遊びたりない、学びたりない人たちに向けて、遊び・学びつづけていくための「場所」をつくりました。 それが、「僕らのシリーズ」です。このシリーズは、僕らの教室・僕らの放課後・僕らの学習帳の3つがあります。 僕らの教室 COOの子守祐一が、本の内容をわかりやすくまとめています。遊び・学び…
僕らはここまで、デザイン思考を学び、そしてデザイン思考を使って企業を良くし、社会を良くし、経済を動かすことを考えてきました。 その一方で、僕らが抱えている最も重要な問題について語ってきませんでした。 僕らの人生です。 デザイン思考は、何も外側に向けてだけ使えるものではなくて、自分…
政治の分野だけでなく、動物の保護団体や貧困撲滅のために活動している人たち、また教育や医療の現場にも、社会活動をしている人たちが、たくさんいます。 そして、こうやって上げていくと、このような領域は、営利を求める企業が、手をつける所ではないような気がしてきます。 そして、このような活…
パート1のデザイン思考の説明のところで、消費社会から経験社会へと変わってきているという話をしました。そして、デザインの対象が、名詞から動詞へと変わってきているとも。 さらに、僕らは、受動的な消費者から能動的な主体へと変わってきていると。 そうすると、僕らと製品やサービスとの関係、…
デザイン思考を使って、自分の人生のポートフォリオを管理する方法についてお伝えします。 デザインやクリエティブの業界での「ポートフォリオ」という言葉は、過去の自分の経歴や作品のことを指します。ここでも同じように、自分が現在取り組んでいる仕事やプロジェクトの内容などのことを、「ポート…
モノではなく経験をデザインするというのは、端的に言えば、名詞ではなく動詞をデザインするということです。(IDEOの設立者ビル・モグリッジの言葉です) 電話ではなく、電話をかける、電話で話す、という動詞をデザインするということですね。ここには、モノやサービスを使う人の動きがあり、時間が…
飛行機をデザインする、ボールペンをデザインする、オフィスチェアをデザインする、などのように、デザインするという言葉は、基本的にモノに大して使われます。 そして、そのものの外観をどう良いものにするのかを考えるのがデザインの仕事だと考えられています。 それに対して、デザイン思考が対象…
プロトタイプとは、英語で、prototypeと表記します。これの意味は、原型という意味です。ちなみに、この語源について調べてみると、最初という意味のprotosと型という意味のtyposという語が、合わさってできた言葉のようです。 さて、この最初の型という言葉の通り、プロトタイプは製品やサービスが完…
まず、デザイン思考の考え方について重要なものが、分析・総合と発散的思考・収束的思考の4つです。 分析とは、複雑なものを簡単な部分に分けることで、総合はその逆のプロセスです。つまり、分けたものを、1つにまとめることです。 ものすごいざっくり言うと、カレーを、ルーと水と人参とじゃがい…
デザイン思考の大切な考え方の1つに、「人間中心のデザイン」というものがあります。それは、人々の望んでいるものをさぐりだし、それを与えることが大切という考え方です。 これは、あまりにも当然すぎます。そして、当然すぎるせいで、いまさら言われる必要はないと思うかも知れません。 ただ、そ…
「デザイン」と「デザイン思考」は全く違います。いくぶんか共有しているものもあるので、同じデザインという言葉が使われていますが。それでも、「デザイン」と「デザイン思考」とは全く違います。 そもそも、守備範囲が圧倒的に違います。「デザイン思考」は、この世界のあらゆるものに向けることが…