島では偶然がチャンスを生む 僕らの学習帳 vol.153
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島では偶然がチャンスを生む 僕らの学習帳 vol.153

生物は強いものが生き残る、そう思っていませんか?

確かに、強いものほど生き残る可能性が高くなります。ライオン同士でもより強く、より狩りのうまい個体の方が生き残る確率が高くなります。

また、草食動物においても、より速く、より強い個体の方が、子孫を残す確率が高くなります。

このように、より強いものが生き残る状態のことを「自然淘汰」と言います。弱いもの、遺伝的に合わないもの、生存に適さないものは、自然に淘汰されて、滅びていくという考え方です。

これは、多くの場合において正しいとされているのですが、例外も存在します。それが、「遺伝的浮動」と言われるものです。

この「遺伝的浮動」とは、簡単に言えば、生物は偶然によって生き残るというものです。この遺伝的浮動というものは、小さい集団や島のような隔絶された環境で起きやすくなります。

たとえば、島にたまたま流れ着いた個体は、そのまま島で子孫を残して繁栄してくことがあります。これは、その個体が強かったから、優れていたからではなく、偶然にそこにたどり着いたからです。

それ以外にも、小さい集団を天変地異が襲った場合、生き残る個体は偶然に左右されます。そして、その生き残った数少ない個体が最も優れているとは限りません。

イメージとしては、54枚のトランプから2枚を選んだときに、そこにジョーカーが含まれている可能性は限りなく低いですが、5枚のトランプ(そのうち2枚がジョーカー)から2枚を選んだときには、かなりの高確率でジョーカーが含まれています。

このように、島という特殊な環境や小さい集団の中では、偶然というものが生き残るための大きな要素となります。言い換えるならば、強いだけが生き残る道ではありません。

島や小さい集団という、偶然の要素が大きくなりやすいフィールドを選ぶことで、生物は生き残る確率を上げることができるのです。

今回の僕らの学習帳は、8月の本で遊ぶじかん2で扱った「ガラパゴス・イノベーション」からお話ししました。podcastとstand.fmでは、このテーマについて、SUGOIのメンバー4人で話をしています。さらに考えるきっかけに、ラジオをぜひご覧ください。

また、SUGOIでは毎月読書会「本で遊ぶじかん2」を開催しています。誰でも参加できて、読書もできて、しかも、楽しい議論ができる読書会です。

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