ケーキの切れない非行少年たちなんて本当にいるの?
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ケーキの切れない非行少年たちなんて本当にいるの?

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「ここに、ホールケーキがあります。このケーキを3等分してください。」

「はい、わかりました、できました。」

衝撃的な事実ではありますが、これが、ケーキの切れない非行少年たちの実態だそうです。それも、中学生から高校生の年齢となる少年たちの。

なぜこのようなことになってしまうのか、こうなった時に私たちには何ができるのか。そんなことを考えさせてくれるのが、「ケーキの切れない非行少年たち」という本です。
(上のイラストは、この本をもとに作り直したものです。)


この衝撃的な非行少年たちについて描かれた本はとても刺激的で学びも多いので、具体的にどのような本なのかをお話ししていきたいと思います。

最後に、お知らせもあるので、ぜひそちらも一緒に見てください。


「非行少年」ってどんな人?

この本で扱われている「非行少年」とは、主には筆者が勤務医していた医療少年院で出会ってきた少年少女のことを指しています。(少年院では女性のことも少年と呼ばれます)

この少年院には、12歳以上20歳未満で罪を犯した少年のうち、発達障害や軽度の知的障害の傾向がある少年が収容されています。犯罪の種類は人それぞれですが、殺人・殺人未遂・暴行・窃盗などが多いようです。

筆者はなぜこの本を書いたのか?

筆者は、このような非行少年たちと、医療少年院に勤務しながら触れ合ってきました。この時の経験を軸としてこの本は書かれています。

この医療少年院に勤務する前は、精神科病院に児童精神科医として勤務していたそうです。この時に出会った1人の少年が、医療少年院へと勤務するきっかけとなり、さらにこの本を書くきっかけとなったようです。

その少年は、痴漢行為などの性的な問題を抱えていました。この問題をどうにか克服したいと病院に通ってきた少年に対して、筆者は、薬物療法や認知行動療法やカウンセリングなど、さまざまな手段を講じていました。そして、認知行動療法やカウンセリングなどの最後には、「わかりました、もう2度としません」と約束してくれるようにまでなったのです。

「2度としません」と真剣に話す少年に対して、もう大丈夫だ、と筆者は確信します。しかし、状況は全く変わらなかったのだそうです。

何度くりかえしても改善しないこの状況に、病院ではどうしようもない問題があるのではないか、と考えて、医療少年院への勤務を決断されました。

医療少年院は、言い換えるならば、病院という「最後の砦」すら突破してしまった少年たちが、辿り着いてしまう場所です。問題を治療することができず、非行という形で出てきてしまった場所。

それを筆者は、こう言います。「教育の敗北」と。

非行少年たちはなぜケーキが切れないの?

医療少年院では、少年たちが注意や指導を受けることがよくあります。いわゆる「手がかかる」少年も何人かいたようです。

筆者曰く、少年院の「手がかかる」は、学校での手がかかるとはレベルが違うようで、教官がいくら説教をしても態度は改善しない少年もいたといいます。

なぜ注意しても聞けないのか、なぜ説教したところで改善されないのか、なぜ話が通じないのか、それは、なぜケーキが切れないのか、にも繋がってきます。

その答えが、少年たちの認知力の低さでした。

認知力ってどういうもの?

では、この認知力とはどういうもので、どうしたら良くなるのでしょうか?それについては、ぜひこの本を読んでください。筆者が経験された少年たちとのやりとりも含めて、リアルに描かれています。

1人で本を読むのが大変だという方は、ぜひ「本で遊ぶじかん2」に遊びにきてください。本を買う必要も、事前に読む必要もない読書会です。

読書がドキドキして楽しい時間になります。詳しくは、こちらへ。


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