僕らの学習帳

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いくつになっても、遊びつづける、学びつづける 〜僕らのシリーズを始めます

いくつになっても、遊びつづける、学びつづける 〜僕らのシリーズを始めます

遊びたりない、学びたりない人たちに向けて、遊び・学びつづけていくための「場所」をつくりました。 それが、「僕らのシリーズ」です。このシリーズは、僕らの教室・僕らの放課後・僕らの学習帳の3つがあります。 僕らの教室 COOの子守祐一が、本の内容をわかりやすくまとめています。遊び・学びのきっかけとして、本の知識を伝えています。 本を読みたいけど読めなかった人、新しい知識を学びたい人、本が好きな人、問いを見つけたい人に向けて、お話ししています。 僕らの放課後 CEOの秋

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未知を楽しむための実験 僕らの学習帳 vol.100

未知を楽しむための実験 僕らの学習帳 vol.100

ここまで知らないという状態の価値や、知らないを楽しむための心構えなどをお話ししてきました。それでも、まだ漠然とした状態かもしれません。 いっていることはわかるけれど、具体的に何をしたらいいのかわからない、そう感じる人も多くいると思います。 ということで、ここでは、未知を楽しむための「実験」を紹介します。 面白いと思うものから、興味が湧いたものから初めてもらって、それを少しずつ日々の生活の中に組み込んでいってもらえたら、きっと「未知」をもっと楽しめるようになります。 ・

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「わからない」を抱きしめ生きる 僕らの学習帳 vol.099

「わからない」を抱きしめ生きる 僕らの学習帳 vol.099

知らないというものは、僕らにとって、耐え難い誘惑を放っています。その知らないという状態をはぎ取って、知っているに変えてしまいたい、と。 数多くの民話や神話でよくある定型の1つに、開けてはいけませんと言われたものを開けてしまうものがあります。 鶴の恩返しの奥の部屋をのぞいてしまうのも、浦島太郎が玉手箱を開けてしまうのも、パンドラの箱を開けてしまうのも。 どれもが、僕らが「知らない」の前に立った時に、その誘惑に耐えきれないことを教えてくれます。 古代ギリシャ神話でも、絶世

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失敗こそが成長する機会 僕らの学習帳 vol.098

失敗こそが成長する機会 僕らの学習帳 vol.098

失敗をどう捉えるか。失敗を恥や後悔を生みだすものと捉える文化もあれば、失敗こそが成長のきっかけだと捉える文化もあります。 失敗を恥や後悔を生みだすと考えた文化では、失敗はできる限り避けるべきものになり、そして、起きた失敗は隠すべきものとなってしまうでしょう。 2003年、スペースシャトルのコロンビア号が空中分解し、搭乗員全員が命を落としたいたましい事故の背景には、当時のNASAの文化がありました。失敗を認めようとしない文化です。 そこにあったのは、権威にたてつくのは危険

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ガレノスとヴェサリウス 僕らの学習帳 vol.097

ガレノスとヴェサリウス 僕らの学習帳 vol.097

真実だと思っていたことが間違えていた。当たり前だと信じられていたことが、全くの嘘だった。そんなことはこれまでの歴史でたくさんありましたが、その当時それを疑えた人間はほとんどいなかったことも事実です。 天動説を疑うことも、神が世界を想像したことを疑うことも、今の僕らからしたら当たり前なことも、当時の常識から考えてみれば不可能に近いほどの考えでした。 権威や常識や専門知識に真っ向から反対することはいつの時代もとても難しいものです。 16世期のヨーロッパの医学界にも、当時の常

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「わからない」と認める勇気 僕らの学習帳 vol.096

