遊びたりない、学びたりない人たちに向けて、遊び・学びつづけていくための「場所」をつくりました。 それが、「僕らのシリーズ」です。このシリーズは、僕らの教室・僕らの放課後・僕らの学習帳の3つがあります。 僕らの教室 COOの子守祐一が、本の内容をわかりやすくまとめています。遊び・学び…
ー己の欲せざるところ、人に施すことなかれ(自分がされて嫌なことは、人にしてはいけません) 子どもの時にこんなふうにアドバイスを受けたことがある人も多いかもしれません。しかし、このアドバイスが常に成り立たないことは経験上、はっきりしています。 なぜなら、私とあなたは別人で、同じもの…
知能の発達と言われた時に、よく取り上げられるのがIQ、知能指数です。しかし、これだけで本当に知能を測れるとは、言い切れません。 知能というものをIQだけで計測しようというのは、多様な運動能力を競う祭典であるオリンピックで、100メートル走しかとりあげないようなものです。 そこでインテ…
僕らは、目が覚めている状態と眠っている状態、この別々の意識状態を行ったり来たりしながら生活をしています。 インテグラル理論では、この他にもさらに3つの日常的な意識状態を定義しています。全部で5つの日常的な意識状態があるということです。 ただ、それとは別に変性意識状態というものもあ…
2018年に発行されて以来、ベストセラーとなった「ティール組織」という一冊。この本は、新時代の組織として、ティールというものが紹介されています。 実は、このティール組織の理論的な下地となっているものが、今回とりあげている「インテグラル理論」です。 このティールとはなんなのかを、今…
ソクラテス・プラトンの哲学において、よく生きるために必要なものが3つありました。それが「真」「善」「美」です。 インテグラル理論は、この考え方を継承し、この3つの領域を統合的(インテグラル)に思考することこそが、よく生きるために重要であると考えました。 この「真」「善」「美」を、…
人類は影響力を高める方法を発明してきました。文字や言葉、それを印刷して、電波に乗せて、インターネットに乗せて。より速く強く、遠くに影響力を及ぼす方法を考えてきました。 このまま技術が進歩していった先の未来は、どのような方法が考えられるでしょうか? 1つの考え方として、効率を考えて…
集団の意見が正しいと考えている人はどれくらいいるでしょうか?集団の意見が間違いのもとだと考えている人は? 1907年のイギリスで、雄牛の重量あてコンテストが開かれました。800人の参加者が小さな紙切れに、雄牛の重さの予測をしたのです。この800人の予測の平均値を出してみると、実際…
2004年に公開された映画「サイドウェイ」は、カリフォルニアのサンタバーバラという地方のワイナリーを舞台にしたものでした。この映画のヒットによって、サンタバーバラのワインの売り上げは急上昇したのです。 それだけであれば、マスコミの影響のつよさの話で終わるのですが、それと同時に、話…
2011年9月14日、アメリカ同時多発テロ事件の3日後、ダウンタウンエリアを歩いていた筆者の近くを、中年男性が突然走り始めました。どうやらパニック状態のようです。 それを見た周りのニューヨーカーたちも、何かが起きたに違いない、そう判断して中年男性につられるように走り出しました。も…
知らないことを指摘されたら、それを知りたくなってしまうのが人間の性というものです。 「知る人ぞ知るガーデニングに夢中な10人の有名人」 「実は鼻を整形していた3人の政治家」 「あなただけが知らないラインの使い方」 などなど。 クリックを誘導させる記事やバナーはこういった言葉がよく並…