僕らの学習帳

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いくつになっても、遊びつづける、学びつづける 〜僕らのシリーズを始めます

いくつになっても、遊びつづける、学びつづける 〜僕らのシリーズを始めます

遊びたりない、学びたりない人たちに向けて、遊び・学びつづけていくための「場所」をつくりました。 それが、「僕らのシリーズ」です。このシリーズは、僕らの教室・僕らの放課後・僕らの学習帳の3つがあります。 僕らの教室 COOの子守祐一が、本の内容をわかりやすくまとめています。遊び・学びのきっかけとして、本の知識を伝えています。 本を読みたいけど読めなかった人、新しい知識を学びたい人、本が好きな人、問いを見つけたい人に向けて、お話ししています。 僕らの放課後 CEOの秋

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次は僕らの番だ。さあ、リープしよう。 僕らの学習帳 vol.040

次は僕らの番だ。さあ、リープしよう。 僕らの学習帳 vol.040

イントロダクションで紹介した5原則を振り返りながら、それぞれの原則について改めて説明したいと思います。 原則1:自社の基盤となっている知識とその賞味期限 自分たちがどういった強みを持っているのか、そしてその知識はいつまで自社の強みとして活躍してくれるのか。 この事実にについて正確に把握することがとても大切ということです。 そして、この把握が甘かった企業として、第1章では、ピアノメーカーのスタインウェイを取り上げました。 彼らは自社が基盤としている、職人技術の賞味期限

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失敗こそが、成功への近道 僕らの学習帳 vol.039

失敗こそが、成功への近道 僕らの学習帳 vol.039

ある研究で、ハーバードビジネススクールの卒業生の中で、自ら会社を立ち上げた人を追跡調査しました。その研究によると、大半の企業は失敗していましたが、その一方で成功した企業の93%が、最初の戦略を放棄していたのです。 最初の資金を調達するときの約束とは、違う戦略を取ることによって成功していたというのです。 この研究からわかることは、成功するために必要なことは、最初から成功できる道を見つけることではなくて、まだやり直せるうちに、失敗から学び、再スタートすることなのです。 それ

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クリエイティブの世界へ、リープしよう 僕らの学習帳 vol.038

クリエイティブの世界へ、リープしよう 僕らの学習帳 vol.038

AIの脅威の中で人間がどのように活躍できるのかのポイントは、「クリエイティブ」です。この「クリエイティブ」という分野こそ、人間が、次にリープすべき分野なのです。 この話をわかりやすくするために、かつて、機械化によって奪われた仕事について考えてみましょう。少し前の例になりますが、銀行の定型業務のほとんどがATMによって自動化されました。 銀行の受付業務というものが、機械によって奪われたのです。その結果、何が起こったのか。 支店を運営するコストが大幅に下がり、より多くの支店

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僕らはAIとどう付き合っていくのだろうか 僕らの学習帳 vol.037

僕らはAIとどう付き合っていくのだろうか 僕らの学習帳 vol.037

囲碁のチャンピオンが、AIのアルファ碁に敗れたというニュースを記憶している人は多いと思います。では、どのように敗れたのか、そのAIの打ち筋はどうだったのかを知っている人は意外と少ないかもしれません。 この対局の時は、4勝1敗と、まだ人間にも勝つ方法があるということをしめしたと考えられていた。 ただし、その1年後、中国トップの囲碁棋士とアルファ碁が対局した時には、こう称された。 「昨年はまだずいぶん人間らしかったが、今年は囲碁の神のようだ。」 囲碁の世界のAIは、神のよう

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ユビキタスは始まったばかり 僕らの学習帳 vol.036

ユビキタスは始まったばかり 僕らの学習帳 vol.036

ユビキタスという言葉は、コンピューターやネットワークがあらゆるところでつながっている状態、「遍在」という状態をさす言葉です。 つまり、現代のように僕らはどこにいても携帯電話でネットワークでつながり、欲しい情報を検索し、好きな人と会話をし、欲しいものを購入し、(もちろん販売も)映画を見て、本を読み、ライブ放送を開始することができる。 今ではわざわざいうまでもなく、当たり前のものになってきている一方で、ユビキタスを活用しきれていないのも事実かもしれない。 たとえば、クラウド

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自らの事業を滅ぼすという選択  僕らの学習帳 vol.035

自らの事業を滅ぼすという選択  僕らの学習帳 vol.035

セルフ・カニバリゼーションとは、自分たちで共食いをすることと言える。これを、現代の社会で最も積極的に行なっている企業の1つが、Appleです。 彼らは、iPod miniが売れ行き好調の時に、さらに小さく使いやすいiPod nanoを発売し、miniの市場を奪っていきました。 さらに、iPodの市場を、iPhoneの発表で奪い去り、iPadが狙っている市場は、Mac Bookの市場です。 このように、自社の製品のすでにある市場を、自社の新製品によって奪い、場合によっては

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P&Gが行なった広告革命の数々 僕らの学習帳 vol.034

P&Gが行なった広告革命の数々 僕らの学習帳 vol.034

新たな知識分野へ跳躍するのがとても巧みな企業の1つが、P&Gです。今回は、このP&Gを主人公に彼らがどのようなリープを果たしてきたのか見ていきたいと思います。 P&Gは、ウィリアム・プロクターとゲームズ・ギャンブルという義兄弟の2人によって始められた事業でした。彼らは、オハイオ州のシンシナティという街で、石鹸を製造・販売することを行なっていました。 石鹸を製造するには、食肉の油と木の灰を集めて、それらを釜に入れて火にかけます。そのドロドロと煮えたぎった液体を、型枠に流し込

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自分たちの強みが弱みにかわるとき 僕らの学習帳 vol.033

自分たちの強みが弱みにかわるとき 僕らの学習帳 vol.033

強みが弱みに変わるときとはどんな時なのか。つまり、どんな強みがあったのか、そしてなぜ弱みに変わってしまったのか。この2つを中心に進めていきたいと思います。 今回の主役はアメリカ、ニューヨークで誕生した最高級ピアノメーカーのスタインウェイです。 1853年設立時の理念は、「可能な限り最高のピアノをつくる」、ことでした。そして、それを実現するのは、熟練された職人の手である。いまでもオートメーションに頼る部分は最小限にして、手づくりによって生まれる独特な響きを大切にしている。

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競争優位性は幻想でしかない 僕らの学習帳 vol.032

競争優位性は幻想でしかない 僕らの学習帳 vol.032

かつて、勤勉さとアイデアが大成功の要因だと言われ、その産業がその国の主要産業ともなり、世界の産業構造を大きく変えた。そんな産業がある国にありました。そして、現代になってその産業はどうなっているかというと、見る影もなくなってしまいました。 この産業とはどこの国のどんな産業でしょうか?色々な国の色々な産業が思いつくかもしれません。そして、きっと多くの産業がそうなのかもしれません。 ちなみに、ここで書かれているのは、90年ほど前のアメリカの繊維産業の話でした。 アメリカの鉄道

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