この「愛とアイデア」
これに会社をくっつけて、「愛とアイデアのある会社」ってどうだろう?

私は自信満々に、「このタグラインどう?」と他のスタッフにも聞いてみたのでした。


2.  愛を言葉にするのに戸惑う理由

ところが、周囲の反応は、まさに賛否両論真っ二つ。
「秋葉さんらしくていいですね!」と言ってくれる人もいれば、「うーん」と首をひねる人も。

こういう時は否の意見をちゃんと聞いてみよう、ということで尋ねたところ、やはり「愛」という言葉に引っかかるという。

言われたもので記憶に残っているのは、「愛って、ミュージシャンとかが言ってるイメージなんですよね」

確かにそうだ。
私は一企業の社長。
自分の会社のタグラインに、「愛」などと付けてしまっていいのか。ミュージシャンでもあるまいし

そうか、「愛」という言葉は、普通の企業は使わないんだ・・・と考え込んでしまいました。


よく考えれば、普通の企業どころか、普通の人もなかなか「愛」について語ったりはしないですよね。
確かに胸にあるけれど、言葉にするのが難しいのが愛というものだと思う。

私自身も、容易に日常で「愛してるよ」なんて言葉、使っていません。
別に照れ臭いわけではない。
「好き」や「可愛いね」という言葉は、割と、というか他の人よりもだいぶ多く、日常的に使っていると思う。
だから、照れがあって使わないんじゃないんです。

「愛」という言葉を口に出すのって、やっぱり抵抗があって当たり前だと思うんです。
自信を持ってつかむことができない、という感覚の方が、「愛」に対しては誠実だと思う。


「愛」が使えないというのは、その意味をはっきりと捉え、定義し、答えとして使うのは難しいからだと思うんです。
「これが愛だ」と、誰にでも共通する答えとして定義するということは、ほとんど不可能なのではないでしょうか。


3.  愛とは答えでなく、問いかけである

では、なぜ自分でもはっきりわからず、口に出すのも憚られる言葉を、敢えて会社のアイデンティティとして言葉にし、タグラインにまで使っているのか?

それは、「愛」という言葉を、答えとしてではなく問いかけとして、自分達の活動に据えておきたかったからです。


「これが愛だ!」と、自分の中の思いを答えとして決めてしまうと、それはたちまち、他者への支配につながっていきますよね。

自分が世の中につながっていく時に、確かに「愛」は必要だと思う。
でもそれを、答えとして持ってはおきたくない。
「この場合の愛とはなんなのか?」を常に自分の、そして関わる人たちの間で問い続け、一緒に考え、愛に近づこうという姿勢を持ちながら、仕事をしていきたいと思っているんです。

だから、私は会社のタグラインに「愛」という言葉を入れることを、反対意見を聞いても最後には譲りませんでした。

常に目に触れるところに「愛」と置いておきたい。
そしてその横に「アイデア」と置くことで、クリエイターとして「愛」が何かを考えながら、常識という枠組みを軽やかに飛び越えていきたいと思っているのです。

このnoteを書いたSUGOIって、どんな会社?

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「愛とアイデアのあふれる世の中をつくる」をビジョンにかかげる、クリエイターだけの会社。 (ちなみに、社名のSUGOIとは、愛とアイデアがかけ合わさって生まれるときに、自然に出てくる感動の一言から) 2023年までにティール組織になることを目標に、メンバーを募集中。