a yohakの商品をつくる。日本茶を淹れて、飲んで、体験する。
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a yohakの商品をつくる。日本茶を淹れて、飲んで、体験する。

a yohakの第一弾の商品は、グリーンエイトさんとの「和紅茶」に決定し、現在、発売までの商品パッケージなどを最終調整中です。

といっても、なぜ和紅茶なのか?そもそも、なぜクリエイティブの会社がお茶を売るのか?

きっとこんな問いが出てくると思います。もしかしたら、a yohakを運営しているSUGOIってどんな会社なんだろう?っていう問いも。

この問いを持つことこそが、a yohakでもSUGOIでも大事にしていることです。問い続ける、考え続ける。

なぜお茶を売るのか、私たちは何をしたいのか。そしてなぜ和紅茶なのか。この問いに対して、私たちは答えを提示するのではなく、その答えを考え続けたプロセスを一緒にシェアします。

このプロセスを見ながら、納得するかもしれませんし、さらなる問いが生まれるかもしれません。その全てを一緒に楽しんでいければと思っています。


まだ「a yohak」というブランドにはっきりとした商品がなかった頃のことです。商品がないのにブランドだというのは、おかしな話ですが。自分たちなりのブランド作りを進めていくことに変わりはありませんでした。

私たちが最初にしたことは「商品を知る」ことです。つまり、自分たちがどのような商品を売りたいのか、それを見つけるのが今回の目的です。そして、この時の私たちは和紅茶というものを知りませんでした。

「a yohak」最初の商品は、お茶ということまでは決まっていました。しかし、どんなお茶を、どのように売るのかまではまだ決まっていませでした。ほとんどがまっさらな白紙の状態で進めています。

どんなお茶がa yohakに合うのか、どんなふうにお茶を販売したらa yohakの伝えたいことを伝えられるのか。それを見つけるために、お茶の試飲会を開催しました。


そもそもなぜお茶なのか、静岡なのか。

それは、代表の秋葉が静岡出身であり、日頃からお茶を楽しんでいること。子どもの頃から茶畑を見て育っているので、その風景が心に残っていること。

とても、個人的な思い入れから始めていますが、自分たちの信じられるところから始めようと思い、お茶を「a yohak」の最初のプロダクトに選びました。


そもそも静岡といえば、全国一の生産量を誇るお茶大国です。県内の生産地ごとに特色が異なり、それぞれ味わいの異なるブランド茶を輩出しています。たとえば、気候条件に恵まれた山間では高品質の茶葉が、水はけのよい牧之原台地では苦味や渋みの少ない茶葉が、生産されています。

これら以外にもたくさんの地域で、風土を色濃く反映させた茶葉が生産されています。その大量にある品種の中から、今回は5種類の茶葉を試飲のために揃えました。

私たちが試飲会で学んだことは2つありました。
・お茶は産地や製法によって大きく味が異なる
・「お茶を飲む」という行為のハードルが想像以上に高い


用意したお茶は次の5種類です。

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1 大井川上流 川根
2 牧之原 小笠
3 阿寺 Strong
4 釜炒り茶
5 茎茶

それぞれ製法や産地が少しずつ違うお茶を飲み比べました。それぞれの茶葉ことに、3杯飲みつづけたために、5種類目の茎茶までたどり着けませんでした。

それぞれ味わいも香りも異なっていて、お茶を知っている人からしたら当たり前のことも新鮮な驚きでした。

1:苦味が強く、一口飲んだ瞬間に目が覚める感覚がありました。朝の寝ぼけた頭に喝を入れてくれるような強さのあるお茶です。

2:お茶というか出汁のような味わいでした。薄味の豚骨ラーメンのようと表現するメンバーもいました。

3:香りが薄いところに安心して?口に含むとその味の強さに驚かされます。ギャップの強さのあまりに、暴力的という表現も飛び出しました

4 香りがやさしく、普段飲んでいるお茶に近い感覚でした。食事を邪魔しない飲みやすい口当たりです。

それぞれのお茶の1杯目(1煎目と言います)の感想です。さらにここから、2煎目、3煎目と重ねるごとに味や香り、色合いも変化を続けていきます。

お茶の味わいというものが、茶葉によってこれほど多様で、さらに同じ茶葉でも重ねるごとに味が変化するということに素直に驚かされます。


また、お茶の入れ方にもしっかりとこだわってみました。

代表の秋葉以外は「ちゃんと」お茶を飲むのが始めてのメンバーばかり。お茶といえば、番茶。お茶っぱをざっくりと軽量して急須に入れて熱湯を上から注ぐ。その体験がお茶へのイメージでした。

しかも、急須や湯呑みが家にないというメンバーも多く、この気づき自体が試飲会の中でとても重要な発見となりました。

というのも、お茶を淹れるには、次のような工程があります。

1お茶っぱを計量する(一人当たり2g)

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2お湯を100℃まで沸かす

3沸いたお湯を使って湯呑みと急須を温める

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4100℃のお湯を茶葉ごとの適温に冷ます
(〜ちゃは70度、〜ちゃは80度など)

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5計量した茶葉を急須に入れ、その上から、適温になったお湯を注ぐ

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6茶葉ごとに必要とされる時間を待つ
(〜茶は90秒、〜茶は3分など)

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7湯呑みの中のお湯を捨てる

8時間が来たら、湯呑みにお茶を注ぐ

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9飲む

10 飲み終わったら、2煎目を準備する
(全部で3煎まで飲みます)

ここまでがお茶の「正式」な飲み方となっています(流派や考え方によって差異があるようです)

これを始めて経験したことで、一般的なイメージの「お茶を飲む」と大きくずれていることを改めて思い知りました。話では聞いていたのですが、それ以上になかなか複雑で難しいところもあると。


ただ、それと同時に、お茶を飲むことがa yohakのコンセプトである「余白をつくる」につながるということも再確認できました。

つまり、時間をかけてお茶を入れる時間をつくる。ちょっとだけめんどくさいけれど、だからこそ価値のある時間。お茶を飲むという行為に、余白を感じるという体験価値が詰まっているのです。


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お茶の味についてはまだまだ勉強が必要だということもわかり、お茶を飲むという行為をどうやって受け入れてもらうのかという課題も見つかり、さらに、自分たちのコンセプトが確かにここにあるという確認もできた。

たくさんの価値が発見できた試飲会でした。

このnoteを書いたSUGOIって、どんな会社?

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