僕らの学習帳

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いくつになっても、遊びつづける、学びつづける 〜僕らのシリーズを始めます

いくつになっても、遊びつづける、学びつづける 〜僕らのシリーズを始めます

遊びたりない、学びたりない人たちに向けて、遊び・学びつづけていくための「場所」をつくりました。 それが、「僕らのシリーズ」です。このシリーズは、僕らの教室・僕らの放課後・僕らの学習帳の3つがあります。 僕らの教室 COOの子守祐一が、本の内容をわかりやすくまとめています。遊び・学びのきっかけとして、本の知識を伝えています。 本を読みたいけど読めなかった人、新しい知識を学びたい人、本が好きな人、問いを見つけたい人に向けて、お話ししています。 僕らの放課後 CEOの秋

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「全業界、全企業は「D2C化」していく」 僕らの学習帳 vol.060

「全業界、全企業は「D2C化」していく」 僕らの学習帳 vol.060

教室・放課後では、日本でのD2Cの話や、アメリカのD2Cの現状の話などをしましたが、こちらの学習帳では、D2Cの今後についてお話しします。 筆者が予想する流れは大きく分けて3つあります。 商材の多様化・REコマース・コングロマリットです。 まず、商材の多様化。 今のところD2Cのなかで、多いのが、アパレル、メガネ、スーツケース、マットレス、スキンケア、シャンプーなどの日用品といったところでしょうか。 今後は、食品やドリンクを扱うD2Cブランドが増えることを予測していま

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NikeのD2C化の道のり 僕らの学習帳 vol.059

NikeのD2C化の道のり 僕らの学習帳 vol.059

教室と放課後では、大手ブランドがD2C化するために必要なことをお話ししていますが、学習帳では、実例に沿ってお話ししていきます。 D2C化している大手ブランドの代表格がNikeです。 大手ブランドがD2C化するための第一の関門が、組織内の意識改革ですが、Nikeはそれを"Nike Direct"という組織を新しくつくることで、突破しようとしています。 従来のブランド内の組織を変えるのではなく、新しくつくってしまうという方法です。そうすれば、組織内の文化もある程度は、新しく

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D2Cを中心とするエコシステムの誕生 僕らの学習帳 vol.058

D2Cを中心とするエコシステムの誕生 僕らの学習帳 vol.058

2008年にD2Cの第一世代が、アメリカで誕生した。それが、Bonobosというブランドでした。 SHOPPING FOR CLOTHES IS PAIN. WE'RE HERE TO MAKE IT PAINLESS, AND MAYBE EVEN FUN. (服をえらぶのって、ツライ。だから私たちは、服選びのツラさを無くしました。そして、それよりもタノシイものへ。) -Bonobos Homepage この2008年からD2Cという文化は、アメリカでスタートし、そし

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D2Cのマーケティングフレームワーク 僕らの学習帳 vol.057

D2Cのマーケティングフレームワーク 僕らの学習帳 vol.057

教室と放課後の方では、リアル店舗の話やD2Cのビジネスモデルの3タイプについてお話ししていますが、学習帳の方では、テキストだからこそ説明できる部分をお話ししたいと思います。 それが、マーケティングのフレームワーク、4Pから4Eについてです。 かつてのブランドは、Product(商品)、Price(値段)、Promotion(プ広告)、Place(場所)の4つのPが重要だと説明されてきました。 しかし、D2Cでは、それが変化して4つのEになったのです。 ・Product

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エバンジェリストを増やすという戦略 僕らの学習帳 vol.056

エバンジェリストを増やすという戦略 僕らの学習帳 vol.056

ブランド・メーカーが成長するために必要なものといえば、優秀な社員・強いクリエイティブ・資本など、社内のリソースが一般的だと思います。 しかし、D2Cは、自分たちの成長に必要なことは、顧客だと考えています。 これは、お客さんのおかげでブランドがあります、というようなビジネス上のメッセージではなく、実際にお客さんの存在によって、ブランドが成長するのです。 かつてのブランドは、お客さんに買ってもらうことをゴールだと考えていました。しかし、D2Cはお客さんがエバンジェリスト(伝

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購入してもらって、関係が始まる 僕らの学習帳 vol.055

購入してもらって、関係が始まる 僕らの学習帳 vol.055

かつてのブランド、メーカーは、プロダクトを作って、売る。それをお客さんが買う。このように役割が固定されていました。 その時代において、ブランドの目標は、お客さんに買ってもらうことでした。お客さんが購入にまでたどり着けばゴールだったのです。 しかし、D2Cの考えかたは違います。D2Cブランドのゴールは、「顧客の成功」です。決して「顧客の購入」ではありません。 そこでブランドは、購入した後のサポートを充実させます。どんな商品でもサービスでも、買ってすぐはその使い方がベストな

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Warby Parkerの9回のメールの秘密 僕らの学習帳 vol.054

Warby Parkerの9回のメールの秘密 僕らの学習帳 vol.054

今回のテーマは、「他人」ではなく「友人」に売るということですが、D2Cが販売する相手は、もちろん他人ですが、その他人を「友人」のように扱えるかどうかがポイントとなってくるのです。 ここでは、Warby Parkerというメガネブランドを紹介します。このブランドの登場以前は、メガネのオンライン販売など不可能だと考えられていました。 試着・レンズの調整・視力検査など、メガネの購入にはたくさんの手続きが必要だからです。これらをオンラインでやろうと思ったら、ブランドにもお客さんに

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情報が対称な時代のブランド 僕らの学習帳 vol.053

情報が対称な時代のブランド 僕らの学習帳 vol.053

現代の特徴のひとつとして、「情報の対称性」があります。つまり、送る側も受け取る側も、情報の量も質も変わらないということです。 かつては、情報のほとんどは、送る側だけが持っていて、受け取る側は持っていませんでした。だからこそ、みんなテレビを見て、新聞を読んで、情報を求めていたのですね。 この状態を「情報の非対称性」と呼びます。 新聞・雑誌・テレビ。ほとんどのマスメディアがこの「情報の非対称性」を有効につかっていました。そして、僕らが持っていない情報を持っている存在として、権

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刺激的な言葉より、語りかけの言葉 僕らの学習帳 vol.052

刺激的な言葉より、語りかけの言葉 僕らの学習帳 vol.052

第2章の前半では、「世界観」を売るとはどういうことかを説明していきます。それを説明するのに、とてもわかりやすいのが、スーツケースのD2CブランドAwayの創業者の言葉です。 「Awayにおいては、いいプロダクトと悪いプロダクトを分つのは感情だと思っている。そして、なによりコンテクストが重要だ」 ーAway創業者 ジェン・ルビオ 従来のブランドが考える、プロダクトの良し悪しは「機能」だったでしょう。しかし、彼女はそう考えていません。 大切なのは、感情であり、コンテクスト

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D2Cのなにが「ダイレクト」なのか 僕らの学習帳 vol.051

D2Cのなにが「ダイレクト」なのか 僕らの学習帳 vol.051

「パラダイムシフト」という言葉は、世の中の価値観が劇的に変化することです。つまり、D2Cというものが世の中の価値観を劇的に変化させたということでです。 では、どのように変化させたのか。シンプルにいうならば、伝統的なブランドの権威を失墜させた。そして、新興ブランド(D2Cブランド)が主流に躍り出た。 具体的には、2014年に5人の若者によって創業されたCasperというD2Cブランドは、その4年後には売り上げを400億円まで伸ばしました。そしてこのD2Cブランドの急成長が引

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