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アイデアを生み出すための秘訣、隣接可能領域 僕らの学習帳 vol.004

オリジナリティあふれる作品、オリジナルなアイデア、他とは違うオリジナリティ、オリジナリティで勝負する。

オリジナリティ、って言葉からは神聖な空気を感じるかもしれません。オリジナリティが、特別な才能を持ったクリエイターに固有なものだとでもいうように。


でも、結局、これも迷信なんです。「オリジナリティ」の迷信。

ある1人のクリエイターや発明家が、突然、青天の霹靂のようにオリジナルなアイデアを思いついて、そのアイデアの全てがその人のものって主張できる。そんな簡単なものではないんです。

たとえば、微積分学という数学の新しい学問分野は、イギリスでニュートンが、ドイツでライプニッツが、それぞれ別々に発見したのです。また、ガリレオの発明と言われている望遠鏡も、ガリレオの前に5人もの人によって発明されていたとか。

微積分学というアイデアのオリジナリティは誰のものなのか?
望遠鏡という発明のオリジナリティは誰のものなのか?

こう考えてみるとよくわからなくなってきます。


つまり、考え方が間違えているのです。アイデアを誰か一人の功績にするのではなく、組み合わせによって生まれていると。

かの有名なスティーブ・ジョブズもあるインタビューでこう語っている。

「創造性は物事を関連づけて考えることにほかならない。(中略)今までに経験してきたことをつなぎ合わせ、新しいものを作り上げている」


そうなってくると、アイデアを思いつくのに必要なことは、経験であり、今までのことに対する知識だということになります。

それを、この本では、「隣接可能領域」と呼んでいます。呼んで字のごとく、隣り合わせで接することが可能な領域のこと。

わかりやすくするために、極端な例をすると、ネットもテレビも興味がなくて、娯楽も趣味もなく、自分の会社の人との仕事上の付き合いしかない場合、隣接可能領域はとても狭くなり、その人が思いつけるアイデアは、社内の情報の組み合わせしかありません。

その一方で、色々な新しい経験をしていて、イベントに参加したり、本・ネット・テレビ・映画・音楽・友人知人などから情報を得ている場合、隣接可能領域はとても広くなり、その人が思いつけるアイデアは、これらの情報の組み合わせなので、とてつもなく多くなります。


これが隣接可能領域です。

その人がどれだけの情報や経験・体験にアクセスできるか。そして、もちろんのこと、その領域は広ければ広いほど、アイデアを思いつく量は増えます。


もし、アイデアを思いついたり、面白いことを考えるのが苦手な人は、自分の隣接可能領域を見直してみてはどうでしょうか。

似たようなタイムライン、似たような友人関係、いつもの繰り返しの体験を、飛び出してみることで、崩してみることで、何かが変わるかもしれません。



今回の僕らの学習帳は、「どうしてあの人はクリエイティブなのか?」の第4章「オリジナリティ」の迷信から、お話ししました。

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