
相手のタイプ別で考える雑談方法 僕らの学習帳 vol.117
三流は、誰に対してもローテンション
二流は、お決まりのワンパターン
一流は、自在にコミュニケーションの型を操れる
ここまで雑談の方法について説明してきましたけれど、実は雑談が嫌いな人もいます。では、雑談が嫌いな人には雑談力が通用しないかというとそうではありません。
雑談というのは、常に目的を持って行うものです。だから、雑談と嫌いな相手と仲良くなることが目的であれば、それに対する雑談の方法(雑談をしない方法)というものが考えられます。
これまでの雑談の方法が、すべての人に通用する基本メソッドだとしたら、そこに追加すべき応用パターンがあります。それが、相手によって雑談のタイプを変えるということです。
・言いたいことをハッキリ言うタイプ
中小企業の社長や上役に多く、プライドや自分の考え方がハッキリしている
このタイプの人には、結論から話して、相手のメリットのある話題を積極的に選ぶのがいいです。
・マイルドないい人タイプ
話をよく聞いてくれるが、決断力があまりないタイプ
このタイプの人には、話を盛り上げながらも、和やかな空気の中で決断を促すように問い変えるのが大切です。
・賢い話し方をする分析家タイプ
細かい点を気にして、冷静な受け答えをするロジカルなタイプ
このタイプの人には、知的好奇心を刺激するような雑談をしながら、情報を整理して理路整然と話をするのが効果的です。
・とにかく明るいネアカタイプ
会話がとにかく大好きで、話がどんどん盛り上がって脱線していくタイプ
このタイプの人には、積極的に雑談を楽しみながらも、目的の方へ誘導して戻る意識を忘れないことが大切です。
・あまり主張しない控えめなタイプ
あまり自分の意見を言わない、大人しい人で、集団の中で目立たないタイプ
このタイプの人には、とにかく相手のテンポに合わせて話をしましょう。沈黙も大切な時間です。
以上のように、タイプによって話し方や、雑談の方法は変わってきますので、ワンパターンにならないように相手を見ながら雑談をできるようにしていってください。
今回の僕らの学習帳は、「超一流の雑談力」の第6章「相手によって話し方や話題を変える」から、お話ししました。
今回の話について、もっと詳しいことを知りたい人は、動画・音声をぜひ聞いてください。
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