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宇宙に所属しているなんて言われても… 僕らの学習帳 vol.141

「安心してください、あなたはこの宇宙の一員なのです」

そんなことを言われても、1つも安心できないどころか、怖くなって逃げだしたくなりますよね。この人は私を騙そうとしているのではないか、そう考えてしまうのが普通の感覚だと思います。

人は誰しもが、どこかの共同体に所属しながら生きています。家族、学校、職場、地域、部活動、サークル活動、ゼミ、行きつけのお店、地域など。そして、この共同体から離れては生きていくのも難しいです。

たとえば、地域の活動の中で、そこにうまく馴染めないと毎日の暮らしがどこか息苦しくなってしまうでしょう。学校生活が辛いものになると、自分の人生はとてもつまらないものに思えるでしょう。職場でも、家族でも、そのほかの共同体でも、目の前にある共同体にどれだけうまく入れるか、それが人生の大きな課題だと思います。

しかし、アドラーはそのような考え方を否定します。いや、共同体の中で貢献すること、所属すること自体は否定しないのですが、どうにかして共同体になじもうとする努力は、必要ないと考えています。

それが、嫌われる勇気、です。

こんな場面を想像してみてください。学校生活にうまく馴染めない時、それでも自分を殺しながら、その共同体に所属しようと努めたとします。

それは、一般的にはとても褒められた行為です。共同体に考え方を合わせる、空気を読むという行為です。それに対して、アドラーは、こう考えます。転校してもいいし、退学したっていい。

退学届一枚で縁が切れる共同体など、その程度のつながりでしかない、と。

目の前の共同体が合わないのであれば、そこから出ていけばいい。出てしまえばそこで起きていたトラブルも小さなことに気付けるでしょう。

必要なことは、いつだって「より大きな共同体の声を聴け」です。

この時に考えて欲しいのが最初に伝えた、「宇宙の一員、所属している」という考え方です。

といっても、宇宙を感じろ、宇宙を見上げろ、という話ではありません。それよりも大切なことはいくらでも大きな共同体はあるということです。

目の前の学校が合わないのであれば、別の学校、学校のある地域、もっと外の共同体がいくらでもあるのです。

そして、そのより大きな共同体が合わなければ、また別の大きな共同体に目を向ければいい。どこまで行っても、より大きな共同体は存在します。なぜって、一番大きい共同体が宇宙だからです。

そういう意味で、私たちは「宇宙という共同体に所属している」ということです。いきなり宇宙を感じなくて大丈夫です。というか、おそらく無理です。

それよりも、いつだって考えて欲しいことは、今より大きな共同体が、必ずあるということです。


今回の僕らの学習帳は、「嫌われる勇気」から、お話ししました。今回の話について、もっと詳しいことを知りたい人は、動画をぜひご覧ください。

ちなみに、倍速バージョンもご用意しております。


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