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【8月の本で遊ぶじかん】政治という言葉と仲良くなれた「じかん」

1冊の本を読み終わったときに、遠くまで来てしまったと感じることありませんか?新しい知識を手に入れて、新しいものの見方を手に入れて、もしくは忘れていたものを思い出して、ハッとすることが。

本で遊ぶじかんでは、その感覚を参加者全員で共有することができます。参加者の皆さん全員が、1冊の本を読み終わって、ハッとしています。しかも、全員が。


今回の驚きは、政治に対する考え方が大きく変わったことでした。

政治といえば、思いっきり悪くいってしまうと、よくわからないおじさんたちが、よくわからないことを議論して、最終的によくわからない結論を出す。そんなイメージもあるかもしれません。

しかし、今回の政治の定義は、もっと身近なものでした。たとえば、学校の中の話し合いで、意見が分かれたときにどうやって決める?という、誰もが経験したことのある場面。

このときに、多数決で決めるのか、話し合いをして全員が納得する答えを求めるのか、先生に決めてもらうのか。多数決にしても、どういう投票方式にするのか。

意見が食い違ったときに、暴力を使わずに決めることが「政治」というのでした。


私たちは多くの場面で、多数決を使用します。お昼ご飯のお店を選ぶとき、クラスの代表を選ぶとき、旅行の行き先を決めるとき、アイデアを採用するとき、国の代表を決めるとき。ほとんどの場合が多数決です。

しかし、多数決が本当に最善の方法なのでしょうか?

この本の中では、もっと良い方法はないのか想像力を駆使できているか考え直すべきだと語られてました。

たとえば、順位をつけて、その順位ごとに点数をつけて合計点にて決定するというボルダ・ルール、地域ごとの代表ではなく世代ごとの代表を決定する世代別選挙制度、考え直すチャンスを作るために2回投票させる2回投票制度など。

このように現実に行われている、もしくは検討されているものがたくさんあります。

そう考えると、何かを決めるときは多数決という考え方は、必ずしも正解ではないのかもしれません。

また、現在の民主主義=多数決というイメージも、まだまだ改善の余地はあるのかもしれません。そして、もっといろいろな民主主義の形が考えられるのかもしれません。

そんな尽きない議論を参加者の皆さんとしながら、気づけば政治という言葉がとても身近なものに変わっていたのでした。

政治という言葉のイメージが変われば、きっと新しい関係性やコミュニティをつくる可能性も広がっていくと思うことのできた「本で遊ぶじかん」でした。


この本の最後は、ハンナ・アレントという政治哲学者・思想家の言葉で閉められていましたので、このnoteでも同じく、最後にその言葉を紹介して終わりにします。


人間が生まれてきたのは、始めるためである


今回の本で遊ぶじかんも議論の盛り上がった楽しいじかんでした。また次回もまた楽しいじかんになりますので、ぜひぜひお気軽に遊びに来てください!


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