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性差が激しいという日本語の弱点 僕らの学習帳 vol.146

前回は、日本語には褒め言葉が少ないという弱点について紹介しましたが、日本語の弱点は他にもあります。

その1つが、性別による差が大きすぎるというものです。つまり、男性が使う日本語と女性が使う日本語が大きく異なるというものです。

不思議な話ですよね。同じ日本語を使っているはずだから、性別が違っても使う言葉が変わるわけがありません。日本語はいつだって同じ日本語のはずです。

しかし、実際に日本語を見ていくと、そんな単純な話ではないことはよくわかります。男性の使う日本語と女性の使う日本語が大きく異なるのです。

その際たる例が配偶者の呼び方です。

男性が女性の配偶者を呼ぶときは、妻・嫁などと呼びます。一方、女性が男性の配偶者を呼ぶときは、主人・旦那と呼びます。

このそれぞれの呼び方を比べてみてください。日本語のある特徴が浮かび上がってきます。それが、性差です。

たとえば、妻とは、連れられているもの、もしくは刺身のツマのように添え物という意味合いがあります。嫁とは漢字の通り「家にいる女性」のことを指します。

どちらも、男が中心にいてそこに添えられるもの、連れられているもの、もしくは、家にいるものという意味合いです。その中心にいるのは男です。

その証拠に男性配偶者を示す言葉は、旦那・主人というように、上司や目上の人間を表現する言葉が使われることが多いです。男性が上の立場となり、女性がそれに付き従う。そんな関係性を暗に示しています。

男女には上下関係が存在する、この上下関係は変えることができないという意味ではありません。それよりも、この日本語の持っている性別の格差を意識するべきだと考えます。

その言葉には、日本が昔から持っている構造が反映されています。だからこそ、そこを意識して、そこを乗り越えていくしかありません。

性差の激しい日本語だけど、そういうものだから我慢するしかないと考えるのではなく、新しい言葉を作り出したり、使ってみたりする必要がありそうです。

その証拠に、若い人たちの中には、配偶者のことをパートナーという表現をする人も増えているようです。そこには日本語で表現できない対等な関係性を表したいという思いがあるようです。

先週のnoteでも書いたように、日本語には対等な関係性を表現する言葉がとても少ないです。そして、それは男女の関係性でも同じものです。

とにかく対等な関係というものがとても少ない言葉です。そこから諦めてしまうのではなく、この日本語の特性を把握しながら、自分の使う言葉がを考え直してみてください。見直してみてください。

そこから、また新しい発見や思考が生まれるはずです。


今回の僕らの学習帳は、6月の本で遊ぶじかん2で扱った「わかりあえないことから」から、お話ししました。動画では、このテーマについて、SUGOIのメンバー4人で話をしています。さらに考えるきっかけに、動画をぜひご覧ください。

また、SUGOIでは毎月読書会「本で遊ぶじかん2」を開催しています。誰でも参加できて、読書もできて、しかも、楽しい議論ができる読書会です。

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