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信念よりも行動で示す 僕らの学習帳 vol.089

ギバーになろう、ギバーであるという信念は、ギバーにとって必要なことではありません。むしろ、そういった信念や宣言は、ギバーになるのに邪魔になることすらあります。

ギバーになるために必要なことは、ギバーらしい行動の積み重ねだけです。


それを説明する実験が、ノースウェスタン大学で行われました。その実験では、被験者を無作為に2つのグループに分けました。

それぞれのグループに自分自身についての作文を書いてもらいました。片方のグループは、ギバーらしい言葉を使うように指示し、もう片方は、ニュートラルな言葉を使うように指示しました。

ギバーらしい言葉を使ったグループは、思いやりややさしさなどを思い浮かべることが多く、もう一方のグループはギバーらしい思考を使わないままでした。

その後に、チャリティーへの寄付を両方のグループにお願いしたところ、多かったのは、ニュートラルな言葉を使ったグループでした。

ギバーの言葉を使った彼らは、自分自身はそもそもいい人(ギバー)だから、寄付に参加しなくても大丈夫。そう考えたに違いありません。その結果、ギバーらしい行動をしようとしなくなってしまったのです。


人はギバーであると公言したり、宣言したり、思い浮かべると、ギバーらしい行動をとる回数が減ります。逆に、ギバーになろうと思いながら、それを言えないでいる人は、その目的に近づこうと、積極的にギバーらしい行動をとるようになります。

人をギバーにしようと考えた時に、ギバーである宣言をさせたり、ギバーになろうと言わせることは逆効果です。

それよりも、ギバーらしい行動をとるように仕向けることの方が重要です。ギバーのコミュニティが、より強くギバーを作っていくのは、宣言や宣誓のおかげではなく、人は周りの行動を真似するからです。

ギバーらしい行動を取りやすい環境を用意すること、これこそがギバーを増やす1番の近道かもしれません。



今回の僕らの学習帳は、「GIVE&TAKE「与える人」こそ成功する時代 」のpart8「人を動かし、夢をかなえる「ギブの輪」」から、お話ししました。

今回の話について、もっと詳しいことを知りたい人は、動画・音声をぜひ聞いてください。

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