
「ちょい盛り」でわかりやすく 僕らの学習帳 vol.115
三流は、人に嫌われて帰り
二流は、すぐに顔と名前を忘れられ
一流は、たった一回の雑談で親友になれる
たった一回の雑談で親友になれる、そんなはずがない。と思う人もいるかもれません。しかし、学生時代を思い返してみると、たった一回の雑談で、そのままウマがあって、親友になった。そんな話はありふれた話でした。
ということは、僕らは大人になって雑談の力を信じなくなってしまっただけなんです。本当のところは、年齢なんて関係ないはずです。
相手に楽しんもらおうと、ニコニコしながら話をしているうちに、一緒にいるのが楽しくなる、そんな感覚は職業も年齢も関係ないはずです。
そんな雑談の力を発揮するために何をしたらいいのか。まずは、口角をあげましょう。クッと口角を上げて、ニコニコするだけで、相手の抱く印象は一気に変わります。まずは第一印象で、話しかけやすい人だと思ってもらうことが大切です。
口角を上げたら、あとは話し方です。このときに気をつけるのは、真面目にだらだらと喋りすぎない、です。
話が相手に聞いてもらえない人の特徴は、「どうでもいいことをダラダラと話す」です。このダラダラというものが、聞いている人にとって苦痛になってしまいます。
そこで気をつけるべきは、1から10まで正確に伝えようとしてはいけない、です。目的が、その体験談やエピソードを正確に伝えることであるならば、正確に退屈になっても伝えてください。
ただ、目的が相手と仲良くなることであるならば、正確に伝える必要はありません。この目的を間違えないようにしましょう。
相手と仲良くなるための雑談には、「ちょい盛り」が効果的です。正確に伝えるのではなく、相手がイメージしやすいように少しだけ大袈裟に(嘘はつかずに)言ってください。
辛いラーメンを食べたなら、一口食べたら涙が止まらなくなるような辛いラーメンと。大雨が降ってきて大変だったなら、向こう側が見えないくらいの大雨が降ってきたと。
相手がイメージできて会話できるきっかけになるように、相手に伝えてあげてください。事実を正確に伝える必要はなく、自分の話を全部話す必要もないです。
目的は、相手と仲良くなることを忘れずに。雑談のときには、「ちょい盛り」を意識してみてください。
今回の僕らの学習帳は、「超一流の雑談力」の第4章「出会ってすぐに距離を縮める方法」から、お話ししました。
今回の話について、もっと詳しいことを知りたい人は、動画・音声をぜひ聞いてください。
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