これからは、喪失を語れる社会へ 僕らの学習帳 vol.150
見出し画像

これからは、喪失を語れる社会へ 僕らの学習帳 vol.150

喪失は避けることはできません。親との別れ、配偶者・パートナーとの別れ、恋人や友人との別れ、仕事や環境を失うことなど。これらを全て避けることなどできません。

これほど、喪失が私たちの人生にあふれているにも関わらず、喪失を語ることはほとんどありません。

それは、個人個人の考え方も影響していると思いますが、それ以上にこの社会のあり方が影響しているようです。


私たちの社会は、常に成長を目指しています。過去より大きくなることを目標に、とにかく得ることが重要視されてきました。

権力を得ること、お金を得ること、知識を得ること、恋人や友人を得ることなどなど。私たちの人生において重要なことは、いつだって獲得することでした。

このような社会の中で、嫌われるもの、避けられるもの、それは「喪失」です。

どうやって結婚相手を獲得することは語られても、結婚相手を失うことは語られません。どうやって仕事を獲得することは語られても、それを失った後の生活は語られません。どうやって出世をするかは語られても、それを失った時にどうするのかは語られません。

私たちは、徹底的に「喪失」を意識の後ろ側に押しやってきたのです。

確かに、喪失は悲しいこと、辛いことですのでできる限り語らない方が幸せかもしれません。しかし、それと同時に、喪失に直面した時に語る言葉すら失ってしまっているのです。


ずっと避けてきたせいで、それを語る術を持たなくなってしまった。だからこそ、私たちは、もう一度、喪失を語る言葉を取り戻す必要があります。

すでに、現代社会は成長ばかりを追い求めることが難しくなってきています。そんな時代において、「喪失」を見ないフリするのは限界があります。だからこそ、私たちは脱成長を考える上で、「喪失」と向き合い、語りあうことがとても重要になってきます。


今回の僕らの学習帳は、7月の本で遊ぶじかん2で扱った「喪失学」からお話ししました。動画では、このテーマについて、SUGOIのメンバー4人で話をしています。さらに考えるきっかけに、動画をぜひご覧ください。

また、SUGOIでは毎月読書会「本で遊ぶじかん2」を開催しています。誰でも参加できて、読書もできて、しかも、楽しい議論ができる読書会です。

興味のある人は、ぜひこちらのnoteのマガジンをご覧ください。


この記事が参加している募集

推薦図書

このnoteを書いたSUGOIって、どんな会社?

あなたのスキに感謝です。youtubeもよかったら見てください!
「つくりもの」をつくらない、つくる会社 | メンバー全員がクリエイター | 企画立案から実制作まで、「愛とアイデア」をもって行います | 映像、グラフィック、ウェブ、ブランド、プロジェクションマッピング、ホログラム、etc | note毎日更新しています、フォローお願いします!