「わからない」と認める勇気 僕らの学習帳 vol.096

どれだけの人が、素直に「わからない」と言えるでしょうか。職場で「わからない」と言うのは、ある意味で自分の能力の限界を吐露するような意味すら持つ気がして、言えないかもしれません。 たとえば、転職先の最初の仕事で、何気なく聞かれた質問に、わかりませんとさらっと答えられる人などいないのではないでしょうか。 ビジネスの世界で求められているのは、何かを確実に知っていることであり、知らないと言う不確実な状況ではありません。「わかりません」という発言は、「私はこの仕事に相応しくないです

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「知らない」という余白を受け入れる 僕らの学習帳 vol.095

「知らない」という余白を受け入れる 僕らの学習帳 vol.095

デザインや絵画で何も書いていないスペースを、余白と言う。信頼関係のある二人の間の沈黙には、価値があると考える。音楽がなり始めるまでの一瞬の間を豊かに感じる。次のセリフを言うまでの俳優が黙っている時間に、固唾を飲んで見つめる。 僕らは、何もない空間や時間を「余白」と呼び、そこに価値を見出すことができます。にもかかわらず、知識がかけているところ、「知らない」という状態に対しては、恐れや嫌悪感を覚えてしまいます。 僕らがやるべきは、「知らない」を「ない」でとらえるのを止めること

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マントに頼らない成長する思考回路 僕らの学習帳 vol.094

マントに頼らない成長する思考回路 僕らの学習帳 vol.094

知らないことに挑戦しようとする時、知らない職業や仕事に取り組もうとする時、知らない世界へ足を踏み入れようとする時、つまり、未知と既知との境界線に立たされたとき、人は恥ずかしい気持ちになってしまいます。 自分がものを知らないことを思い出し、それがバレることを隠したくなり、その弱さから逃げたくなってしまいます。 さらに、自分の内なる批評家が、容赦ない言葉をあびせかけてくる「お前にそれを行う能力があるのか?」と。 そんなときに、僕らはマントに身を包もうとしてしまいます。肩書き

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禁酒法から学ぶべき教訓 僕らの学習帳 vol.093

禁酒法から学ぶべき教訓 僕らの学習帳 vol.093

1920年代に、アメリカでは禁酒法という法律がありました。全国でお酒の販売を禁じたものです。こんな法律がなぜできてしまったのか。それは、国民の生活に負の影響をもたらすアルコールを根絶しようという考え方でした。 当時のアメリカでも論争はもちろんあったようですが、禁止することでお酒を飲む人がいなくなり、アルコール依存やアルコールがらみの暴力事件などが減っていく、そう考えたのかもしれません。 その考えの通り、お酒の消費量が半減したりとポジティブな効果は確かに存在しました。しかし

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上司が背負うプレッシャー 僕らの学習帳 vol.092

上司が背負うプレッシャー 僕らの学習帳 vol.092

知らないことにぶつかった時、確信が持てない時、つまり、自分の中に不確実性を発見したときに、私たちが何をするか。 それは、専門家や責任者を探すことです。実際に専門家や責任者に質問することもあれば、ネットで調べたりするでしょう。答えを持っているはずの人へ依存する、これが最も頻繁に起きる解決策です。 この専門家への依存はいつから起きているのか考えてみると、実は生まれてすぐに起きています。私たちの多くは、「親」もしくは「保護者」という存在に、人生のほとんどを依存しながら成長してい

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あなたはキツネ?ハリネズミ? 僕らの学習帳 vol.091

あなたはキツネ?ハリネズミ? 僕らの学習帳 vol.091

「キツネは多くの物事を知り、ハリネズミはひとつの大事なことを知る」 ギリシャの詩人が、人間を2種類に分けました。それが、専門知識で劣る人(キツネ)と専門家(ハリネズミ)です。一般的にハリネズミの方がたくさんのことを知っていそうですが、実はキツネの方がより多くのことを知っているという話です。 それを端的に表すこんな話があります。テーマは、専門性がとても重要となる医療の世界です。医療の世界でも、キツネの方が役立つというお話です。 エイズ。この病気について詳しく知らなくても、

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