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とにかく雑でもいいから作ってみる 僕らの学習帳 vol015

プロトタイプとは、英語で、prototypeと表記します。これの意味は、原型という意味です。ちなみに、この語源について調べてみると、最初という意味のprotosと型という意味のtyposという語が、合わさってできた言葉のようです。

さて、この最初の型という言葉の通り、プロトタイプは製品やサービスが完成する前に、テストで作ってみるもののことです。


プロトタイプという言葉は、時として、完成間近のころに、完成イメージを共有するために作るものとして使われることがありますが、デザイン思考でのプロトタイプは、プロジェクトの初期の段階での思いつきを形にすることを意味することが一般的です。

言うなれば、さっさと作れ、です。


とにかく、アイデアが出てきたら、それをどれだけ雑でもいいから形にしてみるのです。

そこで必要とされているのは、機能をすべて備えていることとか、完成品をイメージできるとかではありません。それよりもむしろ、僕らのアイデアが今どのくらいの段階なのかを感じることができれば十分だと考えられています。

そのためには、とにかくスピードが重要で、身の回りにあるものなんでも使って、テープやホッチキスや企画書の紙でもなんでもその場で使って、形にしてしまいます。

その形にして、実際に手に取ること、それが大切なのです。

僕らは、アイデアを考えているときに、どうしても抽象的な世界でものごとを考えます。つまり、頭の中で。

それはもちろん大切なのですが、それだけでは、思考がすぐに行きづまってしまいます。それを打開してくれるのが、プロトタイプを作ることです。

プロトタイプを作るということは、手を動かし、実際の具体的なものに触れることになります。そうすると、頭の中にあった抽象的なものが、具体的なモノと結びつき始め、思考が進むというのです。

そして、それはもちろんモノだけでなく、サービスにも当てはまります。ただ、サービスを工作するわけにはいきませんので、ここでは「ごっこ遊び」が役立ちます。

つまり、サービスのシーンを演技で再現する、やってみるのです。
ここでも実際の身体を動かすことによって、抽象的な思考が、具体的なモノと結びつき思考を進めてくれます。


このプロトタイプを作るという行為を、とにかく最初から最後まで続けることが大切なのです。

つまり、アイデアを思いつく着想の段階から、アイデアを深める発案の段階、さらに世の中に広める実現の段階まで、とにかく作っては作り直し、作っては作り直しを繰り返していくことで、アイデアはより実現に向かい、洗練されていくのです。


そして、常に意識することは、プロトタイプはやっつけで構わない、雑で構わない、ということです。



今回の僕らの学習帳は、「デザイン思考が世界を変える」の第4章「作って考える」から、お話ししました。

今回の話について、もっと詳しいことを知りたい人は、動画・音声をぜひ聞いてください。

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