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人生を狂わせたフジテレビ買収 僕らの学習帳 vol.135

2005年、ライブドアによるフジテレビの買収事件が大きなニュースとなりました。

このフジテレビ買収問題によって、注目を浴びたのが堀江貴文さんでした。そして、この買収に深く関係していたもう一人の人物が村上世彰さんでした。


通産省を辞めたあとに村上ファンドを設立した村上さんは、いろんな企業の株を買い占めていきました。その行動原理は、経営者は株主の利益を一番に考えるべきだという思想でした。

彼は通産省時代から通じて、財務諸表など経営に深く傾倒していました。そして、その中で日本の企業は内部留保として、儲けをため込んでいるということを知ります。つまり、成長のために再投資をしていないことに気づき、その姿勢を是正しようと立ち上がったのでした。

この経営への思い、情熱の元は、彼が小学校3年生の時までさかのぼります。

3年生だった村上さんに、父親は突然100万円を渡します。そして、「お前に小遣いはやらない。そのかわり100万円を渡す。この100万円をどう使おうとお前の勝手だ。」と言い放ったのです。

それで村上さんはサッポロビールの株を買ったのです。理由は単純で、いつも父親が飲んでいたからでした。ただ、そこから株の取引を本格的に始めて、いろんなことを勉強して行ったのでした。

そんな村上さんが投資の対象として目をつけたのが、ニッポン放送でした。フジテレビという大きなテレビ局の親会社が、ニッポン放送だったのです。

つまり、ニッポン放送の株を買い集めれば、フジテレビがついてくる。この事実を村上さんは堀江さんに伝えたのです。


その話を聞いた堀江さんは、今では当たり前になっている「ネットと放送の融合」を掲げて、ニッポン放送の株を買い集めていくのでした。

しかし、結果的には堀江さんの会社であるライブドアが親会社になることはできませんでした。

球団買収で楽天に負けて、フジテレビの買収にも失敗してしまった堀江さんですが、知名度はものすごいことになっていました。その知名度を頼りにしたのが、小泉政権でした。

この買収事件の半年後、いわゆる郵政総選挙が行われました。そこで、郵政民営化に絶対反対の亀井静香さんの刺客として、堀江さんが出馬したのです。

この買収騒動からの総選挙への出馬と、目立ちすぎた堀江さんは、村上さんとともに、東京地検特捜部の捜査の対象となってしまいます。検察の目からしたら、新しいことに挑み続ける二人の姿は、秩序の破壊者とうつったのかもしれません。


今回の僕らの学習帳は、「日本の戦後を知るための12人」の第7回「村上世彰と堀江貴文 金儲け至上主義と国策捜査」から、お話ししました。


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