教員養成大学で教わったのは「教員になるより大事なこと」だった
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教員養成大学で教わったのは「教員になるより大事なこと」だった

株式会社SUGOI  愛とアイデアのある会社

「教員はかけがえのない経験のできる、素晴らしい職業です」

大学の全5回の授業のうち、1回目で聞いた講師の先生の言葉。私にとっては、左から右へ流れていくメッセージでした。

教えることに興味が持てない。

教える職業である教員の勉強をしている自分が、そういうタイプの人だと確信したのはこの授業を受け始めてからのことです。

講師の先生が悪いわけじゃない。教員という職業が嫌いなわけじゃない。それなのに、教員に興味が持てなくなっている自分がなんだか情けなくて、その日は授業を聞くことにさえ、しんどさを感じていました。

「すごく、苦しかったです」

授業を終えた直後、たまたま話すタイミングがあったSUGOIの代表ヨウジさんとCOOゆういちさんに、私はそう伝えました。

「クリエイターが先生になるのは、どう思う?」

視点を変えて話をしてみようと、ヨウジさんはそう切り返してくれたのでしょう。けれど(本当に申し訳ないが)私はそのテーマにも全く興味が持てなかった。

「全然、いいと思います」

なんとか絞り出したとその返しには、きっと興味なさげな私が詰まっていたと思います。


そんな1回目の授業から4週間。ちょうど先週、5回分の授業を全て受け終えました。

最後の授業は、スクールカウンセラーの先生の話。1回目の授業とは打って変わって、その授業を受け終えた私の中には、この言葉が浮かんでいました。

「この授業、受けて良かった」

ここまで180°見方が変わるのは不思議なようだけど、そう思えた理由はすぐ手の届く場所に見えていました。

教員以外の視点で教育を見渡すことができたから。

実はこの授業、教員になる学生が現場に出る最終準備として受けるもの。つまり、現場に出る前に教員として知っておいてほしいことが詰まった授業だったのです。

その中には、教員として心得ておくべきことはもちろん、特別支援、保健、貧困、カウンセリングといった内容が含まれています。

そんな中、私は2回目以降の内容は、すんなりと、興味津々に聞くことができていた。1回目、あんなに苦しくてたまらなかったにも関わらず。

そうした感じ方の違いが起きた理由として、私はこう考えています。

「子どもを支えることにフォーカスした話か、教員を支えることも含まれている話か。この違いが、私の興味に影響しているのだと思う」

具体的には、学校において子どもと一番近く、一番長く一緒にいる教員のやりがいや心得がテーマだったのが1回目。そして、そんな教員をサポートする視点も含めて、どのように子どもと接していくべきかがテーマだったのが2回目以降。

こうした話の視点の違いが、私をモヤモヤさせていたようでした。

つまり、教育において私の想いがのるポイントは、教員そのものではなく、教員と一緒に子どもをサポートしていく環境を作ること。

だからこそ、子どもへの指導方法や内容についてメインで勉強をしていた時期は、どこまでも教員という立場にしっくりこなかったのだと思います。


ただ、これはおそらく、教育以外の分野でもよく起こることではないでしょうか?

クリエイティブ業界を見てみると、同じクリエイターと言えども、広告に興味が強い人もいれば、アート寄りの領域に興味が強い人もいる。

もしくは、ものを作ることより、ものを通して関係性を作る部分に興味が強いクリエイターもいる。

つまり、作ることをより広く捉えることで、自らの想いがのるクリエイティブの側面を見つけられる人もいるはずです。

例えば、映像に興味があって映像制作をメインの仕事にしている会社に入ったけれど「どこか想いがのらない」と感じている人がいたとする。その人は色々と考え、他の会社や業界を観察する。そしたら、映像を作るクリエイターの環境をより良いものにすることを自分はやりたいんだと気づいた。

クリエイティブ=作るというイメージに囚われすぎてしまうと、作ることに全力を注げない自分はダメなんじゃないかと立ち止まってしまう人もいるはずです。教育=教えることという定義がはまらない自分を責め立てた私のように。

ただおそらく、その想いがのらない感覚は無視しちゃいけない。

無視をせず、目を向けることはもちろん怖い。なんとなく、今まで自分が進んできた道を否定するように思えてしまうから。自分を守るのに都合のいい選択をしたいから、違和感には目をつむりたくなる。

でも、その違和感を、想いがのらない理由を言葉にできてこそ、今自分がいる場所に向き合うスタートラインに立つのでしょう。

もしかしたら、違和感を言葉にしたことで、今いる場所は違うと思うことになるかもしれない。それによって会社やコミュニティを離れる決断に至るかもしれない。

それでも、あなたがもっと想いを持てる場所が見つかるのであれば、それでいい。その先で、もっといいと思える未来を作りたいと、あなた自身が思えるようになるはずだから。私はそう信じています。

実は”ここじゃない”っていう違和感を持ちながら、今を生きているあなたへ。少しでもその違和感と向き合う勇気を届けられたら嬉しいです。

以上、今週の「インターンめぐみのモヤモヤのち晴れ」でした!

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