わかりあえないことから、はじめよう 僕らの学習帳 vol.147
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わかりあえないことから、はじめよう 僕らの学習帳 vol.147

私たちはとっくにバラバラの社会を生きている。それなのに、それに気づかないふりをしてしまっている。

バラバラの社会と言ってしまうと、不安定で争いの絶えない社会をイメージしてしまうかもしれない。しかし、そういうことではなく、ただバラバラ、それだけです。

いい意味でも悪い意味でも、事実として社会はとっくの昔にバラバラになっているんじゃないか、そう考えると身の回りのいろんなことに納得がいきます。

同じ商品が爆発的に売れることも、同じテレビ番組をみんなが見ていることも、ブームやトレンドがわかりやすく発生することも、最近では珍しくなりました。

それは、商品力やテレビの内容などが悪くなっているからではなくて、ただただ私たちがバラバラになった、それだけのことです。

そして、このバラバラ自体は悪者ではありません。バラバラが社会を不安定にしたわけでも、犯罪や問題行動を増やしたわけでもありません。

かつては多くの人が価値観、ライフスタイル、生活環境を共有していました。そのため、同じ話題を話すことがとても簡単でした。雑談、おしゃべり、井戸端会議、あらゆる会話が、この共有しているものから喋ればいいだけでした。

それに対して、このバラバラの社会、それは異なる価値観やライフスタイルを持っている人がどんどんと増えているということを意味します。共通の話題がどんどんと減っていき、同じ趣味、考え方、ライフスタイルの人に出会うことが難しくなったということです。

聞いている音楽、見ているテレビ(動画)、よくいく場所、あらゆるものがバラバラ。それが現代の日本社会です。

そうなってくると、かつて「空気を読む」ことが重要視されたコミュニケーションの方法が通用しなくなってきます。というのも、空気を読むとは、同じものを感じていることが前提だからです。

だから、今では空気を読むことよりも、わかりあえないことを受け入れる。そんな姿勢が求められます。

もう空気を読むことも、阿吽の呼吸で通じ合うことも、ツーカーの関係も難しくなってきました。それがバラバラの社会だからです。かといって、人間関係を諦めたり、コミュニケーションを放棄しようということではありません。

それよりも、このわかりあえないことから、どうやって通じ合うか、が重要です。大切なことは、わかりあえるからいいよね、ではありません。

わかりあえないことから、私たちには何ができるだろう?という考えです。

お互いにわかりあえていた社会はもう終わってしまいました。今私たちに求められているのは、わかりあえないことから、どうやって通じ合うのか、です。

わかりあえない、ことを嘆くのではなく、そのことを楽しめるように意識を変えてみてください。わかりあえないことから始まるものがきっとあります。


今回の僕らの学習帳は、6月の本で遊ぶじかん2で扱った「わかりあえないことから」からお話ししました。動画では、このテーマについて、SUGOIのメンバー4人で話をしています。さらに考えるきっかけに、動画をぜひご覧ください。

また、SUGOIでは毎月読書会「本で遊ぶじかん2」を開催しています。誰でも参加できて、読書もできて、しかも、楽しい議論ができる読書会です。

興味のある人は、ぜひこちらのnoteのマガジンをご覧ください。




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