僕らの学習帳

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いくつになっても、遊びつづける、学びつづける 〜僕らのシリーズを始めます

いくつになっても、遊びつづける、学びつづける 〜僕らのシリーズを始めます

遊びたりない、学びたりない人たちに向けて、遊び・学びつづけていくための「場所」をつくりました。 それが、「僕らのシリーズ」です。このシリーズは、僕らの教室・僕らの放課後・僕らの学習帳の3つがあります。 僕らの教室 COOの子守祐一が、本の内容をわかりやすくまとめています。遊び・学びのきっかけとして、本の知識を伝えています。 本を読みたいけど読めなかった人、新しい知識を学びたい人、本が好きな人、問いを見つけたい人に向けて、お話ししています。 僕らの放課後 CEOの秋

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刺激的な言葉より、語りかけの言葉 僕らの学習帳 vol.052

刺激的な言葉より、語りかけの言葉 僕らの学習帳 vol.052

第2章の前半では、「世界観」を売るとはどういうことかを説明していきます。それを説明するのに、とてもわかりやすいのが、スーツケースのD2CブランドAwayの創業者の言葉です。 「Awayにおいては、いいプロダクトと悪いプロダクトを分つのは感情だと思っている。そして、なによりコンテクストが重要だ」 ーAway創業者 ジェン・ルビオ 従来のブランドが考える、プロダクトの良し悪しは「機能」だったでしょう。しかし、彼女はそう考えていません。 大切なのは、感情であり、コンテクスト

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D2Cのなにが「ダイレクト」なのか 僕らの学習帳 vol.051

D2Cのなにが「ダイレクト」なのか 僕らの学習帳 vol.051

「パラダイムシフト」という言葉は、世の中の価値観が劇的に変化することです。つまり、D2Cというものが世の中の価値観を劇的に変化させたということでです。 では、どのように変化させたのか。シンプルにいうならば、伝統的なブランドの権威を失墜させた。そして、新興ブランド(D2Cブランド)が主流に躍り出た。 具体的には、2014年に5人の若者によって創業されたCasperというD2Cブランドは、その4年後には売り上げを400億円まで伸ばしました。そしてこのD2Cブランドの急成長が引

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人工知能が持つべき目標とは 僕らの学習帳 vol.048

人工知能が持つべき目標とは 僕らの学習帳 vol.048

人工知能に目標を持たせられることに成功したとして、その目標は一体何にするべきなのか?という問題について考えてみましょう。 たとえば、より良い世界を目指すために、人工知能を使うべきだという主張は正しいように聞こえますが、そのより良いというものは、一体誰が決めるのでしょうか? アドルフ・ヒトラーが描いたより良い世界、とキリストが描いたより良い世界と、あなたが描いたより良い世界は、おそらく一致しないところがあるはずです。 そうすると、人工知能の開発を進めれば進めるほど、僕らは

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ビッグチルという宇宙の終わり方 僕らの学習帳 vol.047

ビッグチルという宇宙の終わり方 僕らの学習帳 vol.047

前の章では、超知能が開発された後の世界が、人類にとってどのようなものになるのかを、考えてきました。 ここでは、果たして生命はどれほど長く存在し続けることができるのか、を考えてみたいと思います。 この問題は言い換えるならば、宇宙はいつ終わるのか、です。 つまり、どれだけ超知能が資源を確保して、他の銀河や惑星に移住して繁栄を続けたとしても、「宇宙の終末」は、一つの大きな終わりになってしまうということです。 それはいつやってくるのかはもちろんわかりませんが、およそ数百億年後

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僕らと人工知能に関する12種類のシナリオ 僕らの学習帳 vol.046

