私がnoteを書く理由は、地元の誰もに愛される写真館を営むご夫妻が教えてくれた
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私がnoteを書く理由は、地元の誰もに愛される写真館を営むご夫妻が教えてくれた

株式会社SUGOI  愛とアイデアのある会社

SUGOIのnoteで今年書いた記事は、52本。

多くの記事は、今読んでいただいているインターンをしながら考えたことがテーマです。加えて、会社のことやSUGOIのD2Cブランドa yohakよはくの記事を書いたのは、昨年より少しだけ成長できた部分かもしれません。

でも、周りと比べ始めると、ないものねだりは止まりません。

SUGOIのCOOゆういちさんのように、ストンと綺麗に背骨が通った文章を書くことはできない。代表ヨウジさんのように、強く深く言葉を説く文章を書くこともできない。

かといって、明日から使えるビジネススキルを書こうものなら、誰かの言葉を借りるだけの文章になるだろうし、誰かの人生を鮮やかに描くインタビュー記事をすらすら書けるわけでもない。

だから、周りをキョロキョロして、自分が書いた文章に落ち込む瞬間があるのは、昨年も今年も変わりません。SUGOI学生インターンのめぐみです。


思い返せば、SUGOIでインターンをし始めて、こうしてnoteを書くようになるまで、日常的に文章を書く機会はほとんどありませんでした。

もちろん、個人のnoteアカウントで記事を書くことはあったけれど、それは大きな声で言っているひとりごとのようなもので、誰かに届けたい、なんて文章を書く理由を意識してはいなかった。

なのに、今はどうして投げ出すことなく、私は書くことができているんだろう。

今年の業務を終わってふと、今年書いた記事を読み返していると、そんな疑問が浮かんできました。

その疑問の答えを頭でぐるぐる考えていると、思い出したことがありました。

はじまりは、書きたいように書いてみて

2020年4月。コロナで東京から実家のある地元へ戻ったとき、たまたまSNSで見つけたプロジェクトのお手伝いで、飲食店の紹介文を書いていた時期がありました。

”飲食店応援プロジェクト”と題して、飲食店の料理をSNSで発信する取り組みを始めたその方たちは、地元の誰もに愛される写真館を営むご夫妻。

「私に何かできることはありますか?」

果たして届くのか不安を抱えながら送ったそのメッセージに、すぐ「一度お話しましょう。うちの写真館に来てください」と返事がきた驚きは、今でも覚えています。

同じ地元でも、実家から少し離れたところにある写真館へGoogleマップを頼りに、慣れない車の運転で向かいました。

”変な人だと警戒されないかな”

写真館の白いドアの前で、そんな緊張が頭をよぎりました。でも、そんな心配は無駄でした。

「いらっしゃいませ!」

静かに白いドアを開け、真っ先に顔を出して下さったお姉さんの声は、先程までの緊張をすっ飛ばしてくれるくらい、明るくて、温かくて。

「あ、今日お約束している加藤ですが…」
「あ!こちらにかけて、少々お待ちいただけますか?」

お客さんでもない。常連さんでもない。そんな私に、お姉さんは丁寧に席を案内をしてくれました。

「こちらどうぞ!」

そう言って出してくださった温かいお茶を飲んでいると、すぐに写真館の奥からやってきたご夫妻。

「あぁ!あなたが加藤さんですね!ご連絡ありがとうございます!」
「初めまして。突然連絡してしまって、すみません」
「いえいえ!今は、大学生ですか?あ、おかけください!」

そうしてお互いに体裁も気にせず、大学のこと、今興味のあること、そしてなぜメッセージを送ったのかなど、小1時間ほど話したような気がします。

「加藤さんに、何かお願いできることあるかなぁ…あ!文章は、書ける?」
「へ?」
「あの、写真と一緒に投稿している文章、あるでしょう?あれ、今は俺と彼女(奥さん)で書いているんだけど、どんな風に書いたらいいのか正直分からなくって…あれを書いてもらえると、とても助かります!」

”私、書けるのか?”

