5分弱の動画さえつくりきれない私を、情けないと責めないで欲しい。
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5分弱の動画さえつくりきれない私を、情けないと責めないで欲しい。

乗り換え待ちのホームで味わったドキドキが忘れられない、SUGOI学生インターンのめぐみです。

だけどここが僕の現在地なのだ。心を入れ替えて、自己ベストを毎回出そうと心がけてはいても、どうしてもうまくいかない時もある。以前はそんな自分を責めてもいたが、そんなことをしても仕方ない。情けない自分も現在地なのだ。次から反省して、同じことをしないようにするしかないのである。

月曜の朝、SUGOI代表の陽児さんがシェアしていた記事の言葉たち。私はそれを読んで、朝から心を揺らしまくっていました。なぜならその日の私には、少しそわそわする仕事が待っていたからです。

”YouTube park / メイキング編集①”

ダンサーのお2人とSUGOIで進めているYouTube企画。そのメイキング編集作業が月曜に待っていると思うと、実はその前の土日もずっと気を休めることができなかったのです。だから日曜に、ちょっとだけ、ちょっとだけ動画の素材を見ておこう…とモスバーガーでパソコンを開いたのですが、

「476項目…」

メイキング動画素材のクリップ数を見て、身体が固まりました。476本の素材の中からいい!と思えるシーンを選んで、5分弱の音楽の上に並べる。しかもこの476本の素材からシーンを選び5分弱に収めるのは至難の技だと、私は知っていました。


「メイキング、めちゃくちゃいい画撮れてるから!ほら!これもいいし、あーこれもいい!ね!いいっしょ??」

文字通り体当たりでメイキングを撮影したCOOゆういちさんが、こんなにテンションアゲアゲでメイキングの良さをアピールしていたのですから。きっと選べないくらいにどれもいい素材なんだろうなと予想していたのです。

そして案の定、素材はいいものばかり。ダンサーさんが一人黙々とイメージトレーニングをしている様子や逆光で綺麗なシルエットになっている撮影の様子、はたまたメイキングならではの木陰からの盗み撮り的アングル。どれもこれも、メインの動画とは違う人間くささに溢れた魅力的なシーンが集まっていました。

「いや、どれも良くて選べないよ…」

一人パソコンと格闘した日曜昼下がりのモスバーガー。476本中300本の素材を見るのに2時間半かかりました。が、これでも見たのは2/3。しかもここまで使いたい素材を並べただけでもう10分。

「あと1/3の素材を見て、そこから5分弱に絞るって、月曜の作業時間で足りるのだろうか」

そんなそわそわを持ちながら迎えた月曜日。編集作業に使えるのは3時間にも関わらず、日曜に目を通せなかった素材に目を通し終わって1時間半が経過していました。そしていい!と思った素材を並べただけで動画全体の尺はもう15分。


ここから1時間半で5分弱にするぞ!と意気込んで素材の厳選を始めたものの、なかなか上手く素材が選べない。

「同じようなシーンで、この素材より綺麗に撮れていたものがあったはず…」
「似たような構図のシーンが続いて、いまいちだな…」
「撮影場所が変わるところ、繋がり方が唐突だな…」

色々考え始めると終わらないな、と悟り始めたのはこの頃。そして、もうちょっと大雑把に素材を見て並べてから足りないところを素材に戻って探せば良かったな、と後悔し出したあたりでゆういちさんに声をかけられました。

「編集どう??ちょっと見せてー!」

全然できてなくていいよーと言われつつ、とりあえず今の状態を自分で受け止めるためにもと思いゆういちさんへ見せた、全然できていない動画。素材が載っていなくて真っ暗で音楽だけが流れ続ける部分とか、そもそも最初の撮影場所だけで5分弱の音楽が終わったりとか、ただひたすらに現実を突きつけられた5分弱。どちらかと言うとしんどい時間だった。でもこれはこれで自分の現在地なのかなと、振り切れた瞬間にもなった気がしています。

そして同時に、ちょうどその日の朝に見た言葉たちを思い出しながら、現在地を受け入れる覚悟すらしていました。

だけどここが僕の現在地なのだ。心を入れ替えて、自己ベストを毎回出そうと心がけてはいても、どうしてもうまくいかない時もある。以前はそんな自分を責めてもいたが、そんなことをしても仕方ない。情けない自分も現在地なのだ。次から反省して、同じことをしないようにするしかないのである。

どうしたらもっと効率良く、編集をすることができただろう?
編集をして納得のいかないところはどうして、いまいちだと感じるんだろう?

そう思い通りにいかない自分を情けないと責めたくなるけれど、これが今の自分だと受け入れる素直さが大切かもしれない。ゆういちさんを前に自分でも分かりきった情けなさを自覚したことで、前日から張り詰めていた心がふっと軽くなったように感じました。

「4時から次のことやるので。それまで編集させてください」

ダメだな自分…と思いながらも、(次はもう少し上手いやり方考えて編集するので許してください)と心の奥で謝りながらゆういちさんへ宣言して残りの編集を進めました。


「できた!!!」

宣言から40分。5分弱の動画が流れる状態まで編集することができました。

全てのシーンや並べ方に納得できた訳じゃない。だけど何よりこの動画には次の編集者がいる。何人もの手を渡って、最終的にみんなでベストな動画を作れればいい。そう思うと、自分の中でベストな状態を追いすぎなくていいと、穏やかな気持ちで編集を諦めることができたのです。


自己ベストを毎回心がけつつ、ストイックになりすぎない。むしろ、仲間がいる環境であれば、一人で自己ベストを出す必要はない。もちろん個人として出せるベストを広く、大きくしていく努力は欠かさないべきだけど、それよりも自分が出せるベストを把握し、仲間と出せるベストを最大化していく方がもっと大切で楽しい旅路なのでしょう。


そんなこんなで、情けない自分を現在地にすることを怖がらなくていいと思い始めた日の話。
以上、今週の『ど素人インターンがみたクリエイティブカンパニー』でした!

■私がドキドキさせられた記事はこちら↓

■ちなみに、文中に登場したメイキング動画の完成版は、今週金曜(2/26)にSUGOIのYouTubeチャンネルにて公開予定です。興味を持ってくださった方はぜひ、チャンネル登録もお願いします!


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