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写真を撮るのが苦手?

SUGOIの代表、広報のアキバヨウジです。
本日も、相変わらずボイスレコーダー片手に語ってます。


●写真を撮るのが苦手?

「写真を撮るのが下手なんです」という声をよく聞きます。

最近はInstagramなどのSNSをはじめ、このnoteを書くにしても、ヘッダー画像などにいい感じの写真が必要とされる時代になってますよね。
SNS上での出会いは、写真の質によってかなり左右されるんじゃないか、とすら思ったりもします。

そんな時代の流れに反して、写真を撮るのが苦手な人って、結構いると思うんです。撮るのが苦手だったり、撮られるのも苦手だったり。
そんな「苦手」と言ってる人に大抵共通するのは、「どうしたらいいのかわからない」ということです。

それっておそらく、写真というものの捉え方がわからない、ってことだと思うんですよね。正解がわからないから、向上のしようがないという感覚なのかな。
これは非常にもったいないことです。


自分は、クリエイターとしては異色の経歴だと思うのですが、どこかの学校でクリエイティブに関する技術を習ったこともなければ、長期間修行をしたということもありません。
根が器用で飽きっぽい性格なので、コツコツした積み重ねよりは、ざっくりとコツをつかむことの方が得意なんですね。

コツコツやることでその道の専門家として開ける道というのもあると思いますが、自分のようなやり方でも、意外とクリエイティブの現場では、応用が効かせられるものなんです。
そして何より、初心者の人にもざっくりとしたコツを教えやすい。
これは密かに、自分のようなタイプの長所だと思っています。

そこで今回は、自分のようなコツ掴みの得意な人間が捉えた「写真とは何か」ということと、それを踏まえた撮り方のコツというものについて、書いてみようかと思います。

●技術が進化すると、意識は低下する

写真って、今やすごく身近なものですよね。
基本はスマホで写真を撮りますし、ちゃんと撮るときでもデジカメを使うのが当たり前です。
これは技術の進化によるものだと思いますし、それによって、記録として撮るという目的が普通になるという、目的にまで影響を与えるくらいに技術が進化してきている。

つまりこれ、皮肉なことですが、技術が進化することの便利さと反して、写真を撮る行為というのがあまり貴重じゃなくなってきた、ということだと思うんですよね。


昔に思いを馳せてみると、写真を撮るというのはすごく貴重なことだった。

自分のようなアラフォー世代は、写ルンですという、カメラの重さと繊細さから解放された商品が発売された時にすら、ずいぶん驚いたものでしたが、その時だってやっぱりフィルムを現像しなければならないわけです。
アウトプットするまでタイムラグが発生するわけだから、慎重にならざるを得ない。

そういう時代にカメラで何か撮るというのは、思い起こせばすごく仰々しく、集中力がいる行為だったはずなんです。
だから撮る人にも考えがあったし、撮られる方にだってあったに違いない。


そう思うと今の時代、写真を撮るのも撮られるのも当たり前であり、無意識に撮れるというのは技術の進化としてすごいことなのですが、その反面、写真とは何か、どうすればうまく撮れるか、という基本的なことに思いを馳せる機会がない、ということなんだと思います。


●写真は2Dでなく、3Dである

というわけで、写真への意識難民が増えているということで。
そんな方に伝授できる、自分が実際に掴んだ写真のコツの話をしましょう。

それは簡単にいうと、いかに2Dではなく3Dで撮るかという意識です。
専門家はあれこれ技術面のコツを教えてくれると思いますが、自分はもっとざっくりと、写真の根本について捉えているつもりです。

2D、という言い方がわかりにくければ、比べやすい例としてスキャンを思い浮かべてみて下さい。ただ記録としてメモを残すんだったら、スキャンのような2Dでいいと思うんです。
写真で言えば、それこそ無意識に、記録のようにパシャパシャ撮るやり方。

Instagramのような写真表現の場でも、人によって違うとは思いますが、何を食べた、どこに行ったという記録情報として写真を撮る場合は、それはスキャナー的な2Dの撮り方と言えるでしょう。

では、自分が意識している「3D的な写真の撮り方」とは一体どういうものなのか?


●どうすれば3Dになるのか?

それは、平面情報ではなく空間として、いかに立体的に被写体がそこに存在している感じを出せるか、ということなんです。
自分が撮影するときには、この「3Dであること」をまず意識していますし、写真が苦手な方もこれを頭に入れておけば、様々な工夫のとっかかりが見えてくると思うんです。


例えば、シチュエーションの場合。
白バックで撮影する、ということはよくありますが、白い壁の背景をただ単に「真っ白」に捉えるならば、それは2D的な「白という情報」です。

ですが、写真にこれから収めようとしている日常の世界には、日が差し、白い壁にも変化が生じる。ただの白い壁に、光が射し、影ができ、白の中にもグラデーションができてくる。その感じを捉えることが、3Dを意識するということです。


こういった色の濃淡だけでなく、奥行きを意識することもできます。
写真に捉えようとしている空間には、当然のように空気が存在して、風が吹いたりもする。

空気感を表現したいなら、例えばそこに煙が立っていたとしたら、その煙が揺らぐ様子を見せるだけでも空間が生まれます。

単に「シチュエーション」ということを考えただけでも、3Dという意識があれば、パッとこれくらいのことは思いつけますね。


他にも、人物を撮るならば、「被写体」を3Dにするという意識を持ってみてください。

カメラの前に立つ人が、無表情でなく笑顔であったとしても、前を向いてまっすぐ立っているだけならそれは、誰々さんの前側の姿、という情報になってしまいますよね。

この人物に3D的な情報を加えてみるとするなら、例えばその場で動いてもらう。
撮られる側も、うまく撮ってもらうためのコツは奥行きを感じられるような身体の向きを意識することです。
ここをちょっと変えるだけでも、奥行きというのは簡単に表現できてくるものなんです。


また表情一つとっても、その人がそこにいる感を出すためには、笑顔だけじゃなくていろんな表情を引き出すことが大事です。

例えば会話をしながら撮る、という手を使ってみる。
会話をしてる中で、その人が日常生活で人と接している感じが引き出せれば、その表情はぐっと3Dに近づきます。


そのようにして、シチュエーションや被写体の様子をちょっと工夫することで、写真には驚くほど多くの情報を含ませることができるのです。

2Dではなく、3D。
このコツを頭に置いて、あなたも改めて写真を撮ってみませんか?

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