当時、個人のnoteも構成や内容をしっかり組み立てて書いたことがなかったので、すんなり「できます」と言い出すことはできませんでした。

「全然、書きたいように書いてもらえればいいので!」

なんだろう。そう言われると、ちょっとだけできるような、やりたいような気がしてくる。時間はかかるかもしれないけれど、頑張ればできるかも。

「やってみます」
「ほんと!嬉しいよ、助かります!」

700字の悩みと、安堵と願い

それから、ご夫妻が料理の写真を撮りにいく際には同行し、お店の方と話して紹介文に書く内容をリサーチしました。ある日は、中華料理屋さんで。

「一番のおすすめはどのメニューですか?」
「おすすめですかぁ…やっぱり、今撮ってもらっている餃子かな!」

お店の奥の座敷の机を借り、光を反射させる板や料理の照りをつけるみりんをカメラと一緒に持ち込んで料理を撮影しているご夫妻の横で、お店の人はあれこれと話をしてくださいました。

「ここの餃子は、美味しいからねぇ」

そう言いながら撮影をするご夫妻は、私とお店の方の会話へにこやかに加わりながらも、時には「ここ、もうちょっと照りを出して」と、料理を最大限に美味しく魅せるプロ意識が垣間見れる瞬間もありました。

「これ、恵美ちゃんも持っていって!」

撮影終わり、料理をお店の方のご厚意でいただいた時には、ご夫妻がお裾分けしてくださることもあって。

「わ、ありがとうございます!今日の文章、数日中に送りますね!」

今思えば、一つのお店につき700字くらいの紹介文だったから、1日かけて悩んで書くようなものではなかったかもしれません。

でも、この時期の私は、それぞれのお店で違った文章の表現をしたいと頭をひねっていて、とにかく同じフォーマットを使いたくないと思い、なんだかんだ1日以上いろいろ考えながら紹介文を書いていました。

”すごくいい文章です!ありがとう!”

唸りながら書いた文章を送ると、奥様はいつもこんな風に返信をくださりました。

”あぁ、楽じゃないけど、今やっていること、ちゃんと誰かの役に立っているんだ”

今にも香ばしい香りがしてきそうな餃子の写真と共に、自分が書いた紹介文がSNSで投稿される時は、安堵と共に、少しでも多くの人に投稿が届き、お店に足を運んでくれという願いで胸がいっぱいでした。


私が書く理由は、あの時からずっと変わっていない

そこから4ヶ月後、「週1でnote記事を書いてほしい!」とゆういちさんから言われ、SUGOIのnoteアカウントで記事を書き始めることに。

noteで書く文章は、地元でたまたま文章を書いた時ほど、届ける相手ははっきりしていません。

noteとは、大きな海です。大きな海原をゆらりふらりと漂流するように、こんな人に出会えたらいいなという希望を持ちながらも、その人たちに絶対届くとは限らない。だから私たちは、いつだって届いてほしいと願いながら、記事を公開するボタンや、SNSでシェアをするボタンを押します。

でも言い方を変えれば、noteは遠く、どこまでも届く可能性を秘めている場所です。

友達しかいないSNS上では、届く範囲に限度があるけれど、noteではフォロー・フォロワーの関係を超えた、偶然の出会いが多く起こります。

つまり、届いてほしいと思っていたよりも、もっと遠くの場所にいる人に記事を読んでもらえる瞬間が、noteにはたくさん隠れているのです。

私がもっと強くなって、遠くまで届けるパワーを持たなければ届かないと思っていたはずの人たちが、記事に出会い、読んで、スキをして、コメントをくれる。noteの世界では、偶然を信じたくなります。

早く行きたければ一人で行け、遠くへ行きたければみんなと行け、ということわざがありますよね。

そのことわざに擬えるなら、私にとってSUGOIのnoteは、一人で漕ぐよりもっと遠くに行ける船です。

ヨウジさんやゆういちさんをはじめ、SUGOIのnoteに関わってくださっている方々と一緒に、SUGOIが描きたい未来を言葉にしていくこと、そして実際に一歩一歩未来を踏みしめていくこと。

これらが今、SUGOIのnoteで起きていることだとしたら、そんなnoteを通してこれからどんな人たちと出会えるんだろうという好奇心こそ、私がnoteを書き続ける原動力です。

もしかしたら地元であのご夫妻に出会ってから、私の中の「書くこと」の意義は、自分の心を満たす先にある、誰かと一緒に未来を描くことになっているのかもしれません。

自分はどうして、noteを書いているのか?

この1年に想いを巡らすきっかけに、この問いを考えてみてはどうでしょうか?

以上、今週の「インターンめぐみのモヤモヤのち晴れ」でした!
2022年もどうぞよろしくお願いいたします!

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