僕らの学習帳

147
固定された記事
いくつになっても、遊びつづける、学びつづける 〜僕らのシリーズを始めます

いくつになっても、遊びつづける、学びつづける 〜僕らのシリーズを始めます

遊びたりない、学びたりない人たちに向けて、遊び・学びつづけていくための「場所」をつくりました。 それが、「僕らのシリーズ」です。このシリーズは、僕らの教室・僕らの放課後・僕らの学習帳の3つがあります。 僕らの教室 COOの子守祐一が、本の内容をわかりやすくまとめています。遊び・学びのきっかけとして、本の知識を伝えています。 本を読みたいけど読めなかった人、新しい知識を学びたい人、本が好きな人、問いを見つけたい人に向けて、お話ししています。 僕らの放課後 CEOの秋

4
喪失との向き合いかたは人それぞれでいい 僕らの学習帳 vol.149

喪失との向き合いかたは人それぞれでいい 僕らの学習帳 vol.149

喪失との向き合いかたを考える時に大事なことは、正解はないということです。 喪失の体験は人それぞれ違います。失ったものも、失ったものとの関係も同じものは一つとしてありません。たとえば、配偶者を病気で失ったという客観的な事実が同じであったとしても、その喪失体験は本人以外には体験できないものです。 まず、喪失と向き合う時に、この事実を忘れないことがとても大事です。つまり、喪失との向き合いかたに正解はありません。 たとえば、リアクションが人によって異なりそうなものの一つに「遺人

15
悲嘆との向き合いかたを考える 僕らの学習帳 vol.148

悲嘆との向き合いかたを考える 僕らの学習帳 vol.148

大切な人を失った時の、悲しみ、嘆きの感情は、とても激しいものです。その激しさは、人の命を奪うことすらあります。 過去の有名な例では、俳優の津川雅彦さんやミュージシャンの内田裕也さんが、奥さんを亡くされてから1年経たずに、逝去されています。お二人とも後を追うようにと言えるタイミングとなってしまいました。 事実、配偶者を失ったあとの死亡リスクが高くなることがカリフォルニアでの研究調査で明らかになっています。 夫婦1万2522組を対象とした23年間の追跡調査で分かったのは、配

17
わかりあえないことから、はじめよう 僕らの学習帳 vol.147

わかりあえないことから、はじめよう 僕らの学習帳 vol.147

私たちはとっくにバラバラの社会を生きている。それなのに、それに気づかないふりをしてしまっている。 バラバラの社会と言ってしまうと、不安定で争いの絶えない社会をイメージしてしまうかもしれない。しかし、そういうことではなく、ただバラバラ、それだけです。 いい意味でも悪い意味でも、事実として社会はとっくの昔にバラバラになっているんじゃないか、そう考えると身の回りのいろんなことに納得がいきます。 同じ商品が爆発的に売れることも、同じテレビ番組をみんなが見ていることも、ブームやト

33
性差が激しいという日本語の弱点 僕らの学習帳 vol.146

性差が激しいという日本語の弱点 僕らの学習帳 vol.146

前回は、日本語には褒め言葉が少ないという弱点について紹介しましたが、日本語の弱点は他にもあります。 その1つが、性別による差が大きすぎるというものです。つまり、男性が使う日本語と女性が使う日本語が大きく異なるというものです。 不思議な話ですよね。同じ日本語を使っているはずだから、性別が違っても使う言葉が変わるわけがありません。日本語はいつだって同じ日本語のはずです。 しかし、実際に日本語を見ていくと、そんな単純な話ではないことはよくわかります。男性の使う日本語と女性の使

