人はいつ変わろうと思うのか? 僕らの学習帳 vol.164
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人はいつ変わろうと思うのか? 僕らの学習帳 vol.164

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大人も子どもに関わらず、もっとも難しいことは、自分を変えることかもしれません。

今までの考え方を変化させる、当たり前を疑う、自分の生き方を変える。もしこれができるのであれば、いつになってもやり直せるし、どんな時でもリスタートできるはずです。

そして、それは犯罪をしてしまった少年たちも同じです。自分がやってしまったことを見直し、やり直そうと思うためには、自分を変えることが大切です。

自分を変えるために必要なことは、なんなのでしょうか。少年院に入っている子どもたちの言葉から、それを考えてみたいと思います。


犯罪を行なった少年たちは、平均して約1年ほど少年院に在院するそうです。最初は、態度が大きかったり、妙に馴れ馴れしかったりと少年院での生活に問題のある態度を示す子どもがほとんどのようです。

しかし、それがおよそ8ヶ月たったあたりから変化してきます。
「本気で変わるのは今しかない」といった反省をするようになっていくのだそうです。

そのきっかけを少年たちに確認したところ、「被害者の視点に立った時」「将来の目標が定まった時」「勉強がわかった時」「集団生活の中での自分を発見した時」などのきっかけが見つかったようです。

これらに共通するのは、「自己評価の向上」と「自己への気づき」です。

どうせ何をやってもダメだ、無駄だといつしか思い込んでしまっていた少年たちが、勉強ができる、大人と話ができる、集団行動ができる、という小さな「できる」を積み重ねていったことで、自己評価を上げていきます。

この自己評価の向上によって、自分なんてという考えから抜け出すことができるようになるようです。

もう一つが、「自己への気づき」です。

変化をしようと考えるためには、まずそもそも、現状を把握する必要があります。いま、何が足りなくて、どのような状況で、何を考えているのか。

この自己把握は時に残酷で辛いものとなりますが、それでも正しくすることによって、自分というものに気づくことができます。そのあとで、はじめてじゃあどうなりたいのか、を考えることができます。

今までは周りのことを考えていなかった、優しくできていなかった、人の話を聞いていなかった、そういった自己把握をすることで、周りのことを考えよう、優しくしよう、人の話を聞こうという、変化を求めることができます。

そのためにも、少年たちにどうやって自分を気づかせてあげるか、自己評価をできるようにするか、その関わりが重要になってきます。

教育に長く携わってきた人の中ではこのような言葉があるそうです。
「子どもの心に扉があるとすれば、その取手は内側にしかついていない」

私たちは、ついつい外側に取手があると思って、その扉を無理矢理開けようとしてしまいます。もしくは、良かれと思ってノックを繰り返してしまいます。


しかし、取手は内側にしかついていません。少年たちが、いや全ての人が自分から踏み出そうと思わない限り、変化を起こすことは難しいのです。

だからこそ、自分を変える時には、内側から動かしてみてください。きっと変わるための一歩になるはずです。

こちらの本は、SUGOIで毎月開催している読書会「本で遊ぶじかん2」で扱ったものです。

誰もが参加できて、読書だけじゃなく、楽しい議論もできる読書会です。興味のある人は、ぜひこちらのnoteのマガジンをご覧ください。

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