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ビジョンは「冷静と情熱の間」にある、という話。

どうも、SUGOIの代表広報アキバヨウジです。
↑ タイトルを考えていて、キャッチーなものが思いつきニヤニヤしております。

今日は、私が「ビジョン」というものについて考えてきた遍歴を、ぜひ語ってみたいと思っています。

SUGOIは今年で10期目となるのですが、この期に及んで「会社のビジョンを変えた方がいいんじゃないか?」と代表の私が考えているんです。
会社のビジョンって、通常はコロコロ変えるものではないですよね。
自覚しております。
本当は変えたくないのは山々なのですが、間違えていると思うのなら、それを死守するより変えることの方が大事。
むしろ変えられるところがSUGOIのいいところ、なんて開き直っております。

よく、「経営者は自由でいいですね」と言われますが、一方では既存の「男っぽい」発想を持ってる場合が多いと思うんです。
「武士に二言はない」的な感覚ですね。

一度決めたビジョンを変えようとするなんて、経営者らしくない、と。
でも私は逆に、間違ってると思ったらすぐに変えます。
全く経営者らしくないんです。
でも、変えないという判断は逆に不自由だと思ったりするんですよね。
私の中で捉えている「自由」とは、「柔軟である」ということの意味に近いのかもしれません。


さて、話を戻します。
「ビジョンを変える」と言っても、やる事自体を変えるわけではありません
やるべき事の「伝え方を変える」というのが正しいのかな。
ビジョンを変える事で会社のありのままの姿がより多くの方に伝わるのなら、そういう形に変えた方がいいなと思っているんです。

記憶を辿ると、今のビジョンも9期目を迎えた時に変えたんですよね。
元々あったものに対し、新たな信念を込めて、変えた。
どれだけビジョンを変えるんだ!っていう話ですが。
でもそれだけ今の時代は動いていると思いますし、SUGOIも動いている。
そんな今、私がどんな風にビジョンというものを捉えているかについて、話していきたいと思います。

▶︎ ビジョン=ニーズに応える、だった時期

SUGOIの歩んできた道を振り返ってみると、創業から5期目まではとにかく手探りでした。
そしてこの時期に、世の中から会社に向けられるニーズが確認できたと思うんですよね。

ではこの時期に捉えたSUGOIのニーズは何かというと、それは「制作フローを一気通貫で作れる体制」
とにかく何でも作れる、というのが世間から見たSUGOIの魅力であり、ニーズであったと自覚しています。
とても器用なんだけれど、悪く言えば器用貧乏
良く言うなら「あらゆるものを作れるすごい会社」なんですけどね。
なので「クリエイターだけの会社」という言葉で、そこを何とかビジョンとして打ち出そうとしていた。

でもこのニーズって、結局は「手段」なんですよね。
手段をビジョンに据えていて何が不都合なのかというと、他にもっといい競合がいた場合に、そちらにニーズが向けられていってしまうんです。

5期目までのことを思い出すと、会社を存続させる為には当然、まずはニーズを捉える事が大事だったので後悔はないのですが。
でもやっぱり、ニーズに応えるだけではダメなんです。
なぜなら内心で、競合他社が気になってしまったり、ベンチマークがどこなのか?ということを気にしてしまっていたから。

これ、恋愛に例えるなら「嫉妬深いヤツ」ですよね。
常に恋敵が気になったり、彼女の昔の恋人の話を聞き出したりという。
これは恋愛あるあるではありますが、かなり面倒なヤツだと思うんです。

こんな心配事が頭にあるうちはダメだということで、6期目あたりから色々と試行錯誤を繰り返していくことになりました。

▶︎ アイデンティティというものを掴み出す

そして、次に考え始めたのが「アイデンティティ」です。

SUGOIの様なベンチャー企業の場合、私の様な代表の個性が、かなり会社のアイデンティティに反映されたりします。
なので、私は自分自身の事を深く考えることにしたのです。

ちょうどこの時期に、仕事として他の経営者のファシリテーションを行うことも度々ありまして、やり方はわかっていたのですが、他の人のアイデンティティを見つけ出すことはできるのに、自分自身のそれはなかなか難しい。
でも、やりました。自作自演の、一人ワークショップです。(ビジネスホテルに籠って、壁に付箋をベタベタ貼りながら)
笑ってやって下さい。

そしてその結果、自分の中にある「愛とアイデア」という言葉に気が付けたのです。
「愛とアイデアのある会社」
これが、SUGOIのアイデンティティになりました。

そしてめでたくこのアイデンティティを据えた時から、競合他社の事が気にならなくなったのです。
誰とも比較することの出来ない、唯一無二の存在理由を掴めたのだから。

そのような流れで、9期目に入ったあたりで新たなビジョン、「愛とアイデアの溢れる世の中を作る」を打ち出したのでした。


▶︎ ニーズとアイデンティティの真ん中を探して

ところが今、10期目の半ばにして思うことは、このビジョンがあまりうまく世の中に響いていないな、という実感なのです。
そんなことないよ、と言ってくれる方もいるかもしれませんが、本人が感じてるのだから仕方ない。

なぜ響いてる感じが薄いのか?
それは、このビジョンにニーズが反映されていないからなのではないか?などと、考えるほどに思えてくるのです。

私たちSUGOIは、クライアント企業にクリエイションやブランディングを提供しますが、その時には必ず、このニーズとアイデンティティの関係性を意識してビジョンを設定しています。

今まで考えてきてわかったのが、

・ニーズ → 他者から求められているものであり、それに応えていくこと・アイデンティティ → 自分自身の中にあり、他者を意識せず自分自身の中に理由を探すもの

なのですが、その様に整理するならば、今のSUGOIのビジョン「愛とアイデアの溢れる世の中を作る」は、どちらかと言うと私達のアイデンティティの先にあるものだと思うのです。
けれどそれではあまりうまく伝わらない。

「ビジョンとは、ニーズとアイデンティティの間に存在すべきなのではないか?」

これが今の正直な考えです。

よく思い返してみれば、SUGOIのニーズとアイデンティティは、随分と離れたところにあります。
これは全然悪いことではないと思うのですが、そのどちらに偏っても、自分達らしい活動も発信もできないですよね。

ニーズやアイデンティティをしっかりと捉えた上で、ビジョンはその二つを加味したバランスのいい所で設定する。
なぜなら、外側から向けられるニーズと、内側から表現するアイデンティティとがあってこそ、その会社なのだから。
どちらのことも、否定や無視はできないものなんですね。


というわけで、SUGOIの新しいビジョンを生み出そうと頭を働かせる日々が続いています。SUGOIの新しいビジョンはどうなるのでしょうか? こちらも追って発信していきます、乞うご期待ください。

みなさんの中のビジョンは、どんな位置にあるでしょうか?

このnoteを書いたSUGOIって、どんな会社?

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