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私情と仕事の心地よい「ブレンド」を見つけたくて

「これが、私情というものか!!!!」

気づいたのは、寝る前の布団でした。日中感じたある違和感に、当時気づかなかった私情が絡んでいる気がしたのです。

その違和感のきっかけは、COOゆういちさんの問いかけ。

「今日1日、思ったことを教えて」

会社のメンバー全員でもものさんに向き合う1日を終えたときのことです。どんな意図でゆういちさんが問いかけているのか分からず、言葉が詰まってしまったSUGOI学生インターンのめぐみです。こんにちは。

「思ったことって…どの立場から、ですか?」

普通に考えれば、ゆういちさんの言葉をそのまま受け取り、素直に感じていることを言えば良いだけでしょう。

でも、私はそれがすんなりできなかった。

実はこのつまずきには、理由がありました。その時思っていたことが、自分にとってあまりにも重かったのです。

向き合うって、難しい

私の脳内には、この文字だけが浮かんでいました。ただ文字を見れば、単純で、当たり前で、重いなんて言葉は大袈裟です。

でも、誰かと向き合うことについて心がしぼんだ過去が、その文字の背中にくっついていると私は分かっていました。

だから、その見えない物語の重量感と、我ながら考えすぎな自覚にうんざりする気持ちで、ゆういちさんの問いかけにすんなり答えることができなかったのです。

その日、向き合った本人のもものさんが隣にいる。でも答えようとしない私。そんな状況を見て「え、もものがいるから答えづらい…?」「本当は嫌だった…?」と、聞くゆういちさん。

あぁ!どこまで話したらいいんだ!

その状況にそろそろ耐えきれなくなった頃、私はぽつりと呟きました。

「どの立場で思ったことを言えばいいんですか?一個人なのか、チームの中の1人として、なのか」

会社のことではない、まるっきり個人的な過去に紐づいた自分自身の問いをこの空間に放り投げていいのか。私は分かりませんでした。

でもゆういちさんの答えは、案外あっさりしたものでした。

「そんなこと、考えなくていいよ。めぐみが思っていることを、ただ教えてくれればいいんだよ」

この自分勝手な考えを?言っていいの??

ゆういちさんのフォローに納得はしていない。もっとちゃんと、今日あったことを俯瞰して感じたことを言うべきだと思う。

とは言いつつ、この自分勝手な問いが頭をグルグルしているから、俯瞰する余裕がない自分もよく分かっていました。

言うしかない。

そう覚悟を決めて、本当は言いたくなかった私情まみれの思いを、ゆういちさんに投げかけました。

「向き合うって、難しいと思ってます。他人を向き合おうとすると、結局自分とも向き合わなくちゃいけなくて。そうしているうちに、いつの間にか他人と向き合おうとしてる自分を俯瞰してしまう。きっと今日の私もそんな感じで、しっかり向き合ったとは言えない気がしてます」

私は、向き合うという行為が苦手だ。

そう思った過去と今を、勝手に結び付けただけの言葉です。でもゆういちさんは、

「なにそれ、めっちゃ面白い話じゃん」

と、私の弱気な言葉を優しく受け取ってくれたようでした。

私情に悩むって、心細い

ゆういちさんとのやり取りを思い出し、布団の中でその自分勝手さが私情と気づいてからも、私の気持ちは晴れませんでした。

私情を力に変えられるゆういちさんだから
受け取ってくれただけではないか?

会社で働く場面で私情をどう扱うかなんて、きっと一般的な正解はありません。

ゆういちさんのように仕事と自分の想いを上手くブレンドする人もいれば、混ぜ合わせない方が上手く仕事ができる人もいるはずです。

でも、そもそも仕事と私情の混ぜ方について、普段誰かと話すこともない。だからより一層、私は私情の扱い方に迷っているのだと思います。

そんな中、この晴れない心を温かく包んでくれたのは、たまたま見つけた記事の言葉でした。

“チームリーダーとして、言わなければならない、言うべき発言を貫きました。

役割より私の思考を優先すると、意見はブレて
いきます。

陰であんなこと言って、表はこんなふうで。

そんな風に器用に使い分けると

簡単に失うものを、私は何より大切にしたいと

考えてもいました。”

役割と自分の思考、つまり仕事の自分と私情な自分を使い分ける怖さに、おだんごさんも向き合っているのでしょう。

私情を尊重して、そのぶん裏表を使って生きれば、全てが上手くいくわけでもない。だからと言って、仕事と割り切って私情を一切入れない選択は、自分にとって素直ではない。

そんなおだんごさんの葛藤が痛いほどに分かる。ひとりで悩む心細さが消えていく感覚でした。

私情はきっと私だけのエネルギー

SUGOIのバリュー(価値観)に、Wholeness(=全体性)というものがあります。

これは会社での自分とそれ以外の自分とを完全に切り離してしまわないという意味です。

仕事とプライベートの自分。
SUGOIで働く現在とSUGOIに出会う前の過去の自分。

それらを切り離さず上手く溶け込ませる努力が、SUGOIにも、自分にも大切で、意味のあることだと理解はしています。

ただ、それは闇雲に仕事へ私情を持ち込めばいいという話ではありません。

必要なときに、ここぞという場面で、私情というエネルギー源を選ぶことだと私は思っています。

例えば、たくさん運動するならスタミナのつく料理を食べ、筋肉をつけたいならタンパク質の多い料理を食べるような、目的に応じて取り入れるエネルギーを変える感覚です。

もっといい企画を作りたいけど何かが足りない。もっといいアイデアが欲しいけど何かが足りない。

そんな場面で私情を取り入れて仕事に臨むと、足りなかったはずの何かが満たされる。仕事におけるいわばエネルギーの役割に、私情はなり得るはずです。

もちろん、その私情をどう会社の状況と結びつけるかは重要なポイントですが、目的さえ見失わなければ、SUGOIにとってもそれはとても価値のある機会になるでしょう。

正直、今の私はその勇気を持てません。

だから、私情を仕事のエネルギーとして使いこなす感覚を得ていきたい。

きっとすぐにできることではないけれど、私情を持ち出す怖さや責任に押し潰されそうな時間を越えた先に、たどり着かなければならない気もします。なにが待っているかも、なにが得られるかも分からないけれど。先の景色を見てみたいわくわくが確かにあります。

もう一人じゃない。味方がいると分かったから。私情と仕事の心地よい混じり方を怖がらず探り続けたいと思います。

以上、今週の「ど素人インターンがみたクリエイティブカンパニー」でした!

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