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競争優位性は幻想でしかない 僕らの学習帳 vol.032

かつて、勤勉さとアイデアが大成功の要因だと言われ、その産業がその国の主要産業ともなり、世界の産業構造を大きく変えた。そんな産業がある国にありました。そして、現代になってその産業はどうなっているかというと、見る影もなくなってしまいました。

この産業とはどこの国のどんな産業でしょうか?色々な国の色々な産業が思いつくかもしれません。そして、きっと多くの産業がそうなのかもしれません。

ちなみに、ここで書かれているのは、90年ほど前のアメリカの繊維産業の話でした。

アメリカの鉄道敷設をきっかけに、繊維産業を興し、1876年、中国への綿布の輸出を開始しました。そこから、毎年のように規模は拡大していき、1883年にはサウスカロライナ州で最大の繊維メーカーとなり、いつしか、中国でこのメーカーの製品を見ない場所はなかったと言われるほどになったのです。

そこから、アメリカ南部は繊維産業の主要な地域となり、この地域の繊維メーカーが、アメリカの繊維輸出額の75パーセントを占めるほどになっていったのでした。

この時に、アメリカ南部の人々の勤勉さとアイデアが賞賛されたのでした。

この勢いを止めたのは、戦後間もない日本でした。ワンダラーブラウスと呼ばれる商品によって、繊維業の中心はアメリカ南部から日本へと動いていったのだった。

この時に、言われたこともやはり、日本人の勤勉さとアイデアが決め手だったというのです。

そこからは、繊維製品の工場は、中国、インド、バングラデシュへと底値を目指して競争が繰り広げられていったのでした。


ここで描かれているのは、繊維産業の人々が愚かだという話では決してなく、全ての産業、業種に起こりうる未来なのです。

そして、この起こりうる未来をどうすれば避けられるのかを、大まかに5つの原則にして示してくれています。

原則1:自社の基盤となっている知識とその賞味期限
原則2:新たな知識分野を見つけ、開拓する
原則3:地殻変動レベルの変化を味方につける
原則4:実験、実験、実験
原則5:実行への「ディープダイブ」

これだけ示しても意味がわからないかもしれませんが、これらの5原則をこの本は1から順に各章で紹介してくれています。

この学習帳でも順番にこの原則について解説していきますので、ぜひ読んで下さい。



今回の僕らの学習帳は、「LEAP ディスラプションを味方につける絶対王者の5原則」のイントロダクション「競争の仕組み」から、お話ししました。

今回の話について、もっと詳しいことを知りたい人は、動画・音声をぜひ聞いてください。


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