39
日本語には、褒め言葉が欠けている 僕らの学習帳 vol.145

日本語には、褒め言葉が欠けている 僕らの学習帳 vol.145

日本語には、褒め言葉がありません。0と言ってもいいくらいありません。 そんなはずはない。えらい、素晴らしい、よくがんばりました、よくできました、いい感じ、など褒め言葉はたくさんあるじゃないか、と思われるかもしれません。 たしかに、これらも褒め言葉ではありますが、どの言葉も対等ではない関係性で使われるものばかりです。 目上の人間から目下の人間へとその頑張りを褒め称えるものか、その逆に下から上へと敬意を示すようなもののどちらかです。つまり、日本語の褒め言葉には、上下関係の意

19
人間らしさの本質は、「無駄」にあった? 僕らの学習帳 vol.144

人間らしさの本質は、「無駄」にあった? 僕らの学習帳 vol.144

私たちはドラマや映画を見ながら、あの役者は演技が上手い・あの役者の演技はわざとらしい、とよく言ってしまいます。 でも、そこで、その演技の上手い・下手はどこで決めているのですか?なんて聞かれたら、きっと言葉に詰まってしまいます。 いったいどこで判断しているのだろう?演技がうまいとはどういう状態を表すのだろう?その答えの一つが(あくまでも一要素です)その演技に「無駄」があるかどうかです。 無駄、工学者がよく言うところの「ノイズ」であり、認知心理学で言う「マイクロスリップ」の

23
結局、コミュニケーション能力ってなんだろう? 僕らの学習帳 vol.143

結局、コミュニケーション能力ってなんだろう? 僕らの学習帳 vol.143

「コミュ障」という言葉がはやったのは、コミュニケーション能力が低ければ、それは「障害」になってしまう社会だということを、意味していました。 ただ、ここで言われている、コミュニケーション能力が低いとはどういう状態なのでしょうか。改めて考えてみると、コミュニケーション能力というものの説明はとても難しいものです。 たとえば、就職活動の場面。ここ数年、コミュニケーション能力の高い学生が求められているということは、よく言われています。そのために、グループディスカッションや面接などが

29
特別をあきらめる。普通を楽しむ。 僕らの学習帳 vol.142

特別をあきらめる。普通を楽しむ。 僕らの学習帳 vol.142

何者かになりたい、と思ったことはありますか?もしくはもっとシンプルに、周りと違う自分でいたい、特別でいたい、と。 この何者かになるためには、たとえば歴史的な発見をする、偉業を残す、大きな成功を収めるなどの、方法が考えられます。そして、そのために努力をしている人もきっとたくさんいるでしょう。 その一方で、「特別」になるためのもっとも簡単な方法は、なんでしょう。 それは、問題行動を起こすことです。たとえば、非行に走る、問題行動を起こす、事件を起こすなどです。これらの行動はそ

24
宇宙に所属しているなんて言われても… 僕らの学習帳 vol.141

宇宙に所属しているなんて言われても… 僕らの学習帳 vol.141

「安心してください、あなたはこの宇宙の一員なのです」 そんなことを言われても、1つも安心できないどころか、怖くなって逃げだしたくなりますよね。この人は私を騙そうとしているのではないか、そう考えてしまうのが普通の感覚だと思います。 人は誰しもが、どこかの共同体に所属しながら生きています。家族、学校、職場、地域、部活動、サークル活動、ゼミ、行きつけのお店、地域など。そして、この共同体から離れては生きていくのも難しいです。 たとえば、地域の活動の中で、そこにうまく馴染めないと

17
自分の弱さが、敵をつくる 僕らの学習帳 vol.140

自分の弱さが、敵をつくる 僕らの学習帳 vol.140

あなたの人生に「敵」はいますか? あんな奴いなければよかったのに。こいつのせいで。。。もしあいつがいなかったら、自分は。そんなふうについつい考えてしまう存在。それが人生の敵かもしれません。 では、この「敵」という存在はどこからやってくるのでしょうか? アドラー心理学では、この敵を生み出しているのは、自分自身だと考えます。つまり、自分自身が選択したライフスタイル、このライフスタイルによって、敵と仲間を分けているのです。 他人を「敵」とみなすポイントを発見しようと思えばい

19