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ブレストをやろう、という前にやるべきことがある 僕らの学習室 vol.008

企画を考えよう、アイデアを考えよう、新しいことを始めよう、そういった、クリエイティブが必要な時に、ブレストをしよう、と誰かが言い出すのは、よくみられる光景ではないでしょうか。

このブレストという手法は、アイデアを出すテクニックとして、現代において最も重宝されているものかもしれません。

そして、これが、「ブレーンストーミング」の迷信なのです。


とは言いつつも、ブレストがアイデアを出す手法として無益だと言いたいわけではありません。

ブレストだけに頼ること、ブレストだけが唯一の方法であるかのように振舞うこと、ブレストに始まりブレストに終わること。このブレストさえやればなんとかなるという状況が、もしあるのだとすれば、それが迷信だというのです。


たとえば、会議でブレストをしようと呼ばれて、そこで初めて何を考えるのかを聞かされて、思いつきでいいからアイデアを言ってみよう、なんて言われたことはありませんか?

ここまで唐突な場面でなくても、なんとなしにブレストに参加してしまい、なんのアイデアも出せずに、あぁ、やっぱり自分はアイデアやクリエイティブには向いてないんだ、なんて落ち込んだこともあるかもしれません。

しかし、実際にはそうではないのです。
ブレストとは、どんな時でもアイデアを生み出せる魔法ではありません。

正しい順序と方法を守った時に、初めて正しく作動してくれる手法です。

たとえば、IDEOというデザインコンサルティング会社でも、ブレストは積極的に取り入れられているが、ブレストをするまでにかなりの長い時間をかけているのも事実です。

この世界で最も成功し続けているデザイン企業の1つである、IDEOの手法は、このようになっています。

市場理解・観察・視覚化・評価・洗練・提供
ちなみに、この中の、「視覚化」というステップの時に使われるのが、ブレストなどのアイデアを出す手法です。

ただ、6つのプロセスがあるということは、ブレストだけをやろうとするのではなく、この6つのプロセスを進めていくことが大事なのです。

そして、ブレストの前に、市場理解と観察という、情報を集める段階を作っていることもポイントです。この時間をかなり大切にすることによって、ブレストが、意味のあるものとなるのです。


ブレストという手法に依存せずに、ブレストを使ってどうすればより良いアイデアを生み出すことができ、さらにそれを世の中に実装できるか。それを考えていくことが、大切です。

そのためには、準備も、観察も、評価も、洗練も全て大切であり、その意味ではブレストも大切です。

何か一つの手法にこだわるるのではなく、プロセス全体を通してクリエイティブが発揮できる、その中の一つにブレストがあるのです。


今回の僕らの学習帳は、「どうしてあの人はクリエイティブなのか?」の第8章「ブレーンストーミング」の迷信から、お話ししました。

今回の話について、もっと詳しいことを知りたい人は、動画・音声をぜひご覧ください。

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