本で遊ぶじかん_note_1810

【10月の本で遊ぶじかん】常識に流されるくらいなら、ユートピアを信じる。

第一回の「本で遊ぶじかん」は、10月31日水曜日
弊社の会議室で行いました。

合計6人と少ない人数での開催ではありましたが
議論は白熱して、未来に向けての有意義な話ができました。

白熱した議論を巻き起こした今回の課題図書
『隷属なき道』の内容をご紹介したいと思います。



さて、突然ですが、みなさんに質問です。

みなさんは、ユートピアを信じていますか?
いつか私たちがユートピアにたどりつけると信じていますか?


私は信じていませんでした。

かつてトマス・モアが、彼の著作の『ユートピア』では、
「存在しない場所」という意味を持たせていたという話を知って、
(この話には諸説あるようですね。)
ショックを受けたことを覚えています。

つまり、人類に、理想郷はない、と。

そんな、私に光を与えてくれたのがこの一冊。
『隷属なき道』

英語でのタイトルが、
"UTOPIA FOR REALISTS And How We Can Get There"
「現実主義者のための理想郷 どうやって私たちはそこにたどり着くのか」

筆者はすでにあるかないかの議論ではなく、
どうやってたどり着くのかを語ってくれています。


さて、そもそも筆者が描いているユートピアはどんな世界でしょうか?

とてつもなくシンプルにいうと、以下の3点です。

・あらゆる国内の福祉政策をやめて、ベーシックインカムを 配りましょう。
・生産性はロボットに任せて、人間は創造的活動をしましょう。
(だから、週15時間労働で十分)
・あらゆる国際的な福祉政策をやめて、国境を開放しましょう。

彼のいう通りの世界が来たならば、

平日3時間だけ働き、
残りは自分の好きな創造的活動をして、
生活はベーシックインカムで保証されて、
好きな国に自由に移動できる。

こんな世界です。



これを聞いた時に、どう思いましたか?
あまりにも現実離れしたアイデアですよね。

それこそが、この世界をユートピアと筆者が名付けた理由であり、
この本を筆者が描いた理由です。

ちなみに、このユートピアが正当であるかどうかは、
本書を手にとってみてください。

・ベーシックインカムが世界各地で実験されてきたこと
・労働時間を短縮することの有効性
・国境を開放することの経済的な効果

などを、過去の資料などのファクトを元に説明してくれています。

このユートピアの世界を提示するだけでは、
単なる非現実的な夢想家だと言われて終わるのですが。

この本のもう1つの目的は、How We Can Get There。
つまり、どうやったらユートピアにたどりつけるか、です。


それでは、筆者の提示するユートピアへの行き方について
かなり簡単に説明しておきます。

筆者の提示するポイントはたった2つ
「連携」と「図太さ」

「自分の周りをよく見て、人々と連携しよう。ほとんどの人は、優しい心を持っているはずなのだ。」
「図太くなることだ。人が語る常識に流されてはいけない。」

筆者は、この2つを持って自分の信じるユートピアへと
向かっていかなければいけない、と言うのです。


そして、「そんなのは現実的ではない」という言葉に対して、
筆者はこう返します。

「非現実的」という指摘は
「現状を変えたくない」の言い換えでしかない、と。


さらに、続けます。

過去が教えてくれるもっとも重要な教訓は
現状は変えられるということだ、と。


最後に、参加者のアンケートから言葉を抜粋して終わりにしたいと思います。

今回の読書会で、手に入れたものは、
良き心を持った人との繋がりと会話。
今回の読書会で楽しかったのは、
読書という1人の体験を、他の人と共有できたこと。
ビジネス的な戦略がないところで、
初めて会う方とディスカッションができたことが楽しかった。


次回の「本で遊ぶじかん」では、
さらなる素敵な人との出会いがあるだろうって
今からワクワクしています。

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