僕らと人工知能に関する12種類のシナリオ 僕らの学習帳 vol.046

ここからは、超知能が誕生した1万年先までの未来について話をしていきます。まるでSFのような話になってしまいますが、それでも、理論物理学者が真剣に検討したシナリオです。 ここでは、簡単にですが、全部で12のシナリオを紹介していきます。そして、このシナリオのどれが起こるのかは、もちろんわかっていません。 人類が繁栄するものもあれば、滅亡するものも、人工知能が誕生するものもあれば、誕生しないものもあります。 この中のどれが一番好ましいのかを考えてみて欲しいのです。 自由論者

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人類は、もう2度と失敗を許されない 僕らの学習帳 vol.044

人類は、もう2度と失敗を許されない 僕らの学習帳 vol.044

バグ。それは、コンピューター上のエラーのことで、誤作動のことです。人類は、歴史上このバグを乗りコネあがら進化・進歩してきました。 あらゆるテクノロジーに完璧を想定することは難しいため、事故や失敗から学び、そこに修正をほどこしてきました。 火の発明の後に、安全装置や消火器、非常口、火災報知器、消防署など、火による災害に対処する方法を発明してきました。決してその逆ではありません。 自動車の発明の後に、交通ルールやシートベルト、エアバッグ、オートブレーキシステムなどを発明して

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「学習」こそが僕らのもつ強みだ(った) 僕らの学習帳 vol.043

「学習」こそが僕らのもつ強みだ(った) 僕らの学習帳 vol.043

筆者は知能についても、生命と同様に、シンプルで強力な定義を提案している。それは、「複雑な目標を達成する能力」である。 では、この複雑な目標を達成するための能力とはどんな能力のことなのか。つまり、知能の中にはどのような能力が含まれているのか。 筆者は、その中でも特徴的なものとして、記憶・計算・学習の3つを挙げている。 たとえば、メモ帳に買い物リストを書く、これは情報を保存するための僕らがよく使う生活の知恵です。他にも仕事を頼まれた時に、付箋にメモしてパソコンや机に貼ってお

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設計可能な生命、LIFE3.0 僕らの学習帳 vol.042

設計可能な生命、LIFE3.0 僕らの学習帳 vol.042

ライフとは生命のことで、この生命を筆者は次のように定義しています。 「自身の複雑さを維持して複製できるプロセス」 つまり、自身の状態を維持しながら、それと同じ(ような)ものを複製としてコピーできるプロセスがあるものです。つまり人間などの動物でいえば繁殖、微生物で言えば細胞分裂という風に、方法は違いますが、複製を作ることができるものを生命と呼んでいます。 逆に、コーヒーカップや時計や、スマートフォンは自身の複雑さを維持してはいますが、複製はしてくれませんので、生命ではない

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人工知能よりも、人間のことが、わからない 僕らの学習帳 vol.041

人工知能よりも、人間のことが、わからない 僕らの学習帳 vol.041

50年以上前に、人工知能はどういうものを目指すのか、そして、どのようにして知能爆発が起きるのか。そのヒントとなる言葉を、少し長いけれどここで引用してみます。 1965年にイギリス人数学者のアーヴィング・J・グッドが唱えた、知能爆発に関する次のような主張(中略) 「どんなに賢い人間の知的活動をもはるかに凌ぐことのできる機械を、超知能マシンと定義しよう。 機械の設計はそのような知的活動のひとつなのだから、超知能マシンはさらに優れた機械を設計することができる。 すると間違いな

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次は僕らの番だ。さあ、リープしよう。 僕らの学習帳 vol.040

次は僕らの番だ。さあ、リープしよう。 僕らの学習帳 vol.040

イントロダクションで紹介した5原則を振り返りながら、それぞれの原則について改めて説明したいと思います。 原則1:自社の基盤となっている知識とその賞味期限 自分たちがどういった強みを持っているのか、そしてその知識はいつまで自社の強みとして活躍してくれるのか。 この事実にについて正確に把握することがとても大切ということです。 そして、この把握が甘かった企業として、第1章では、ピアノメーカーのスタインウェイを取り上げました。 彼らは自社が基盤としている、職人技術の賞味期限

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