本で遊ぶじかん_note_1910

【10月の本で遊ぶじかん】わからない、読めない、でもみんなでなら、読めるんだよ。

毎月、この読書イベントをやっており、気がつけば、開催を初めて1年が経過していました。

1年前に無理やり読書イベントを開催し始めてして、そこから人が集まる時も、集まらない時も、毎月やり続けてきました。

と、勝手に感慨深くなってみましたが、まだまだ色んな人に「本で遊ぶじかん」の楽しさを伝えきれていないので、コツコツ続けていきます。

ちょっとでも気になった方はぜひお気軽にお越しください。


さて、前置きが長くなってしまいました。

今月は、『サブカルの想像力は資本主義を超えるか』という1冊を選びました。早稲田大学での大澤真幸先生の講義を本にしたものでした。

どちらかというと学術書に近いものなので、難易度は若干高いのですが、扱っている題材が、サブカル(映画・ドラマ・アニメ)なので、読みやすい仕上がりになってます。

目次は、こちら(各講義のタイトルはわかりやすいものを私が選びました。)

第一部 対米従属の縛りを破れるか
第一講 『シン・ゴジラ』の甘い解決
第二講 「原爆を落とされて、あんなに怒らない国はない」
第三講 「信じること」と「知ること」という二つのスタンス

第二部 善悪の枷から自由になれるか
第一講 オウムは悪こそが最高の善だという転換を示した
第二講 月とL

第三部 資本主義の鎖をを引きちぎれるか
第一講 「くん」は「さん」にとって重要な背景となっている
第二講 学者の間で有名な「バートルビー」
第三講 不連続が入ると、過去の可能性が見えてくる

第四部 この世界を救済できるか
第一講 好きになる必然性をどうつくっているか
第二講 構想力を鍛えるには、フィクションを題材にしたほうがいい
第三講 『逃げ恥』は恋愛表現の不可能性の好例
第四講 同じ山を登るという体験


今回のイベントでは、この中でも、第三部と第四部を取り上げました。

第三部では、テレビアニメの『おそ松さん』、あの六人兄弟がどうしようもないニートとして帰ってきたアニメ作品を手掛かりに、労働を語ります。

資本主義の中でも重要なテーマ、「労働」というものが、どうやって生まれて、どういう意味を持っていて、その先にどうやったら突破できるのか、を語りました。

これについては自分のnoteでしっかり書きたいなぁ。と。


第四部で扱うのは、『君の名は。』『世界の片隅で』『逃げるは恥だが役に立つ』という最近大ヒットした恋愛作品です。それに対して、テーマは、恋愛の不可能性。

最近の恋愛どストレートなドラマが低評な中で、なぜこの作品がヒットして、どういう構造を持っているのか。そして、彼らが持っている世界(セカイ)は、なぜ救われたり、救われなかったりするのか、が語られます。


ちなみに、みんなの発表が終わった後では、わからなかったところ、発表したけどちょっと不安なところをお互いに話し合いながら、お互いに補強して解釈し直していきました。

わからないところをお互いに考えて、答えを出すっていうのは、やっぱり面白いなって感じました。

読んでもわからないところがあるかもしれない、でも、読んで一緒に語ったら、わかった。一人じゃないから、できた。

そんな関係性がこの「じかん」で少しずつ生まれていく様子がとても好きです。


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